RISE世界スーパーライト級タイトルマッチ、チャド・コリンズvs.原口健飛コメント
インタビュー 2025年8月1日
8月2日(土)に大田区総合体育館で開催するABEMA presents RISE WORLD SERIES 2025 TOKYOの前日計量、および記者会見を7月24日(金)に都内にて行いました。
記者会見での選手それぞれの意気込み、および質疑応答でのコメントを掲載いたします。
▼セミファイナル[第11試合] RISE世界スーパーライト級タイトルマッチ3分5R無制限延長R
チャド・コリンズ(王者/オーストラリア/Strikeforce/第2代RISE世界スーパーライト級王者、WBCムエタイ世界スーパーライト級王者)
原口健飛(挑戦者/日本/FASCINATE FIGHT TEAM/ISKA世界ライトウェルター級王者、第6代RISEライト級王者)
□チャド・コリンズ コメント
「また日本に戻ってくることができて嬉しい。タイトルマッチをやるのは2回目。この試合は5年前にパンデミックで出来なかったんですけど、そこから僕も原口選手もとても成長している。僕たちの中には友達として強い絆があると思いますが、明日は熱い試合を見せたいと思っているので楽しみにしておいてください。
「明日は最後に行われるバンタム級の試合がメインだと思うが、僕たちの戦いが僕たちにとってはメインだし興奮している。明日は何が起きるかわからないと思いますが、チャド・コリンズの本来の強さを皆さんに見せれる様に練習してきましたので皆さん応援よろしくお願いします。」
ーー明日の試合に対して攻略への糸口のヒントは
「戦略として詳しくは考えていない。でも身体面で僕は凄く強いと思うので、そこを守れる様にしたいと思います。」
ーー前回のビデオメッセージの中で「今回の試合は自分の原点に立ち返りたい」と言っていたが、これはどういう意味なのか
「自分の将来がこの試合で決まると思っている。自分の人生の100%をかけてこの試合にも準備をしてきました。」
ーー原口選手の多彩に蹴り技に対処する自信はあるか
「原口選手はとても面白い戦い方をする。その為に毎日トレーナーと20分から25分スパーリングをして対策してきた。私たちが彼がしてくると予想できる技、予想できないけど『これもやるんじゃないか』という技も想定しながら準備してきた、」
ーー8月末に試合をするという話もあるが本当なのか
「100%本当です。人生を懸けてキックボクシングをやっていますし、僕がこの場所にいるのはキックボクシングの為だし愛している。なのでその試合に出場する事も決めました。」
ーーこの試合の20日後に試合が決まっていると
(原口)素晴らしい。凄いとしか言いようがないですよね。チャドがこの試合を舐めているとは思わないし、一戦一戦に命を懸けているのはわかっている。素直にリスペクトですよね。カッコいいと思います。勝っても負けてもその試合に出て欲しいし、チャドが好きな事をしているのが一番だと思うので素直に応援したいなと思いますね。」
「ペットパノムルンと対戦した時も1か月前に試合をしていた。短い期間と言われたけど自分は準備できるので大丈夫ですし、原口選手はリスペクトの言葉をありがとうございます。」
□原口健飛コメント
「自分的にもRISE的にもやっとやし、ついにやしって感じのカード。俺も複雑というか、チャドと一緒にvsGLORYだったりで戦ってきた仲間なので。でもだからこそめちゃくちゃ熱い試合ができるというか。憎しみがあるカードも良いと思うんですけど、俺たちはリスペクトしあって、どっちが強いんだって気持ちでしかやらないのでホンマに熱い試合ができると思う。色んな65kgのカードがあるけど俺たちが世界トップ2に相応しい試合をしたいと思っています。」
ーー対戦相手と対面しての印象は
「やっぱチャド・コリンズやなと。陽気やし可愛い部分もあって、だからこそ遂にできるんやなって気持ちが増したので、明日は良い試合をしましょう。」
ーー明日の試合に対して攻略への糸口のヒントは
「やってみないとわからんすけど、チャドの強さはフィジカルとスタミナ。それに対応できる練習をしてきたので、それが嵌れば勝率は上がると思う。糸口はそこかなと思いますね。」
ーー公開練習の時にスパーリングをかなりしているとの事だったが合計何ラウンドやってきたのか
「1か月で60~70R。全部がど付き合いじゃなくて、作戦練りながらの対人とかもあって、思いっきりやったのは50Rくらい。去年のミゲール戦の前まではスパーリングはほぼ0でやってきた。」
ーーチャド・コリンズ選手は顔が凄く小さいがパンチを当てる自信はあるか
「なんなんそれ。当てるしかないでしょ。俺も小さいほうやけどマジで小さいですよね。なのでより精密に当てたいと思ってますね。」