花岡竜インタビュー「相手が来るなら僕も打ち合っても良いかなと思うし、来なくても追いかけてぶん殴ろうかなと思っています」【ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO】

インタビュー 2025年7月30日

2025年8月2日(土)東京・大田区総合体育館にて開催されます『ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO』につきまして参戦選手のインタビューを執り行いましたのでお知らせします。

□花岡竜インタビュー「相手が来るなら僕も打ち合っても良いかなと思うし、来なくても追いかけてぶん殴ろうかなと思っています」

–いま国士舘大学は何年生になりましたか?

花岡 4年生です。

 

–もう来年は卒業じゃないですか。

花岡 あと半年ぐらいで卒業です。

 

–思い出深い大学生活は送れましたか?

花岡 中々濃い大学生活ですね。

 

–授業も大変だったと思いますけど、キックボクサー生活と大学生活は現時点で両立できていますか?

花岡 学校の方を疎かにしていて、今そのツケが回ってきているので勉強がすごく大変です。

 

–大学に入る時には「将来は消防士になります」と高らかに宣言されていましたけど、その気持ちは未だに変わっていないですか?

花岡 将来的には消防士になりたいと思っているんですけど、今はキックの方もやりたいです。就職はしたいと思っているんですけど、キックを続けられる環境の企業で就職をしようかなという感じです。

 

–ということはこのままキックボクサーとしての活動は続けてくれるわけですね。

花岡 続けたいなと思っています。

 

–折角の最後の夏休みですけど、練習三昧じゃないですか?

花岡 めちゃめちゃ練習しています。ちょうど試合が終わってから夏休みに入るので、少し息抜きをしつつ勉強をしてっていう感じです。

 

–そうなると今は勉強と練習を継続してやっている感じですね。

花岡 ずっとそんな感じです。

 

–以前岡山での試合で経験したことがあると思いますが、今回はオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)での試合が決まりました。この試合に関してはいかがですか?

花岡 相手がどうなんだろうとか、今後はどういう流れになるんだろうと思っていた中での新しい刺激というか。その新しい刺激として楽しく練習ができているかなという感じがします。

 

–1回経験のある、OFGMでの試合というのはどうだったのでしょうか?

花岡 パンチが痛いというか、パンチをもらった時に脳に響くというか、1発で意識が途切れるような感じの打撃の感触でしたね。

–そうしましたらいつにも増してもらいたくはないですね。

花岡 グローブでもイライラしちゃうのであまりもらいたくないんですよね。顔に触られたくないので、OFGでも変わらずって感じですね。

 

–今回の対戦相手の塚本望夢選手もOFGMの経験者ですけど、選手として見ていかがですか?

花岡 僕よりも若いですし、その割には完成度も高いのでネクスト世代なのかなっていう感じはします。

 

–自分よりも世代が1つ違うという意識ですか?

花岡 僕がアマチュアの時は“小さい子”ってイメージだったので、そんなに世代が被っている感覚もなかったんですよね。だからちょっと世代は違うのかなって感じはします。

 

–今回のOFGMはどんな試合展開になると予想しますか?

花岡 VTRを見た時に「(花岡は)打ち合わない」って言っていたんですど、相手も前回のOFGMでめちゃめちゃ逃げていたので、相手が来るなら僕も打ち合っても良いかなと思うし、来なくても追いかけてぶん殴ろうかなと思っています。

 

–臨機応変に戦うということですね。

花岡 その場その場で臨機応変に対応できるのが僕の強みでもあるので。特に全然考えてもないですけど、その場その場でやろうと思います笑。

 

–流石チャンピオンは落ち着いていますね。

花岡 自信はベルトを獲ってからあるので、あとはどういう風に見せていこうかなと考えています。

 

–8月2日の同じ日に、スーパーフライ級世界王者の大﨑一貴選手とスーパーフライ級に転向してきた那須川龍心選手も試合をします。この2人の存在は気になりますか?

花岡 僕の上には大﨑君がいて、かと思えば下には龍心がいるので、足元を掬われそうな感じなのでその2つとも気にはなりますね。

 

–試合順がそんなに立て込んでいなければ、2人の試合は注視して見てみたいですか?

花岡 大﨑君の試合は特にしっかり見ようかなと思います。

 

–いつ頃に直接対決をしそうな予感がありますか?

花岡 前回も逃げられちゃったので分からないですよね。向こう次第じゃないですか。僕はいつでもできるし、本当は年内にやる予定だったし。ただ年内は嫌だっていう感じだったので、向こうがやりたいタイミングでって思ったんですけど。あんまり待たされるようならとっとと返上して階級を上げようかなと思います。

–階級を変更することも視野に入れているわけですか?

花岡 53kgでやることがなくなったら上げようかなと思っていたので、そこは未だに変わらないですね。

 

–そういう意味では今回の-54kg契約というのは将来を暗示しているものはあったんですか?

花岡 シンプルに試合間隔が短いっていうのもあって、53kgより54kgでというか、53kgでやる意味もあるのかなというのもありました。前回も54kgだったので、55kgを意識しているところはなかったです。

 

–気が付けば今年も下半期になりましたが、この1戦が終わったらこの先の展望やプランニングは立てていますか?

花岡 11月に大﨑戦というのが僕のやりたいプランではあったんですけど、防衛戦を挟まないといけない話だったので、これが終わったら防衛戦をやるのか。もう1戦挟んでから防衛戦をやるのかっていう感じです。

 

–いずれにしろ全部大学生の内にやっておきたいという気持ちは強いですか?

花岡 というのもあるし、来年の3月が国家試験なので、それこそ年内で試合を終わらせて3月くらいまでお休みを頂くので、そういうのも考えて年内で獲れるなら獲りたいなという感じでした。

 

–最後に花岡選手のRISEで初めてのOFGMを待ち侘びているファンの皆さまに向けて、メッセージをお願いします。

花岡 僕の試合はグローブでも速くて、技も多彩で面白いと思うんですけど、OFGMでは一味違った面白さや怖さを見せられると思うので、そこを楽しみにしていてください。

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