【IBGメディア presents RISE186-RISE 22th Memorial event-】泰良拓也インタビュー

インタビュー 2025年2月17日

2025年2月23日(日)東京・後楽園ホールにて開催されます「IBGメディア presents RISE186-RISE 22th Memorial event-」に参戦する泰良拓也選手のインタビューを執り行いましたのでお知らせします。

泰良 拓也 インタビュー
『(スーパフェザー級は)パッとしない印象があった、掻き乱すだけじゃなくて自分がチャンピオンになる』

 

–RISEに出るのはいつ以来になりますか?
泰良 7年前の藤田大和戦以来になります。

 

–超久しぶりって感じですね。
泰良 久しぶりすぎて「初参戦おめでとう」みたいなDMが来たりするんですけど、元々RISEに出てるんですよ笑。

 

–元々RISEファイターだったけれど、他の団体でチャンピオンになって活躍していた事で、RISEに出ていたことを忘れられていたってことですね。
泰良 そうですね。だからずっとTwitterとかインスタのプロフィールのところに『RISEファイター』って書くくらいRISE愛があったんですけど、違う団体のチャンピオンになって、その肩書を書いたタイミングでRISEファイターを消したんですよね。チャンピオンになる前までは、『RISEフェザー級何位』って書いたりもしていたんですけど全て忘れられました。

 

–もう一度再構築するということになりますね。
泰良 RISEファイターとして、RISE愛もあってずっと試合に出たかったので頑張ります。

 

–今度の試合で、そのRISE愛を爆発させる自信はありますか?
泰良 7年ぶりだし、最後RISEで負けたのも後楽園ホールだったので、そこから強くなったということを見せられる自信があります。最後にRISEに出たのが2018年3月の大会だったんですけど、“2017年はルーキーズリーグ”っていうのに出ていたんですよ。それで年末にランカーに勝ってランキング入りして、1発目が藤田大和選手で負けてしまいました。ランカーになって1発目の試合でまだまだ全然弱かったんですけど、そこから7年間しっかりキャリアも積んだので、強い姿を見せられるんじゃないかなと思います。

 

–まさにその7年前となると、及川道場に出稽古に行った時には、元チャンピオンの数島大陸選手はまだ中学生くらいでしたか?
泰良 中学生だったんですよ。数島大陸くんも有井渚海くんも。その頃から2人ともめちゃくちゃ強かったです。

 

–そんなに強かったんですか?
泰良 及川さんに「この子ら中学生だから手加減してあげてね」って言われて、大人だし手加減してあげようと思ったらめちゃめちゃ強かったんですよね。

 

–7年前からその2人が上がってくる事は予感していたんですね。
泰良 強いなとは思っていました。

 

–今度はRISEのスーパーフェザー級戦線に乗り込むわけですが、今のスーパーフェザー級戦線を見てどうですか?
泰良 顔ぶれを見て、強い選手が集まっている割にはそんなに盛り上がっていないなっていう印象があります。1月大会の常陸飛雄馬vsエン・ペンジェーの試合は盛り上がっていたし、面白いなと思ったんですけどパッとしない印象があったので、掻き乱すだけじゃなくて自分がチャンピオンになりに来たので、そのための生贄になってもらおうかなと思っています。

–今回対戦する藤井選手の印象はいかがですか?
泰良 名前や試合も流れてきて見ていたので、名前はちょっと知っているかなっていう感じですね。何でもできるオールラウンダーって感じの印象です。

 

–(藤井は)ボクシング出身という部分は意識されますか?
泰良 特に意識はしていないですけど、僕もパンチが得意なので、パンチでも倒せるんじゃないかなと思っています。

 

–何ラウンドくらいに倒す機会が訪れそうですか?
泰良 1ラウンドくらいですかね。倒れると思いますよ。

 

–フィニッシュブローまで予告できますか?
泰良 流れになると思います笑。ただ、2年前の20周年のメモリアル大会で、先輩の麻原さんが左フックで倒して大会に花を添えているんですよね。だから同じ左フックで仕留めたらかっこいいなと思ってます。

 

–パウンドフォーパウンド繋がりでという事ですね。
泰良 左フックでKOのタスキを繋げれたらドラマやなと思います笑。

 

–今回の藤井戦を足掛かりに、今年はどこまで行きたいですか?
泰良 伊藤代表が会見で「年内にスパーフェザー級の王座を決めたい」と話していたので、元々は2年くらいで獲りに行けたらいいなとは思っていたのですが、ちょうどチャンピオンも空位になったので、まだ2月なので4試合はできると思うので、ランカー達をどんどん倒していって年末くらいにトーナメントの決勝がある前座くらいでタイトルマッチをやりたいです。あと天心がロッタンと世界タイトルマッチをした、その前座でフェザー級の日本タイトルマッチで森本“狂犬”義久vs工藤政英をやっていたんですけど、その図式で行けたらいいなと思っています。世界最強の61.5kgを決める前座で、60kgの日本一を決める試合ができるところまで狙っていきたいと思います。

 

–今回の1戦はパウンドフォーパウンドの武蔵さんとかTOMOさんは、どういう風に見ていますか?
泰良 先週も練習させてもらったんですけど、「自分の力を出せれば勝てる」と言われているので、自分の先輩達が戦ってきた選手とか自分はどういう人たちと過ごしてきたとか、そこは自信を持って言えるので、自信持ってリングに上がりたいと思っています。

 

–関西ではどの辺を拠点に活動しているんですか?
泰良 練習は和泉市にあるBEAST GYMという所で練習しているんですけど、3年くらい前に原口選手と戦ったロンペットという選手がそこのトレーナをしているんですけど、そこで見てもらっています。

 

–今回もロンペットさんがセコンドに付くんですね。
泰良 心強い味方です笑。

 

–今回の泰良さんの口調からしたら、ものすごくモチベーションの高さを感じますね。
泰良 今年は絶対にRISEのベルトを獲るって、スーパーフェザー級のベルトを獲るって決めて過ごしてきて、ちょうど1月23日くらいに話をもらって試合が決まって、「流れが来てるな」って思ったんですよね。3月は流石にエルドラドに出れないし、出れて4月ってなったら3試合しかできないなって思ったんですよ。だから2月に試合が決まったのは、流れが来ているなと思ったんですよね。

 

–RISEを離れてからの7年間は決して無駄ではなかったということを、今回証明することになりますか?
泰良 間違いないです。相手はボクサー出身で、RISEで最後に負けた藤田大和もボクサーなので、以前との違いを見せられたらなと思います。

 

–最後に泰良選手のRISE愛をぶちまけてください。
泰良 デビューする前から、ずっとRISEのベルトを獲りたいと目標にしてやってきました。途中は違う道も歩んだんですけど、RISEという舞台に戻ってきて、自分の中でRISEのベルトを獲るってうのは、獲らずに現役選手を終えるっていうのは考えられなかったので、絶対にRISEのベルトを獲ります。またそこから新しい自分をRISEで見せていけたらなと思っています。

大会情報はこちら