ソンヒョンvs.緑川、政所vs.花岡、ねぎ魔神vs.鈴木の3カードが追加決定

大会情報 2022年7月27日

▼SuperFight! ミドル級(-70kg) 3分3R延長1R
イ・ソンヒョン(RAON GYM/第4代RISEミドル級王者)
緑川 創(RIKIX/同級5位、元WKBA世界スーパーウェルター王者)

■7月29日のRISE160のチャンヒョン・リーに続き“コリアンモンスター“イ・ソンヒョンが2019年7月ぶりに日本RISEのリングに帰ってくる。ソンヒョンは第2代RISEライト級王者の肩書を持ち、現RISEスーパーフェザー級王者のチャンヒョン・リーと同門の31歳。RISE三階級制覇の裕樹、シュートボクシング世界王者の鈴木博昭、HOOST CUP王者の麻原将平を撃破した実績があり、2019年7月には松倉信太郎と第4代RISEミドル級王座決定戦を行いベルトを奪取。同年9月にはシュートボクシングに参戦し、エース・海人と接戦で判定負けを喫したが、昨年11月には北アイルランドで試合を行いWKN世界ウェルター級を獲得している。
そのソンヒョンと対戦が決定したのは来年2月に引退を発表している緑川創。緑川は2005年デビューのベテランで、新日本キックボクシング協会でミドル級王座とWKBA世界スーパーウェルター級王座を獲得。K-1 MAX世界王者アンディ・サワーにも勝利した実績を持ち、国内ミドル級最強の一角として長く君臨している。5月28日のT-98戦後に「引退前にソンヒョンと戦いたい」と熱望しており、ノンタイトル戦ではあるが待望のソンヒョン戦が実現する形となった。


▼スーパーフライ級(-53kg) 3分3R延長1R
政所 仁(魁塾/同級2位、WBKF世界スーパーフライ級王者)
花岡 竜(橋本道場/同級3位、KNOCK OUT BLACK初代スーパーフライ級王者)

■今年6月のRISE159でRISE初参戦を果たし、DoA-53kgトーナメントにも参戦した滉大を破り注目を浴びる花岡竜が政所仁と対戦することが決定した。
政所は長島☆自演乙☆雄一郎を輩出した関西の名門キックジム魁塾所属の23歳。バルカン砲とも評される回転の早い打撃と、意表を付く飛び膝蹴りを武器に多くの強豪を破りJ-NETWORKフライ級王座、WBKF世界スーパーフライ級王座を獲得。昨年9月のDoA-53kgトーナメント準決勝で親友の風音に敗れ、11ヶ月ぶりのRISE参戦となる。
対する花岡はアマチュアで28冠王を達成し、2019年春の中学卒業後すぐにプロデビューを果たすと弱冠18歳にしてKNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級王座、INNOVATIONフライ級王座の二冠を獲得した軽量級の実力者。今年1月の『NO KICK NO LIFE』では石井一成を圧倒しての判定勝利を収め評価を高めた。RISE初参戦となった6月の滉大戦では実力者の滉大相手に判定勝利を収め連勝を10に伸ばし絶好調。トップに君臨する大﨑一貴の首を狙い今回も上位ランカーとの対戦となる。


▼ミドル級(-70kg) 3分3R延長1R
ねぎ魔神(ネイバーズキックボクシングジム/同級10位、PRINCE REVOLUTION-70kg王者)
鈴木清照(ドージョー☆シャカリキ)

■PRINCE REVOLUTION-70kg王者となったねぎ魔神がRISEに凱旋。新空手ファイターの鈴木清照と対戦する。ねぎ魔神はRISE WESTで連勝し、昨年はWORLD SERIESに抜擢され、会見等でネギを持つ謎のキャラクターや気持ちの強さで話題を呼んだが、9月の“ブラックパンサー”ベイノア、11月の憂也と経験豊富な上位勢に連敗。今年3月に戦い慣れたRISE WESTで再起戦を行い判定勝利で復活の狼煙を上げると、5月にはPRINCE REVOLUTION-70kg王座決定戦に出場。判定勝利で自身初のタイトルを獲得した。対する鈴木は184cmの長身を武器に12戦5勝7敗(4KO)の戦績を持つ28歳。RISE初参戦は昨年8月28日の「RISE EVOL.9」で今回ちょうど1年ぶりのRISE参戦となる。