憂也インタビュー「“RISEのミドル級には憂也あり”という試合をする」

インタビュー 2025年8月26日

2025年8月30日(土) 東京・後楽園ホールにて開催される「RISE191」につきまして、憂也選手のインタビューを執り行いましたのでお知らせします。

憂也インタビュー「“RISEのミドル級には憂也あり”という試合をする」

–目の下にできているのは傷ですか?

憂也 前回の試合前に練習中なんですけど、ミットでラッシュをしている時に気がついたら血だらけになっていて笑。

 

–6月の試合前の練習でできた傷ですか?

憂也 そうです。

 

–てっきり今回の練習の追い込みとかでできた傷だと思いました。

憂也 しかもミットでっていう笑。

 

–前回6月の試合は中国での試合でしたが、異国の地での試合はいかがでしたか?

憂也 日本でやるのとまた全然違った経験ができて、そこでもう一歩成長できたかなと思いました。

 

–何かハプニング的なことはありましたか?

憂也 向こうにとってはハプニングではないんですけど、こっちではありえない事がいくつもありましたね。

 

–例えばどんな事があったんですか?

憂也 計量の開始時間から計量の準備を始めていて、ポスターとか貼りだして1時間くらい待たされました笑。

 

–結構大事な1時間ですよね。

憂也 他には控室がパーっと変わったりとか、細々した事が色々ありましたね。

 

–競技的な問題はなかったですか?

憂也 特になかったです。

 

–色々良い経験になったんですね。

憂也 そうですね。良い経験になって楽しかったです。

 

–そう言った環境の中でもKO勝ちできた事は自分の収穫になったんじゃないですか?

憂也 相手のレベルが少し下だったので、倒さないといけないなって感じだったんですけど、でも本当に良い経験になりました。

 

–1月のRISEでのサモ戦では悔しい結果になりましたが、あの試合の反省点は?

憂也 練習内容とかではなくて、メンタル的な事で負けている感じがあったので、また違う経験を積みたいと思って中国での試合を受けました。

 

–今までも試合を重ねてきているとは思いますが、1月の試合では気持ちが乗れない部分があった?それとも不安要素があって自分の思うような試合ができなかった?

憂也 どちらかと言うと不安要素があって、守りに入ってしまっていたかなと思います。

 

–守りに入ってしまったため、最後に力を出せずに判定で負けてしまったという事ですか?

憂也 そうですね。

–そういう意味では海外で試合をして、普段とは違う環境でKOを勝ち取るというのは良い経験になりましたね。

憂也 良い経験ができたし、前回の中国での試合の後から考え方も少し変わったりしたので、そこを今回の試合では出せたらなと思います。

 

–今回はその経験を経て髙木覚清選手とRISEでの試合が決まりました。高木選手は別団体のチャンピオンで、RISEではまだ1戦しかしていないですが、前回のモトヤスック戦など試合をご覧になった事はありますか?

憂也 モトヤスック戦で初めて見ました。

 

–試合を見て印象などはありますか?

憂也 勢いに乗っていて、気持ちも強い選手だなと思いました。

 

–同階級で若手で勢いのある選手が出てきたなという感じですか?

憂也 本当に勢いに乗っている若手の選手なので、あの試合に勝ったら次は自分に回ってくるなと思っていました。

 

–髙木選手が「ミドル級は自分が掻き回す」というような発言をしていましたけど、そこはまだ“自分が立ちはだかるぞ”という思いもありますか?

憂也 それはもちろんあるんですけど、そういう選手が上がってきてくれて、もっとミドル級が注目されて盛り上がればいいなと思っているので、この1戦はミドル級としても大事な1戦になるかなと思っています。

 

–ファイターとしての髙木選手の印象に残っている部分はありますか?

憂也 後半になるにつれてどんどん乗ってくる感じがするので、そこが怖い部分ですね。

 

–そこに対して憂也選手は、1ラウンドから積極的に行こうと思っていますか?それとも自分のリズムで戦っていきますか?

憂也 どっちも考えていますけど、自分のリズムでいって倒せたらなと思います。

 

–高木選手は前回の試合で、足払いで崩してからのハイキックでダウンを奪っていましたけど、そこに対しての対策などはしていますか?

憂也 しています。皆んなが対策してくれていて、僕に対して足をかけてきてくれます笑。

 

–あの動きが印象的で、ジムの皆さんが抜かりなく対策してくれているんですね。

憂也 そうですね。

 

–リング上で対面したとして、どんな試合になると思いますか?

憂也 僕が最初に距離を取れたとしても、最終的には近い距離になると思うので、そこでの攻防が激しくなってくる展開になるんじゃないかなと思います。

 

–では近い距離で打ち合うようなイメージをしているんですね。

憂也 そのイメージで練習しています。

 

–現在はジムも移転して、新しくなったんですよね?

憂也 そうなんですよ。

 

–既に内装工事なども終わって完成した状態なんですか?

憂也 そうですね。それまでは違うジムを借りたりとかしていました。

 

–練習は今のジムで林先生を中心に魁塾の皆さんでやっている感じですか?

憂也 そうですね。それと他から色んな方が出稽古に来てくれたりしています。

 

–試合に向けて対策はバッチリできていますか?

憂也 僕以外が高木選手の試合を見て対策を練ってくれていて、僕は自分の動きを調整する期間を作りたいなと思って最近まではその期間を設けていたんですよ。だけど最近は高木選手の試合を見始めて、自分でも対策し始めているっていうところです。

 

–いつも試合前の対策期間はそのサイクルなんですか?

憂也 そうですね。なんなら見ない時もあります。

 

–それは対策とかではなく、自分のスタイルを貫くというイメージが強いんですか?

憂也 林塾長とかが対策を練っていて、それを体に刷り込むという形だったんですけど、今回は自分でも見て対策を練ろうかなと思っています。

 

–この高木戦後の今後の目標や思い描いている事などはありますか?

憂也 僕的には高木選手に勝って、モトヤスック選手に負けているのでリベンジして「日本には相手がいないぞ」っていうのを見せつけないとチャンピオンにも挑めないと思うので、そこを見せていきたいです。

 

–再びチャンピオンを振り向かせるためにも、勢いに乗る高木選手やリベンジしなければいけないモトヤスック選手を倒して、先に進むという事ですね。

憂也 そういうストーリーを僕は思い描いています。

 

–最後に応援してくれているファンの皆様にメッセージをお願いいたします。

憂也 前回負けてしまったんですけど、“RISEのミドル級には憂也あり”という試合をするので応援をよろしくお願いいたします。

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