大森隆之介『面倒くささと意外性No.1のRISEファイターと思ってる』

インタビュー 2022年12月8日

12月10日(土)RISE163の第9試合で加藤有吾と対戦する大森隆之介が公開練習を行った。

–仕上がり具合はいかがですか?
大森 もうバッチリです。体重もめちゃくちゃ調子良いし、1週間前ぐらい前からもうずっと試合できる状態ですね。

–同門の選手が試合近い中で一緒に調整してると気分が乗りやすいっていうのはありますか?
大森 それはめちゃくちゃありますね。やっぱり横見ても追い込んでるし後ろからも追い込まれるしって感じで常に良い状態で練習出来てました。

–肉体的にも精神的にも追い込まれている感じですか?
大森 そうですね。今までは結構追い込み期間って嫌やなと思ってたんですけど、前回の試合ぐらいからは前向きに練習に追い込めてるっていう感じでしたね。精神的にもそうだった気がします。

–その気持ちの変化っていうのは何かきっかけがあったんですか?
大森 やっぱりベルトを意識してるんでそこに行くには。あと門口くんがベルト獲ってるんで早く並びたいっていう気持ちが一番ありますね。

–やっぱり同門の門口選手がベルトを獲ったということは物凄く刺激になって、その一方で嫉妬が芽生えてきたっていうのはあります?
大森 それはやっぱりありますね。どっちもほんまにあります。

–それが今のモチベーションになっている感じですか?
大森 やっぱり自分に足りないものがよく一緒に居ると分かるんで、自分はコツコツできないタイプなんでそこをまず直そうと思って今回はしっかり臨んできました。

–今までそんなにコツコツやるのが苦手だったんですか?
大森 ずっとコツコツ練習は続けてますけどモチベーションにムラがあるというか、日によって全然違うかったんでそこをしっかり自分で直しましたね。

–毎日アベレージ以上のモチベーションで調整を続けている感じですね。
大森 食事から生活からちょっとずつ変えていって。練習で調子が悪いなっていうのが今回の追い込みは一回もなかったです。

–例えば食事の面ではどういう風に変わったんですか?
大森 基本的に試合がない時期も出来るだけ節制したりとか、あとは練習前の食事の何を食べるかっていうよりかは食事を取るタイミングをよく考えて、練習の1時間前に取ったりとかそういうのをちょっと自分なりに試行錯誤してやってみました。

–そうしたら肉体的にもかなり変化は出てきました?
大森 肉体的にっていうよりかは自分的には精神的にメンタル面的に、すごいそこが充実してるから自信が持てるっていうのはありますね。

–今回僕みたいな記者は多分楽しみにしているvs加藤有吾というマッチメイクが組まれましたけど、このマッチメイクを最初に聞いた時はいかがでしたか?
大森 最初聞いた時はまず「こいつ誰やねん」って感じだったんですけど、ただ動画見たら変わった子やなとは思って、で試合の動画を見ても強いしめんどくさい相手やなと思いました(笑)。

–めんどくさい相手とどう戦いますか?
大森 でも普通に自分を分析したら僕の方がめんどくさい相手やなと思ったんで、面倒くささ対決では負けへんのちゃうんすかね。

–面倒くささNo.1決定戦になりますかね?
大森 面倒くささと意外性No.1のRISEファイターやと思ってるんで。

–単純に加藤選手のファイターとしての印象はどうですか?
大森 肘有りの試合が多くて動画見てもサウスポーとやってることが多いんですけど、打たれ強くてパンチの上手い選手やなっていうイメージですね。

–加藤選手といえばパンチなんですけど、そのパンチの上手さや技術に関してはどう思いますか?
大森 パンチはボクシングが上手いなっていうイメージですね。左フックは硬く切れるような左フックを打つなっていう印象ですね。

–それに対して大森選手は何か対抗しようと思いますか?
大森 右のガードを上げます(笑)。

–基本的ですね。
大森 シンプルが一番。右のガードを上げます。

–逆に自信がある技は何ですか?
大森 僕はここ最近これが自信あるってのがなくてどれでも倒せるんで。どこから何来るかは多分相手も怖いと思うんでそんな感じですね。特にどれってないです。

–加藤選手は新鋭ではありますがOFGトーナメントで優勝したりとか名前はもう充分ある選手だと思うんですけど、そういう相手と戦うという部分はどうですか?
大森 僕が見てるの鈴木真彦選手が持ってるベルトなんで、やっぱRISEの上位ランカーとか志朗選手とかあの辺とやっていきたかったんで、話聞いた時は「あ、この人なんや」って。そこを想像してたんで特に名前があるからといって何も思わなかったです。

–もう上位ランカーに挑んでいきたいと?
大森 上位ランカーもそうですし、よく言われる四天王に挑みたいなっていう気持ちはありますね。

–加藤選手を倒して?
大森 もちろんそこは逃さずしっかり倒します。僕は勝ち方も今回は意識してるし、ただの判定で勝つような試合はしないつもりです。

–最後にファンの方へメッセージをお願いします。
大森 今回12月10日にいろんな試合が組まれてて沢山の選手が試合するんですけど、僕が一番面白い試合するし僕の試合しか記憶に残らへんような準備をしてきたんで、ほんまに期待してください。押忍。応援よろしくお願いします。

 

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