初代フライ級王座決定戦で田丸辰vs数島大陸、有井渚海が約1年ぶりに復帰
大会情報 2022年9月13日
10月30日(日)後楽園ホールで開催される『RISE162』の概要と決定カードをお知らせ致します。
チケットは今週17日(土)より発売となります。
▼初代RISEフライ級(-51.5kg)王座決定戦 3分5R無制限延長R
田丸 辰(TRY HARD GYM/初代RISEスーパーフライ級王者)
数島大陸(及川道場/第30回全日本新空手道選手権大会 K-3GRAND PRIX 2019軽軽量級優勝)
■4月24日「RISE157」で開幕した初代RISEフライ級王座決定トーナメント。一回戦は「数島大陸vs.塚本望夢」、「田丸辰vs.空龍」の組み合わせで行われた。
数島は当時無敗の塚本相手に先制のダウンを奪われるも、そこから巻き返し判定勝利で決勝戦へと駒を進めた。そして8月21日大阪大会ではワンマッチでタネ♡ヨシキを初回KOし万全の状態で決勝を迎える。
一方の準決勝「田丸vs.空龍」は1ラウンド終盤、偶発的なバッティングにより田丸が鼻骨を骨折しノーコンテストとなり、8月28日のRISE161で再戦を行う予定だったが、空龍が新型コロナウイルス感染し欠場。空龍の状況を協議し、田丸が決勝戦へ進出となった。田丸としては4月の消化不良の試合から試合間隔が空いてしまった形だが、スーパーフライ級に続きこの新階級でも初代王者を狙うモチベーションは高い。
初期からフライ級を盛り上げている数島がエースの座を勝ち取るのか? それとも田丸が2階級制覇を達成するのか?
▼バンタム級(-55kg) 3分3R延長1R
有井渚海(ARROWS GYM/CKC 2021 -54kgトーナメント準優勝)
彪司(TEAM TEPPEN/スーパーフライ級9位、King of Rookie 2021 -53kg級優勝)
■昨年11月のRISE大阪大会に出場予定も練習中の怪我により欠場となった有井渚海が約1年ぶりに帰ってくる。
有井はデビュー以降8戦無敗の快進撃を続けていたが、昨年7月に開催された『CKC 2021 -54kgトーナメント』決勝戦で、かつて勝利した寺山遼冴に延長戦の末に判定で敗れプロ初黒星。同年9月には小比類巻貴之の愛弟子である京介を判定で破っている。有井の実戦はそれ以来となり、所属も今回からARROWS GYMに変更となる。
対する彪司はTEAM TEPPEN内では珍しく荒々しいスタイルで戦うファイターで、昨年行われた「King of Rookie 2021」で-53kg級トーナメントで優勝。前戦の4月2日「RISE ELDORADO」ではWMC日本スーパーフライ級王者の佐藤九里虎を1ラウンドKOで下している。今回は階級を上げバンタム級でタイトルを狙う。
▼-55kg契約 3分3R延長1R
聖愛(魁塾/フライ級5位、初代WMC女子日本スーパーフライ級王者、元ミネルヴァスーパーフライ級王者)
村上悠佳(TEAM TEPPEN)
■“なにわのマドンナ”聖愛が2月以来のRISE参戦。階級を上げてTEAM TEPPENの村上悠佳と対戦する。
聖愛は2020年にミネルヴァスーパーフライ級王座を高校生にして獲得し、現在は女子大生ファイターとして活躍。2月12日に行われた『RISE GIRLS POWER.6』ではムエタイファイターのKOKOZに判定負けを喫したが、翌月には肘有り、首相撲制限無しのムエタイルールに挑戦し判定勝利で初代WMC女子日本スーパーフライ級王座を戴冠した。
対する村上は空手仕込みの破壊力抜群の蹴り技を武器に戦い現在10戦7勝。昨年は鈴木万李弥、神谷優良に勝利するも12月の浅井春香との再戦で判定負けを喫し、今回が再起戦で約10ヶ月ぶりの試合となる。
▼スーパーフライ級(-53kg) 3分3R延長1R
金子 梓(新宿レフティージム/同級8位)
長谷川海翔(誠剛館/第4代DEEP☆KICK-53kg級王者)
■金子は空手とレスリングをバックボーンに持ち、RISEスーパーフライ級新設時からこの階級を盛り上げてきた第一人者で、田丸辰と初代王者を争った経験もある。田丸に敗れるまではデビュー以来8連勝を記録していたが、タイトルを逃してからはスランプが続いた。6月の「RISE159」ではWMC日本スーパーフライ級王者の佐藤九里虎を3ラウンドKOで下し連敗脱出。実弟・翼がRISEに参戦し頭角を現しはじめ、RISEの先輩としても負ける訳にはいかない。
対するはRISE初参戦となる長谷川海翔。長谷川は叔父に元DEEP☆KICK王者でRISEランカーでもある拳剛を、兄にRISE参戦経験のある長谷川英翔を持つ17歳。デビュー以来無敗の快進撃を続け、今年6月には7戦7勝(6KO)の戦績で第4代DEEP☆KICK-53kg王座を獲得した。試合後のマイクでRISE参戦を熱望しており、今大会で念願の初参戦を果たす。
▼フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R
山科直史(極真会館/同級13位)
Shin(team FIST)
▼バンタム級(-55kg) 3分3R
小只直弥(TBF)
福井萌矢(建武館/King of Rookie 2021 -55kg級優勝)