夏目竜雅インタビュー『あんな細いやつに負けたら周りの友達にも一生馬鹿にされる』

インタビュー 2023年11月10日

11月19日(日)に開催します『FIGHT CLUB』にて、オープンフィンガーグローブマッチでNovo(TARGET SHIBUYA)と対戦する夏目竜雅(TRY HARD GYM)のインタビューをお届けします。


–今回FIGHT CLUBに出場するということでオファーが来た時の心境は?
夏目 とにかくチャンスでしかないと思いました。


–ルールはオープンフィンガーグローブ(以下OFG)ルールですが問題ない?
夏目 ずっとOFGでやりたかったので出れてよかったです。


–OFGのどの辺りに惹かれてたんですか?
夏目 殴り合うことが好きなので、ようやく本領が発揮できます。


–やっぱり通常のボクシンググローブで殴り合うのとはちょっと違いますか?
夏目 一発で終わるところと素手に近い感覚が魅力的です。

–過去に公式戦ではOFGで戦ったことないと思いますが練習などでやったことはありますか?
夏目 総合の選手と練習したことがあって、その時はOFGでやりました。


–どんな感触でした?
夏目 ただただ面白いなっていう感覚と、スリルは普通のグローブよりあります。


–夏目選手は高校時代までずっと野球をやっていたということですがどこでやってたんですか?
夏目 日本体育大学荏原高等学校っていうスポーツ系の高校なんですけどそこでやってました。


–何年間ぐらいやってたんですか?
夏目 小学校2年生くらいからやってたんで12年ぐらいです。


–ポジションは?
夏目 基本的に外野とファースト、あとピッチャーもやってました。


–最初は野球の方でどんどん上に行こうっていう気持ちでやられてたんですか?
夏目 そうですね、もちろん。


–高校の時は最高どこぐらいまで行ったんですか?
夏目 県大会のベスト8までしか行けませんでした。


–それで野球を辞めて別の道に進む形になったんですか?
夏目 そうですね。


–野球の同期とかで今でも活躍してる方はいらっしゃいますか?
夏目 社会人野球やったりとかして活躍してる人いますね。


–刺激になりますか?
夏目 やっぱり刺激になりますね。友達が頑張ってると自分もやってやんねぇとなって。

 


–格闘技はいつから?
夏目 18歳から始めました。


–野球引退する時にはもう次は格闘技やろうって決めてたんですか?
夏目 なんとなくですけど格闘技はやりたいなっていう気持ちはありましたね。


–その分野の中で何故キックボクシングを選んだんですか?
夏目 キックボクシングがすごい好きだったのが一番のポイントです。


–キックのどんなところに魅力を感じたんですか?
夏目 立技がすごい魅力的と言うか、何て言うんですかね…とにかくキックボクシングに惹かれましたね(笑)。


–アマチュアでは何戦くらいしたんですか?
夏目 自分は9戦くらいしかやってないと思います。9戦7勝2敗くらいです。


–アマチュアで試合をやりつつプロの感触を掴めた感じですか?
夏目 誰よりも気持ちは強い自信はあったんで、そういった部分ではプロになっても気持ちは負けないなというものを持ってました。


–TRY HARD GYMにはいつから入ったんですか?
夏目 2年半前ぐらいに入会しました。


–TRY HARD GYMを選んだ理由は何だったんですか?
夏目 もともと自分TRY HARD GYMにすごい行きたかったっていうのと、キックボクシングを始めたきっかけが大雅選手に憧れて始めたっていうのもあって、TRY HARD GYMに決めました。


–大雅選手のどんなところに魅力を感じたんですか?
夏目 野性的というか試合も面白いし、とにかく見ててかっこいいなっていうのが第一の入りで、そこからどんどんハマっていきました。


–今は一緒に練習する機会もありますけど実際にはどうです?
夏目 ほんと恵まれてるなって思います。とにかく毎日刺激しかないです。


–今までDEEP浜松大会やKROSS×OVERで3戦全勝という無敗のレコードを残してますが、プロとして戦ってる感触はどうですか?
夏目 さっきも言ったんですけどやっぱり気持ちっていう部分では本当に負けないし、そういった部分でも対戦相手よりも自分の方が強かったですし、プロになったからと言ってずっと気も抜かないでひたすらやってるので、このまま無敗で勝ち続けます。

 


–初めてのOFGマッチの対戦相手はNovo選手になりましたが、Novo選手の印象はいかがですか?
夏目 身長がでかいなっていうのはあるんですけど、でもあんな細いやつはほんと格闘家じゃないなって思うし、あんな細いやつに負けたら周りの友達にも一生馬鹿にされると思うんで、あんな奴に負けてらんないですね。


–もうかなり戦略とか作戦も練ってるんですか?
夏目 まだこれからどんどん詰めるべきものはあると思うんですけど、でも作戦というか本当もう「殺してやる」っていう気持ちしかないんで、毎日毎日そこは研ぎ澄まされて殺すことしか考えてないですね。


–練習はもうほとんどOFGでやってるんですか?
夏目 もうOFGでしかやってないです。


–一発で倒す自信は?
夏目 ありますね。一発で倒す自信しかないです。


–どんなパンチをこちらは期待すればよろしいですか?
夏目 もう何でも期待してて下さい。何でも倒す自信はあるしその練習、準備はもうしてるんで完璧です。


–今回のFIGHT CLUBはいろんなカードが並んでますが、その中で夏目選手の色を出すとしたらどんな色になりますか?
夏目 キャリアとか経験とかそういった部分で今回の試合カードでも多分自分が一番下ぐらいの戦績だったり経験だと思うんですけど、だからこそ成り上がる気持ちは一番強いし、やってやろうって気持ちは一番強いので、本当とにかくどのカードよりも熱いというか、一方的なとんでもないKOを見せたいなと思いますね。


–これが一般のキックボクシングファンに対する夏目選手のお披露目試合になりますかね?
夏目 そうですね、ようやく世に出るんじゃないかなと思います。


–楽しみで仕方ないですか?
夏目 楽しみでもう早く試合がしたいですね。


–今左腕のタトゥーがすごく目立ってますけどこれはいつぐらいに入れたんですか?
夏目 これは18歳、高校の野球が終わったタイミングで入れ始めましたね。


–どんな理由で入れ始めた?
夏目 もともとタトゥーが好きだったのもありますし、周りも結構入ってたんで何の抵抗もなく入れたっていうのと、やっぱり覚悟とかそういった部分でタトゥーを入れましたね。


–どんなテーマでそのデザインになったんですか?
夏目 でも好きな絵とか意味とかも含まれてるんですけど、アメリカのチカーノ系っていうんですけどそういった絵とか文化が好きで入れました。


–そうしたら音楽がなんかもHIP HOPとか?
夏目 HIP HOP大好きなんでHIP HOPしか聞かないですね。

 

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