稲井良弥インタビュー『(RISEのベルトは)ずっと目標だったのでどうしても手に入れたい』
インタビュー 2022年5月26日
メインイベントでウェルター級王座決定戦で中野椋太(誠至会)と対戦する稲井良弥(TARGET)が公開練習を行った。
――公開練習のビッグミットを見させてもらいましたけど、ほとんど息が切れてなかったですね?
稲井 全然余裕です。30秒ぐらいなら。
――調整はバッチりですか?
稲井 そうですね。体重もバッチリです。
――先週TEAM RISEの合同合宿がありましたが、あの合宿が良い刺激になりましたか?
稲井 はい。あの合宿でかなり成長できました。
――具体的にどの辺が成長に繋がりましたか?
稲井 今まで突っ込んでばっかりだったんですけど、それだとカウンターを全部あわせられるような選手ばかりだったので、頭を使ったマスを4日間出来ました。
――前チャンピオンのベイノア選手と一緒に練習する機会があったと思いますが、何か吸収できるものは有りましたか?
稲井 そうですね。はい。
――どの辺を吸収できました?
稲井 ベイノア選手だけで無く、みんな本当にディフェンス力が凄いと思いました。
――試合直前ですけどこれからもどんどんディフェンス力を磨いていきたいと思いましたか?
稲井 そうですね。
――王座決定トーナメント決定戦が目前に控えて参りましたけど、この1戦にむけて強化した部分はどこですか?
稲井 今回初の5ラウンドなので今までで一番走り込みをしました。
――4、5ラウンドに突入する可能性も考えてますか?
稲井 そうですね。もちろん倒すつもりでいるんですけど、5ラウンド攻め続けれる様に準備してきました。
――空位の王座を争う中野選手は現時点ではどう見てますか?
稲井 「上手い選手だなあ」ぐらいですね。
――実際の試合のイメージはついてますか?
稲井 遠い距離が得意な選手だと思うので、自分の得意な近い距離で戦おうと思ってます。
――近い距離が中野選手のウィークポイントという事ですか?
稲井 近い距離が苦手という訳じゃないと思うんですが、僕の方が強いかなって、思ってます。
――中野選手は試合終わっても東京でパーティーの準備をしてるようなんですけど、稲井選手はどうですか?
稲井 勝つことしか考えてないので、パーティの準備はしてないです。
――地元徳島からは今回応援は来ますか?
稲井 そうですね。徳島と東京都合わせて合計100人ちょっとは来ます。
――地元の稲井選手の応援団は今週末かなり盛り上がってるんじゃないですか?
稲井 だと思います。多分。
――地元の声援に背中を押されてる部分はかなり大きいですか?
稲井 そうですね。毎回応援されているというのはデカいです。
――タイトルマッチがDEEP☆KICKに続いて2度目ですが、タイトルマッチだから意識が違うとか有りますか?
稲井 いや、別に今までと変わらないです。
――RISEのベルトに対してはどうですか?
稲井 ずっと目標だったので今回どうしても手に入れたいです。
――所属ジムがRISEの主軸で、中野選手は他団体のチャンピオンという事で、そういう所で自分がRISEのベルトを巻くんだというものは有りますか?
稲井 TARGETは伊藤代表のジムなんでTARGETが負けるわけにはい、そういう気持ちは有ります。
――前回の準決勝でKOを逃がして、そこで修正や反省する部分ってありましたか?
稲井 前回は僕の悪い部分が全部出た試合で、当たれば倒せると思って1ラウンドから振り回してたので、中野選手と戦う前にあの試合が有って良かったなと思います。
――稲井選手の発言を聞いてると強気な感じが伺えるのですが、それを支えるものや原点というのはどういう所にあるんですか?
稲井 難しいですね。負けるつもりは全然ないです。負けは考えてないです。
公開練習の模様はオフィシャルYouTubeチャンネルで配信中