AKARIインタビュー『相手に比べたらが潜ってきた修羅場が違う』
インタビュー 2022年10月26日
10月30日(日)後楽園ホールにて開催します『RISE 162』でERIKOと対戦するAKARIがTARGET(東京都豊島区)で公開練習を行った。
–いきなり相撲の練習を始めてびっくりしたんですが何か理由はあったんですか?
AKARI 前に出てくる相手なんでちょっと一回相撲とってから始めようかなみたいな。
–相撲の練習がキックの試合に活かせそうな感じはありましたか?
AKARI 踏ん張り方とか相手に対しての力の使い方だったりっていうのは感覚はわかりやすいかなと思います。
–その後のスパーリングはインファイトばかりでしたけどどんな理由で?
AKARI 私結構予想外でちゃんと普通にパンチマスやるかなみたいに思ったら結構ゴリゴリに来られたんでやったろうって感じですね。
–これも実戦に活かせそうな練習でした?
AKARI いざとなったら喧嘩なんでその準備はできてます。
–6月のタイトル挑戦から4ヶ月経ちましたけど、この4ヶ月でどんなところが成長したと思いますか?
AKARI やっぱり気持ちの面だったりとかは勝とう勝とうってし過ぎても結局つまんない試合になっちゃうのがわかったから、自分自身が楽しいって思えるような試合にしたいなと思ってるんで、そういうことを心がけながら自分のことを一番に考えながらやってきました。
–今の公開練習でも少し見せていただきましたがこの間の試合から練習方法なども少し変わりましたか?
AKARI やらなきゃいけないことは多分一つだなって思ったんでそこの意識をしっかりしつつ、本当に自分自身が楽しいって感じるようなファイトスタイルに近づけるように練習はしてきました。
–今回の対戦相手のERIKO選手は以前一度対戦してますがどんな印象ですか?
AKARI デビュー戦でやった時と一番直近の試合見比べてもあんまり変わったところはないけど、やっぱりグローブがちょっと小さくなったりとかした面では前に戦った時よりかはパンチ重そうだなって思ったりはありますけど、特にここ最近の相手に比べたらが潜ってきた修羅場っていうか経験値はだいぶ違うんじゃないかなとは思ってます。
–今回どんな試合をしたいと思います?
AKARI 私がどうしようって迷ってるとかどうしたらいいのかなってなった時って同じようにつまんない試合になって前回とか前々回とか、ここ3試合ぐらいと同じような試合になっちゃうかなと思うんで自分が一番楽しめるようにしたいなと思ってます。
–特に強化してきた部分として前よりもパンチは強化してるんですか?
AKARI 前よりも自信を持って打てるようにはなりましたね。パンチの勝負でも負けないなって思ってるし、どんな局面でも負けないような練習はしてきました。
–相手がインファイトしてきた時にそこでも負けないような技術も身に付けてる?
AKARI いざとなったら喧嘩だよってエリカ先生には言われてるんでその意識を変えずにやろうかなと。
–エリカ先生との練習は再開したんですか?
AKARI ちょっとずつではありますけど、作戦と動きのすり合わせだったりとかはやってます。
–やっぱりその辺で心強いっていうのはありますか?
AKARI やっぱり自信には繋がりますね。
–ERIKO選手がTwitterのアカウントを作ってないことに対して大変ご立腹のようですか?
AKARI ダサいなって思っちゃいますよね。いい歳した大人がトレーナーさん通じてしか煽れないってダッセェなって思います。
–最近子犬の鳴き声でミット打ちが注目されていますが?
AKARI 注目して欲しいところじゃないところがどんどん先走っちゃって最近めっちゃ煽られますねいろんな人から。
–煽られるのは嫌いじゃないですか?
AKARI 煽られても口喧嘩で勝てるなよって思いますよね。
–年内もう1試合できるかわからないですけど、年内中に達成したい目標とかはありますか?
AKARI でも今は本当に一番目の前の試合に集中して、試合の中で本当に自分が成長できたなって感じるような試合にはしたいと思ってるんで私が好きなファイトスタイルを確立できるようにやってきたいなと思ってます。
–私の好きなファイトスタイルというのは練習の中でも見えてきてるんですか?
AKARI やっぱり足りない部分だったりとかは自分の試合見返したりして「ここでもうちょっとこうすれば」みたいな所は詰めてやってきたんで楽しみですね。
–前々からハロウィンが近いから前日楽しみにしてくださいみたいに言ってますが。
AKARI 前日っていう匂わせだけはしておきます。計量の日、私もめちゃくちゃ楽しみです。
–先ほどやらないといけないことは一つと言ってましたが言える範囲で教えてもらえますか?
AKARI 負けた試合を見返すとやっぱり全部一緒なんですよダメだった所っていうか、「ここができないとこれもできない」みたいなのが分かりやすくあったから、そこをしっかり修正して自分で試合の中で試して出来るようになればまた一個大きな自信になるかなと思うんで、負けた試合は全部ここがダメだったなみたいなところです。
–女子選手は結構前に出て殴り合う選手が多い中、ご自身はそういう部分とは違うところを見せたいと?
AKARI それもありますけどやっぱり格闘家ってみんな倒したいって気持ちはあるわけじゃないですか。私もそこは変わらずなんで、自分的に一番面白いなって思えるような試合をしたいなと思ってます。
–それはやっぱり技術もそうですが倒すっていう所はこだわりたいということですか?
AKARI そうですね。やっぱり私にしかできないこともたくさんあるし、でもその中でもやっぱり倒すっていうのは一番わかりやすいし自分でも一番できたら嬉しいところあるんで、両方と言うか自分のいいところをしっかり出せたらなって思ってます。
–YAYAウィラサクレック戦に一応KOがあったと思うんですがこういうKOが出来たら、こういう倒し方がしたいというイメージはありますか?
AKARI やっぱりもっとちゃんと殴って倒したいですよね。自分の持ってる力を100%出し切って倒したいなってところはあります。
–最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。
AKARI 6月のタイトルマッチ負けてからの再起戦になるんですけど、しっかり自分のできること、やりたいことを試合で出して、勝って笑ってリングを降りれるように頑張ります。応援宜しくお願いします。