【ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO】記者会見レポート
大会情報 2025年7月2日
都内にて「ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO」の追加対戦カードを5カードを発表。
会見では本日発表された花岡竜、塚本望夢、麻火佑太郎、YURAのほか、すでに発表している政所仁vs. 那須川龍心、 白鳥大珠が登壇し試合への意気込みを語った。
▼SuperFight! スーパーフライ級–53kg)3分3R延長1R
政所 仁(魁塾/同級1位、RISE NEW WARRIORS スーパーフライ級トーナメント優勝)
那須川龍心(TEAM TEPPEN/第3代RISEフライ級王者)
◇政所仁の質疑応答とコメント
「龍心とはプライベートでも仲良かったりするんですが試合では関係ないので。僕がいる以上は上に行けないというのをわからせたいと思います」
ーー対戦相手のファイターとしての印象は?
「若いし成長速度もスピードも速い。全体的になんでもできるなって印象ですね」
ーー龍心選手からマイクで指名を受けたときの感想は
「また階級下の選手から上がってきた選手かと思った。どうしたらベルトに近づけるか考えたんですけど、ランキング下の選手と今はやる意味がないと思っていて、それなら下の階級の王者とやって実力をまた証明できれば近づけるかなと思って受けましたね」
ーーこの野郎とは思わなかったか
「いつかやると思っていたので。ムカつくとかは特にない。それはフライ級の前王者とやってときに終わっていたので」
ーー仲の良い相手との試合としては風音選手との試合がありましたが、あの試合よりはやり易い?
「風音戦を経験しているので問題はないですね」
ーー龍心選手に先輩として試合を通して教えたい事はありますか?
「教えたい事は特にないんですけど、先輩風は吹かせたいなと思ってます」
ーーカード発表の際は「龍心は普段可愛いので試合でも可愛がってあげよう」と言っていたが龍心選手の可愛いと思ったエピソードはあるのか
「ニコニコしていて可愛いんじゃないですかね。一緒に一番くじとか引いたりしてめちゃくちゃ喜びあった仲なので。子供ごごろが残っていて可愛いですね」
ーー試合ではどの様に可愛がるイメージを持っているのか
「たまにヨシヨシしても良いのかな。でも圧倒して、色んな技を見せて可愛がってあげたいなと思います」
ーー前回の数島選手との試合に続き階級下の選手との対戦になりますが、その辺でも今回は差がでそうな試合と思っているか
「前回は差を見せて勝とうと思ったんですが接戦になってしまった。僕はあんなもんじゃないっていうのは自分でわかっているし、前回は噛み合わなかった。今回は前の試合で吹っ切れた感じがあるし、僕はこの階級が一番レベルが高いと思ってやっているのでその差を見せたい。龍心が勝てば次にタイトルマッチが組まれると思うんですけどそれはないので。僕が勝ってタイトルマッチはやりすぎて飽きてるかもしれないですけど、リベンジは絶対にしたい。隣のチャンピオンが遊んでる間に近づいて倒しにいきたいと思っています」
◇那須川龍心の質疑応答とコメント
「大阪や東京で一緒に練習したり仲良くさせて貰っている先輩なんですけど、ここでぶっ倒して花岡選手に挑める様に圧倒的な勝ち方をしたいと思っていますので応援よろしくお願いします」
ーーーー対戦相手のファイターとしての印象は?
「凄い一撃があって蹴りもパンチもまともに貰ったらダメだとうなって思いますね」
ーー階級を上げる事でフィジカル的な準備は進んでいるか
「そこは特に考えていなかった。今回は期間が1か月しかないので。そこの部分は今後の課題ではあると思うので、これが終わってからゆっくりやっていこうと思います」
ーー政所選手とはスパーリングも行っていたそうですが手の内は見せていたのか
「ガチのスパーリングはやっていないし、やったのはかなり昔なのでお互いにむちゃくちゃ進化していると思う」
ーー前回の試合の後に政所選手の名前を出した意図は
「階級を上げて一発目で上位ランカーとやれたら嬉しいなって感覚ですね。それが53kgのベルトへの最短距離だと思ったので」
▼SuperFight!オープンフィンガーグローブマッチ −54kg契約 3分3R延長1R
花岡竜(橋本道場/第3代RISEスーパーフライ級王者)
塚本望夢(team Bonds/フライ級3位、初代DEEP☆KICK −51kg王者)
◇花岡竜の質疑応答とコメント
「OFGをやった事はあるんですけどRISEでは初めてなので、新しい花岡竜のスタイルを見せれると思うし楽しみにして貰えればと思います」
ーーーー対戦相手のファイターとしての印象は?
「自分とスタイルが似てる選手かなと思います。テクニックもスピードもあるという印象です」
ーー那須川龍心選手が階級を上げてきた事に対してはどう思っていますか?
「(政所戦)をクリアしたらやると思っているので待ってます」
ーーOFGの試合は3年前になるがやってみての感想は?
「自分に向いているなと思いました。自分はパンチスピードも速いしステップもできる。攻撃はまず貰わないし自分の攻撃も当てれるので楽しかったイメージがある」
ーー次の防衛戦をクリアすれば来年までには世界タイトルに挑戦という伊藤代表の発言もあったが
「本当に相手がいないので、相手が決まるまで遊んで試合を組んで貰って、しっかり防衛して世界王者になろうと思います」
ーー世界タイトルマッチを見据える中で、ここでOFGマッチを挟む意義についてはどう考えているのか
「OFGにはびっくりしたが、僕が日本人とやりたいと言っていたし、試合感覚を空けたくないと言っていたので組んで貰えたのかなと思っている」
◇塚本望夢の質疑応答とコメント
「試合まであと1か月、全身全霊で全てをかけてぶっ倒してグチャグチャにしてやろうと思ってます」
ーーーー対戦相手のファイターとしての印象は?
「なんでもできて小技が上手いなと思います」
ーーこの試合の結果により階級を上げる事も考えているか
「フライ級のベルトをずっと狙っている。フライ級とスーパーフライ級のどっちもできるので、この試合に勝ってもどちらも狙ってこうと思っています」
ーーここでOFGマッチの試合を受けた理由は?
「散髪行って日サロ言って寝てたんですよ。そしたら父親から『花岡竜とやるか』って電話があって、『やるわ』って電話を切ったあとに、え、花岡とやるんって感じでしたね。それでジムに行って『ルールなに』って聞いたら54㎏のOFGだったんですけど、やってくれるんならやるわって感じですね」
ーー花岡選手から『防衛戦までは遊んで』という話もありましたが
「僕が勝ったらタイトルマッチやらせて貰えるんですか?僕はどってでも良いんですけど?」
(伊藤代表)「まずはフライ級に行きましょう」
(花岡)「僕は負ける様な事があったらダイレクトでタイトルマッチでも良いんですけど」
「とりあえずベルトが欲しいので勝ったらタイトルマッチをお願いします」
▼SuperFight! スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R
白鳥大珠(日本/TEAM TEPPEN/第5代RISEスーパーライト級王者)
アンディ・ターランド(イングランド/Tornado gym/ISKA フリースタイルルール 世界ウェルター級王者)
◇白鳥大珠の質疑応答とコメント
「今回はチャンピオンになって第一戦でチャンピオンの価値を問われる試合になると思う。なので今回はRISEのチャンピオンの強さを見せたいと思います。相手はレジェンドのジェロム・レ・バンナと試合が決まりました。当時見ていた世代としては必ず超えたいと思っているので、また前回の試合から強くなった姿を見せたいと思うので皆さん楽しみにしていてください」
ーー顔が似ているって事ですね…
「僕も思いましたし、DMとかコメント欄でもめっちゃ言われた。確かに似てるなと思いましたね」
ーー対戦相手の印象は?
「欧州式というかコンビネーションも多彩ですし、跳びヒザや跳び蹴りとかアグレッシブルな選手で身体も見るからに強そうだなって感じはあります」
ーー前回のWSで1回戦を戦ったGLORYサイドの選手にはどの様な強さを感じたか?
「解説で見ていたんですけどボボ・サッコ選手を楽しみにしていた。同じサウスポーでベテラン感のある戦い方をしていて上手さはあるなと思って見ていた。もう1つの試合は1Rからファン目線で見ると面白い試合だった。まだ日本で知られていないけど世界には良い選手がゴロゴロいるんだなと感じた。こういった選手とも交わっていきたいと思いましたね」
ーー3月の試合以降でどの辺りが伸びたか
「5月に1か月タイのパタヤで練習してきたんですけど、そこはONEの選手が多くて自分と同階級の選手だったり重い選手が揃っていた。スパーリングがメインだったんすけど振ってくる選手が多くて試合並みの緊張感があった。その中で自分の中での気づきというか、荒々しさは自分の中に足りなかった部分だなと思ったりもした。怖さと言うか、今回も絶対に落とせない戦いなんですけど怖さを見せたいというイメージを持っている。向こうで学んだ怖さを試合でも見せるのでそこも楽しみにしていて欲しい」
ーーただ3月の試合では隣の選手(麻火佑太郎)からダウンを奪われたが
「あのダウンの瞬間誰もが『またやってるじゃん』と思ったと思う。それは自分でもわかってます。でも自分が攻めるイコールのリスクだと思う。まあ、それはもうコリゴリです。(会見で隣に座る麻火に)あれは狙ってたの?」
(麻火佑太郎)「狙ってなくて振ったら当たっちゃって。でも直ぐに立ってきて気持ちが強いなと思いましたね」
「僕がフックで倒されるシーンは皆んな見てると思うんですけど、安心して見れる試合というか、自分の強さをもっと上げれば、倒される前に僕が倒す。それだけです」
▼GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT 3分3R延長1R
麻火佑太郎(日本/PHOENIX/スーパーライト級2位)
エドゥアルド・カタリン(スペイン/Moi Rui & Shsi Team)
◇麻火佑太郎の質疑応答とコメント
「3月にタイトルマッチで敗れてしまってかなり長い期間苦しくてメンタル的にも落ちていた。でもこうして世界と戦えるチャンス、一番になれるチャンスを頂いたのでしっかりと予選で勝ち上がっていく。11月に誰とやるかは未定なんですが、僕的には原口選手とやって、決勝で白鳥選手かチャド・コリンズ選手にリベンジしたいと考えている。決まってはいない事なんですけど、自分の想像通りにトーナメントが進んで優勝できる様に頑張りますのでまた期待して頂ければと思います」
ーー対戦相手の印象は
「かなりアグレッシブルなファイターで過去の試合と余りスタイルは変わっていないのでそこを強化してきている思う。正直、貰ったら危ないとは思うんですけど、この選手に負けている様なら僕も世界を獲れるレベルじゃないと思うのでしっかりと圧倒して、今回は倒しにいこうと思っているのでKOを狙います」
ーー前回のWSで1回戦を戦ったGLORYサイドの選手にはどの様な強さを感じたか?
「ボボ・サッコ選手を楽しみにしていたが、パワーは余りなくてテクニックの選手だったので思ったよりかだなと感じた。その次のクリート選手にびっくりした。相手はサウスポーの選手だったけど上手くいなして三日月蹴りを刺して、本当にテクニシャンだと思った。RISEだったりGLORYに出ていない選手でも強い選手がいっぱいいるので、GLORY側のトーナメントも本当に楽しみですね」
ーー3月の試合でメンタルが落ちたという話もあったが、その試合を振り返った感想とそれを活かしてどういう試合をしたいか
「ラスト15秒のダウンが自分の頭の中で無限にループして、気持ち悪くなるくらい蘇っていた。試合が終わってベルトを持っているのは白鳥選手という状況で、ベルトを持っていない自分との状況のギャップにメンタルをやられてしまった。でも次の試合に向けてなんですけど、この前の試合は平常心すぎたというか落ち着きすぎていた。5Rだったというのもあるんですが、自分がダウンを奪った時にスタミナを捨てて倒しに行けてたらどうだったのかなとも思うし、そこで挑戦できない自分の弱さもあった。次の試合は相手もアグレッシブなので、そのアグレッシブを超えるくらい自分も攻撃的にいって怖さを見せて自分が勝ちたい。怖さがないと世界で戦っていけないと思うので、今回の試合ではそこを期待して頂ければと思います」
▼GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT 3分3R延長1R
YURA(日本/ダイアタイガージム/スーパーライト級5位)
コン・デシャン(中国/象王格闘俱乐部/2019年功夫王中王32人トーナメント王者)
「3月のOFGマッチで拳を怪我していたがそれがやっと治り大会に出る事ができます。対戦相手は経験の多い中国人選手で強そうなんですけど、一戦一戦しっかり勝っていって優勝したいと思います」
ーー対戦相手の印象は?
「身長が高い選手で距離を詰めて、圧をかけて打ち合いにいくスタイルかなと思います」
ーー前回のWSで1回戦を戦ったGLORYサイドの選手にはどの様な強さを感じたか?
「外国人選手なので身体の柔らかさとか多彩な技があって身体も強いんだろうなと思います」
ーー7月13日にブレイキングダウンの出場が決まっているが、そこで怪我をする心配などがあるか
「怪我をする前に倒せばいい話なので頑張ります」
ーーついに世界一を狙う位置のトーナメントに出る事についてはどう感じているか
「テレビとかYouTubeで見ている強い選手と並べた事に対しては嬉しく思います」