中村寛vs.伊藤澄哉、北井智大vs.麻火佑太郎、山元剣心vs.白石舜が決定!女子初となるOFGマッチで小林愛理奈vs.平岡琴

大会情報 2022年11月8日

≪追加決定カード≫

▼ライト級(-63kg) 3分3R延長1R
中村 寛(BK GYM/同級3位、第6代DEEP☆KICK-60kg級王者)
伊藤澄哉(戦ジム/スーパーライト級6位)

■10月の大田区大会でチャンヒョン・リーにKO負けを喫した中村寛が2022年最後のナンバーシリーズに参戦することが決定。
中村は2019年4月に無敗で第6代DEEP☆KICK-60kg級王座を戴冠。2019年7月からRISEに参戦し、今年は4月のRISEでは北井智大にKO勝利し、続く6月には『THE MATCH 2022』でK-1のレオナ・ペタスに判定勝利。前述のチャンヒョン戦では序盤多彩な攻撃で先手を取ったが、第2ラウンドチャンヒョンの猛攻を受け初のKO負けを味わった。
その中村の対戦相手に決定したのは“地下格闘技無敗”の伊藤澄哉。伊藤は2019年11月にRISEでプロ格闘家デビュー。わずか3戦目にしてベテランの水落洋祐にKO勝利で3戦3勝2KOの快進撃を続けていたが、昨年9月の実方拓海戦で初黒星。今年4月にはYA-MANとオープンフィンガーグローブマッチでダウンの応酬の末にKO負け。8月の大阪大会では山口侑馬戦では偶発的なサミングにより3ラウンド途中判定となり判定負け。現在連敗中だが実力はトップ選手と比較しても遜色がない実力をみせている。
KO率が高い両者。後楽園ホールで激闘を演じることは間違いないだろう。



▼スーパーライト級(-65kg) 3分3R延長1R
北井智大(チームドラゴン/ライト級4位)
麻火佑太郎(PHOENIX/同級7位)

■激闘王・北井智大が8ヶ月ぶりにRISEのリングに登場する。後半戦の強さを活かして逆転勝利を飾ってきた北井。山口裕人や水落洋祐、高橋一眞らに勝利してきたが、昨年9月に初のオープンフィンガーグローブマッチに挑んでYA-MANにKO負け。その後も小川翔、中村寛にKO負けを喫していて、今回から新階級のスーパーライト級で再起を狙う。
対するはテコンドー出身の麻火佑太郎。K-1甲子園-60kgベスト4、KAMINARIMON×新空手最強決定戦-63kg優勝、全日本格斗打撃選手権大会優勝などの実績を持ち、プロでも様々リングで試合を経験。今年2月からRISE再び参戦するとチャッピー吉沼に判定勝利するも5月の木村“ケルベロス”颯太戦ではダウンを奪われ判定負け。RISEの激闘派である北井相手に覚醒なるか?



▼フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R
山元剣心(FAITH/同級9位)
白石 舜(TEAM TEPPEN/同級15位)

■山元は2018年KAMINARIMON全日本大会-60㎏級優勝・大会特別賞の肩書きを提げ2019年6月にプロデビューを果たし、現在10戦6勝4敗(3KO)の戦績を持つ30歳。今年3月、都筑海杜に先制ダウンを奪われながらも得意の左フックで逆転KO勝利を飾り場内を沸かせた。
対する白石はアマチュアで数々の実績を誇り今年3月のプロデビュー以来3連勝中のTEAM TEPPEN期待のホープ。11月3日のRISE EVOL.11でMMAとキックの二刀流ファイターの愛翔との試合が組まれていたが、愛翔が減量中に体調不良となり公式計量を行えず失格となり不戦勝に。試合が出来なかった鬱憤をこの後楽園ホールで爆発させたいところだ。



▼オープンフィンガーグローブマッチ -46kg契約 3分3R
小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM/同級1位、ミニフライ級2位)
平岡 琴(TRY HARD GYM/同級2位)

■遂に女子のオープンフィンガーグローブ(以後OFG)マッチが解禁される。初戦に選ばれたのはこの戦いを熱望していた小林愛理奈と平岡琴。
小林は空手をバックボーンとし強烈なパンチが最大の武器で女子でもダウンが奪えるファイター。5月のRISE158アトム級タイトルマッチで宮﨑小雪に挑戦。判定で敗れベルト奪取とはならなかったが、先日の「RISE EVOL.11」では一階級上のミニフライ級で小雪の姉・若菜と対戦。劣勢な場面もあったが最終ラウンドにパンチでダウンを奪い判定勝利。試合後のマイクでもOFGマッチを熱望していた。
対する平岡は空手をベースに後ろ回し蹴りなどの技を持ち、最近の試合では男子顔負けの打ち合い上等のスタイルでファンを沸かせ、昨年9月の奥脇奈々戦から現在3連勝中。両者は2021年4月に対戦しており小林が判定勝利を収めている。女子の中でも好戦的な二人がOFGになったことでどんな戦いになるか注目だ。

 

大会情報はこちら