YU-YAインタビュー『勝っても負けてもKOな僕に与えてくれた最後のチャンス』
インタビュー 2022年6月21日
6月24日(金)『RISE 159』 後楽園ホール大会の第4試合に出場するYU-YAの事前インタビューをお送りします。
この試合はRISEナンバーシリーズ(後楽園)で初導入となるオープンフィンガーグローブマッチとなります。
――まず一つすごく不思議なことをから聞きたいんですけど魁塾って先輩に漢字の「憂也」もいるじゃないですか。それがまた何で二人目の「ゆうや」も出てきたのかってのがすごく不思議なんですけど。
YU-YA 僕は後から入ったんでいるのは知ってたけど、リングネームも変えずそのまま来たって感じですね。
――別に魁塾の中でもリングネームを本名にしてくれないかとか別のものにしてくれないかってことはなかったんですね。
YU-YA それはなかったですね。本名もゆうやなんで別にそこもなかったんですね。
――でもジムの中に2人「ゆうや」がいたらみんな混同しちゃって大変なんじゃないすか?
YU-YA そんなことないです、みんな上手いこと使い分けて呼んでくれます。
――今年2月にオープンフィンガーは新宿FACEのRISE FIGHT CLUBで初挑戦して今回2戦目になりますけど、オープンフィンガーグローブマッチはどうですか?
YU-YA 前ちょっと不甲斐ない戦いしてしまったんで、今回でちゃんとした自分を見せれたらなと思います。
――一回やったオープンフィンガーの感触とはどうなんですか?
YU-YA 脳にダメージは少ないけど表面的なダメージは大きいかなと思いますね。
――実際YU-YA選手はやってみてどのくらい表面的にダメージを負ったんですか?
YU-YA 鼻の骨折れて、涙腺ですか? 涙が出る腺が切れてしまったって感じですね。
――全治どのぐらいかかったんですか?
YU-YA 鼻の骨は多分今も折れてると思うけど、折れてると言うかもう折れたままくっついてると思うけどどれぐらいかかったんですかね? 一か月は痛かったですね顔は。
――じゃあ今回こそはオープンフィンガーで白星をって感じですか?
YU-YA 今もうグローブも合わせて3連敗してるんで、ほんま後がないなって感じですね。
――オープンフィンガー一回やって自分に合ってるって言うのありますか?
YU-YA 練習通り動けたら自分に合ってると思います。でも試合になったらちょっとロボットみたいになっちゃうんで、それさえ無ければ合ってると思います。
――なんでロボットみたいになってしまうのですか?
YU-YA 緊張しぃでなんか力んじゃうというか全身カチカチになっちゃうんで、それで殴られてKOとかされると思いますね。しなやかさが無いという身体に。それさえ克服できてたら良い試合を見せられると思います。
――試合前に魁塾の林塾長とかが腹が痛くなるぐらい笑わせてくれるとかそういうのはないんですか?
YU-YA 魁塾に来させてもらってから3試合してるんですけど、セコンドに塾長入ってもらえたんが初っ端のRISEのWORLD SERIESの時だけなんすよ。だから今回は笑かしてもらおうかなと思います。
――明かせる範囲内で構わないんですが重点的に練習していることはありますか?
YU-YA 特別何かっていうのはないんですけど、どうしてもね緊張して力入ってロボットみたいになっちゃうから、それを無くすように足使うっていうことはちょっと自分の中でイメージしてると言うか心がけてると言うかって感じですね。
――今回後楽園ホールではオープンフィンガーグローブマッチが初めてって話なんですけどその点はいかがですか?
YU-YA 別にこれといったことはないけど、自分に求められてるのが初めての大会で打ち合ったりとか、勝っても負けてもKOな僕に与えてくれた最後のチャンスかなと思いますね。
――対戦相手の瑠夏選手に関してはどんな印象ですか?
YU-YA 動画見て研究してるんで一個一個の攻撃に対しての自分なりに作戦は立てていて、印象としてはオールラウンダーだなとは思うんですけどこれって言って怖い攻撃はないかなと思いますね。
――オープンフィンガーで打ち合ったらどんな感じをイメージします?
YU-YA 打ち合いやったらどうすかね…? 僕がロボットになってなかったら打ち合いで負けることはないと思うんで何でも勝てるかな。打ち合いやったら多分誰にも負けへんと思うんですよ。
――では今回はロボットじゃないYU-YAが出てきたら無敵だという感じですね。
YU-YA 練習の時の僕と試合の時の僕って全くちゃうと思うんですよ、動き方とか結構みんなに言われててそれ。ほんまにロボットになっちゃいます。
――じゃあその辺もどうかっていうことを注目しながら見るようにします。
YU-YA お願いします。
――あとYU-YA選手バックボーン見たら陸上自衛隊出身なんですね。何年ぐらいいたんですか?
YU-YA 4年いてました。任期制単位って言って2年、4年って繰り越しになっていくんですけどそれで4年いてました。
――4年間いたってことは今格闘技やる中で何か役立っていることはありますか?
YU-YA 格闘技だけじゃなく生活面でもレンジャー訓練っていうのに行ったんですけど、その中で味わった厳しさというかメンタル、精神的には強くなれたかなと思いますね。
――そんなにそのレンジャーって厳しかったんですか?
YU-YA 厳しかったです。Youtube見てもらえば分かると思います。レンジャー訓練で検索したら一発で出てくるんで。それで精神的に鍛えられたかなと思います。
――その時の記憶を思い出すことができたらまだキックボクシングのジムワークっていうのは全然耐えられるレベルなんですか?
YU-YA でも全然しんどさは違うんですけど限界は超えれるんじゃないかなと思いますね、そのおかげで。
――今回も限界を超えた上でオープンフィンガーグローブで瑠夏選手と殴り合うって感じになりますね。
YU-YA そうですね、もう常に限界突破してるんでまた打ち合いますね。
――最後にYU-YA選手のファン、RISEのファンの皆さんに向けてオープンフィンガーグローブマッチ2戦目を迎えるにあたっての意気込みをお願いします。
YU-YA 見てくれてる人は何でこいつ負け越してんのにまた出てくんねんと思うかもしれないけど、今回はちょっと違ったロボットじゃないYU-YAをお見せできると思うんで、楽しみに見といてほしいですね。