福井萌矢インタビュー『上手く試合をコントロールしてやりたい距離で戦う』

インタビュー 2023年6月20日

来る6月23日(金)後楽園ホールにて開催します『RISE169』に参戦する福井萌矢の試合前インタビューをお届けします。

 

–Standupで3連勝した後、RISEで2連敗していますがプロとしてのキャリアの流れはどうですか? 
福井 負けるのが嫌だった時期もあったけど、負けを恐れて自分の動きができないと逆に良くないと考えています。


–建武館には何がきっかけで何歳くらいの頃に所属しましたか?
福井 小学生の頃に入りました。周りの友達が建武館で空手をやっていて自分も始めたのがきっかけです。


–実家から建武館は距離的にどれくらいですか?
福井 電車で10〜15分くらいです。


–実際にやり始めてどうでしたか?
福井 痛い思いも沢山したけど逆にそれが楽しくて空手にのめり込みました。


–建武館といえば子供の会員数が多いイメージですが、福井選手が子供の頃から多かったですか?
福井 昔から多かったです。もしかしたら今の方が多いかもしれないです。


–福井選手も指導側に回っていますが、子供に指導するのは自分のプラスになっていますか?
福井 子供にどうやれば分かりやすく伝えられるか考えるので、自分の再確認になっています。技術面を大人と同じように教えても理解できる、できないがあるので工夫して伝えています。


–福井選手の試合の時は子供達の声援がよく聞こえますが力になりますか?
福井 めちゃめちゃ力になります。ありがたい事に皆様一生懸命応援してくれるので、ラウンド中もインターバルも頑張ろうと思えます。


–今回も応援が力になりそうですか?
福井 確実に力になります。

 


–今回の対戦相手の竹内選手をどの様に分析していますか?
福井 パンチも蹴りも手数が多い選手ですね。


–過去に接点はありますか?
福井 ないです。


–現時点でどのような試合になると予想しますか?
福井 1ラウンドからガンガン仕掛けてくると思うのでそれに応じてもいいですし、自分が上手く試合をコントロールしてやりたい距離で戦う事を考えています。


–今回の竹内戦をセコンドの方はどの様に見ていますか?
福井 手数が多く前に出てくる選手だから疲れるので、体力負けしないようにと言われています。


–今回、スタミナ面はバッチリですね。かなり走り込んでいますか?
福井 走り込んだり、サンドバッグのラッシュをしたり、ミットを長い時間打ったり短い時間で凝縮したミット打ちをしたり様々なパターンでトレーニングしています。


–今回の試合を勝つ前提で今年の目標設定はされてますか?
福井 6月、9月、12月と短いスパンで試合をやっていきたいです。


–体重はバンタム級がベストですか?
福井 バンタムがベストです。


–RISEのバンタム級は選手層が厚いですが、ランカーたちの顔ぶれを見てどう感じますか?
福井 良い選手が多いと思いますし、トップランカーの人たちは他団体と比べてもかなりトップの位置にいるので、そこに食い込んでいけるように準備して来年に挑んでいきたいです。


–その中でも戦いたい選手はいますか?
福井 今の所はトップランカーの誰と戦いたいとかはないです。いずれは誰とでも良いよと言えるくらい強くなります。


–2021年の“King of Rookie”で優勝しているのは自信になっていますか?
福井 自信になっています。Stand upの新人王という面でも使命を感じています。


–新空手があってStand upがあってその上にRISEがあるという構図を駆け上がって挑んでいる気持ちはどうですか?
福井 大変ですが自分ならできると思っているので大丈夫です。


–今回の試合では自分のどんなところに注目してほしいですか?
福井 試合自体の支配力とここぞという時の1発のキレに注目して欲しいです。


–最後にRISEファンの皆様にこの試合にかける熱いメッセージをお願いします。
福井 2連敗中で期待されていない部分もありますが、福井は強い選手だと思って貰える様になるのでぜひ応援をお願いします。

 

 

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