宇佐美 秀 メイソン『今回の試合は言える事がないので何も言わないんですけど、とりあえず試合を見てもらえたら分かる』

インタビュー 2024年6月10日

2024年6月15日(土)エディオンアリーナ大阪 第1競技場にて開催されます、RISE WORLD SERIES 2024 OSAKAにつきまして宇佐美 秀 メイソン選手のインタビューを執り行いましたのでお知らせします。

 

 

■宇佐美 秀 メイソンインタビュー

–格闘技のキャリアという部分では空手が始めになるかと思いますが、空手自体は何歳からスタートしたんですか?

メイソン 幼稚園の年中くらいです。

 

–空手では新極真や新空手の大きな大会でも優勝されていると思うのですが、その後にキックボクシングやボクシングへと種目を変えていったんですか?

メイソン そうですね。空手をやっていて、色んな大会に出て優勝してやる事が少なくなってきたので、キックボクシングに行ってボクシングという形になりましたね。

 

–ある程度空手を極めて相手もいなくなってきたというところで、キックやボクシングの方で試合をやっていったような形ですね。

メイソン そうですね。

 

–それは幼少期の頃から強くなりたいという思いがあったんですか?

メイソン はい。僕は小さい時から仮面ライダーとかが好きで、強くなりたいっていう思いだけで空手を始めました。

 

–ヒーローみたいなところに強さの憧れがあったんですね。

メイソン そうですね。

 

–ヒーローからやんちゃをしていた時期もあったかと思うのですが、その間も格闘技の練習はしていたんですか?

メイソン 中学校の時はやっていたんですけど、中学を卒業してからはやっていないですね。

 

–その後カナダに留学されたんですか?

メイソン そうです。それで20歳の頃に日本に帰ってきて、ちょっとしてからまた格闘技を始めました。

 

–それはまた格闘技をやりたいと思うきっかけがあったんですか?

メイソン 日本に帰ってきてすぐにお兄ちゃんの試合を見に行って、それでお兄ちゃんが勝った時にすごいかっこいいなと思ったので、真面目にやってたら自分もこんな風になれてたんだろうなと思ったので、もう1回真面目に頑張ろうと思って格闘技を再開しました。

 

–その時お兄さんはまだボクシングをやられていた時ですか?

メイソン 僕が帰ってきた時はお兄ちゃんは総合の試合をしていました。

 

 

–MMAの練習も企画でやっていたと思うのですが、そこからキックをまずはやりたいと思ったのはどういった心境だったんですか? 

メイソン 最初は企画で総合をやっていたけど、その最後に負けてしまって、やっぱり立技が得意だったのでもう1回立技の方をやってみようかという事で、キックボクシングをまた始めました。

 

–ちなみにRISEの大阪大会まで約10日と迫ってきましたけれども、コンディション自体はいかがですか?

メイソン バッチリです。最高です。

 

–まだまだ追い込みをしているような状態ですか?

メイソン もちろんですね。僕は大体試合の1週間前まできっちり追い込むので、まだ追い込みです。

 

–具体的には1日どれぐらい練習しているんですか?

メイソン 毎日3部練ですね。

 

–濃密に3部練をやっているような感じですか?

メイソン 大体そんな感じです。

 

–減量自体は問題なく進んでいますか?

メイソン 問題なく進めています。

 

–試合に向けて気持ちは高まっているような状態ですか?

メイソン そうですね、高まっています。

 

–会見で中野選手と対峙した時に「特に印象はない」という様なことを仰っていましたけど、それは今も変わらない印象ですか?

メイソン 変わらないですね。

 

–ファイターとしての中野選手という部分に興味があったりしますか?

メイソン 正直ないです。

 

–それでは試合に関して、警戒している部分はありますか?

メイソン もちろんそれは何箇所かあるんですけど、その対策もやっているので問題ないです。

 

–ある程度イメージ通りに練習ができていて、試合に挑めるような感じですか?

メイソン そうですね。

 

–会見の時に、宇佐美選手はスピード、中野選手はパワーと言うようなワードも出ていましたが、具体的にどんな試合展開を想定していますか?

メイソン 今回の試合は言える事がないので何も言わないんですけど、とりあえず試合を見てもらえたら分かると思うので試合を見ておいてください。

 

–ちなみに今回中野選手をクリアしたとして、RISEで他に闘いたい選手はいますか?

メイソン あまり選手を知らないので分からないです。

 

–ちなみにベルトも特に興味がない様な発言をしていましたが、そこについても特に変わらずですか?

メイソン 変わっていないですね。

 

–単純に強い選手とこれからもどんどん試合をやっていきたいという様な感じですか?

メイソン ただ単に強い選手とやって、世界一目指して頑張っていこうという感じです。

 

–そういった部分では今RISEはGLORYと交流していて、試合を組まれたりしていますがそこについては興味はありますか?

メイソン そうですね。面白いと思います。

 

–海外進出や、海外の強い選手と闘いたいっていう希望はあるってことですね。

メイソン 強い選手となら誰とでもやりたいので希望はあります。

 

–そこは団体問わず試合をしていきたいという様な感じなんですね。

メイソン はい。

 

–一昨年の年末に巌流島でデビューして、そのデビューから振り返ってみて今までのこの道のりはどうですか?

メイソン すごい頑張ってきたなと自分は思います。

 

–順調ですか?

メイソン 自分の計画は順調ですよ。巌流島の時に比べたら、今は比べ物にならないくらい強くなっているので順調だと思います。

 

–今回はRISEのチャンピオンとの対戦ですが、国内レベルのチャンピオンであればもう自分の敵じゃないってくらいの気持ちがあるんですか?

メイソン もちろんです。通過点っていう風に自分は思っています。

 

–中野選手は左フックが非常に強い選手だと思うのですが、この左フックについてはどう思いますか?

メイソン 左フックはもちろん強い選手だと思います。でも、その対策もやっているので当たらないようにはします。

 

–あとRISEにはオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)があるんですけど、OFGMでの闘いには興味はありますか?

メイソン 元々MMAでずっとオープンフィンガーでやっていたので、できないことはないですけどね。あまり興味はないですね。

 

–じゃあ通常のボクシンググローブのキックボクシングルールで世界の競合と闘っていくというのが、自分としてはやりたい方向性ということですね。

メイソン はい。

 

–今最も力を入れている練習はありますか?

メイソン 全部の練習に力を入れて頑張っているんですけど、自分的にはフィジカルと技術練習ですかね。

 

–フィジカルに関しては元々空手をやっていたから強うそうですね。

メイソン 僕は元々ひょろひょろだったしそんなに強くなかったので、今凄いフィジカルを頑張っているって感じです。

 

–自分の苦手だと思っている部分を克服して、パーフェクトに近づいている感じですかね?

メイソン 自分の苦手な部分はないです。全部に対応していきます。

 

–ズバリ今回の試合、フィニッシュは決まりますか?

メイソン 2Rです。

 

–その理由は?

メイソン 理由なんかないです。2Rで倒れるんで見ておいてください。

 

–そもそもRISEで闘いたかったのか、それともオファーが来たからやってみようと思ったのか、どちらだったのでしょうか?

メイソン 僕は自分自身、どこの団体でも対戦相手が良ければ全然やるっていう気持ちでいつもいるんですけど、今回自分が所属している会社に「こういう話が来ているけどやろうか」っていう話だったので、ぜひやりたいですっていう風にお願いさせてもらいました。

 

–いきなりRISEのチャンピオンと対戦ですけど、やはりそのオファーが来た時に納得できるというかチャンピオンならという感じだったんですか?

メイソン 別にそんなこともないですけど、自分にとってチャンスだなと思ったので、大きい舞台で派手に倒してやろうと思ったので受けましたね。

 

–あとは地元大阪での試合ですが、地元での試合というのはいつもと気持ちが違いますか?

メイソン 前にも1回大阪で試合をしたんですけど、その時にやっぱり大阪は良いなと思ったので、大阪での試合がすごい好きですね。

 

–良太郎さんに教わる上で、宇佐美選手が1番良いなと思っている部分はどんなところですか?

メイソン もちろん技術もそうなんですけど、良太郎さんとはコーチだけじゃなくて選手同士の会話ができるので、色んな相談をしながらやっていけるのが良いところだなと自分は思います。

 

 

–具体的にはどんな相談をした時に、選手同士で良かったなと思いましたか?

メイソン 試合の作戦を練っている時とか、練習法ですね。ここはこうじゃないかとか、相談しながらやっているところですね。

 

–じゃあ中野戦に向けても試合の進め方は話し合っているんですか?

メイソン はい、もちろんです。

 

–お兄さんのパトリック選手もRIZINで近々試合があると思うんですけど、お兄さんとは連絡を取ったり話したりしているんですか?

メイソン ちょこちょこします。でもあまり喋らないですけど。

 

–今回の試合に向けて頑張れよ的な話とかはしていますか?

メイソン もちろんしています。

 

–RIZINでは鈴木千裕選手がキックとMMAの二刀流でやっていますが、メイソン選手は今後MMAをやる予定はないですか?

メイソン 今のところはキック1本でやっているので分からないですけど、MMAも面白そうですけどね。

 

–全く可能性は0ではないという感じですか?

メイソン もちろん可能性は全然あると思いますよ。

 

–最後にファンの皆さまにメッセージをお願いします。

メイソン 大阪で中野選手をぶっ倒すので、ぜひ応援をよろしくお願いします。押忍。

 

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