佐々木大蔵インタビュー『こういう機会でRISEと巡り会えるのは感慨深い。佐々木大蔵の存在感を見せて行きたい』
インタビュー 2023年3月24日
『Cygames presents RISE ELDORADO 2023』のRISE×K-1対抗戦で白鳥大珠と対戦する佐々木大蔵が公開練習を行った。
–いよいよ対抗戦が近づいてきましたが今の心境はいかがですか?
佐々木 いつものK-1でやる公開練習とはまた違った感じなのでこういうZoomも新鮮だなと感じてます。
–先日のK-1で行われたRISEとK-1の対抗戦はご覧になりましたか?
佐々木 会場には行ってなかったんですけどABEMAで見てました。
–どんな印象を持ちましたか?
佐々木 あまり変わりはなかったですね。いつも見る格闘技観戦っていうか、K-1いつも見てるんですけどそれと変わらず凄い熱い試合がたくさんある中で一視聴者としても楽しめましたね。
–これから同じ対抗戦に乗り込む者としてもいい刺激を受けましたか?
佐々木 そこの場面に関してはすごく刺激受けましたね。
–具体的に言うとどの部分に刺激を受けましたか?
佐々木 いつも一緒に練習してるKREST勢の仲間の刺激はすごく受けているのと、対抗戦の大将として試合をしていた玖村選手の試合、そしてその後のインタビューだったりで自分も魅せたいなっていう気持ちが高まりましたね。
–いつもK-1でやってる試合とモチベーションでちょっと違う部分はありますか?
佐々木 モチベーションの違いは特に差はないですね。だけど色々見られ方だったり周りの方からの声っていうのはいつもと違う部分は感じてるんですけど、その中で自分的には変わらないですね。
–改めて対戦相手の白鳥選手はどう映っていますか?
佐々木 すごくデカいっていうか(笑)。ルックスも良くてモデルさんのような。本当に自分からしたら戦うこと自体を想定していなかった選手なので。だけど存在は知っていたし、自分からすれば「有名な人」みたいな立ち位置だったので。
–過去に白鳥選手と似たタイプと戦ったことはありますか?
佐々木 似たタイプ…身長が高くてスピードあるなっていう選手だったら(安保)瑠輝也選手ですかね。
–当然今ここでは明かせないと思いますが対策はバッチリですか?
佐々木 イメージは固まってはいるんですけど、僕もずっとやってきてそれが試合でどうなのかっていうのは本当に試合してみるまでわからないんで安心する気持ちがなくて、バッチリだなっていう思いは本当に試合終わってみるまで分からないですね。
–初めて挑むと思いますがワンキャッチワンアタックルールはいかがですか?
佐々木 そういった部分も一応実戦の中ではやっているんですけど、白鳥選手の試合を見て白鳥選手はそれにすごい対応してるかって言われるとそうでもなさそうですし。実際やってみてどういう形でキャッチされたりとかは流れの中でだと思うので、一応そのイメージは持ちつつありますけどあまりそこは自分の中でフォーカスはしてないですね。
–今回佐々木選手からするとRISEの会場での試合になりますがアウェーで試合をするということに関してはいかがですか?
佐々木 アウェーで試合する事に関してはあまり気にはなってないですね。中国で試合をしに行ったことがあるんですけど、その時は本当にドアウェイ。言葉も分からない状態の中だったんで何を言われてるかっていうのは分からなかったですけど、歓声の違いっていうのはすごく感じたので。でも今回は言葉は入ってくるかなと思うんで、その辺も当日のことがすごく楽しみな思いで今いるのと、その時にどう感じるかはその時の楽しみにとっておこうかなと思ってます。
–佐々木選手はほとんどKrushで戦ってきた人生で、それを含めてRISEに初めて出る感覚はいかがですか?
佐々木 自分が主戦場としている興行はKrushなんですけど、自分が格闘技を始めて先輩たちを追っかけて今があるんですけど、その先輩たちが主戦場として出ていた興行がRISEだったので。本当に観客としてRISEの試合を見に行っている数っていうの本当にすごく大きかったですし刺激があるものだったので、こういう機会でRISEの興行と巡り会えるっていうのは本当に感慨深いものもありますし、こういう機会を与えてくれた全ての方にありがとうという気持ちもありますし。そこでの佐々木大蔵の存在感を見せて行きたいなっていうのが強くあります。
–K-1とRISEの雰囲気や観客の違いとかは感じそうですか?
佐々木 皆さんやっぱりその興行を楽しみに来てくださる方がいて一つの興行が成り立つ部分もあるんで、そこに関してはそれぞれの良さもあると思うんで。やっぱり多少違いはあると思うんですけど、でも格闘技が好きという気持ちの人達が集まっている中での興行というのは何ら変わりないことだと思うんで。お客様に満足以上のものを見せるのは僕達の役目だと思ってるんで、それを全うすることができたらいいなっていう思いはあります。
–白鳥選手が佐々木選手の印象を「今やったら余裕なんじゃないかな」って言っていてテクニック関係に関しても自信があるって言っていましたが佐々木選手はいかがですか?
佐々木 やってみるまでは断言はできないですけど、自分の中ですごく苦手なスタイルかって言われると噛み合う部分もあるんじゃないかなっていうのはありますね。ただ本当にファーストコンタクトからいろんなものを感じながらリングに立つので終わるまで断言はできないですけど、いろんなイメージ、パターンというものは自分の中で用意しているつもりです。ただそれを遂行できるかっていうのは当日雰囲気とか色んなものを感じながらRISEのリングを楽しみにしています。
–最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。
佐々木 自分のコンディションはあまり変わらずというか日に日に試合が近づくにつれて気持ちも昂ってきている状態です。当日はRISEファンの皆さま、そして僕の応援、K-1の応援で会場に足を運んでいただく方にこの格闘技の熱を、一人でも多くの人に力を届けていきたいと思いますので、当日是非期待をしていてください。僕もすごく楽しみです。よろしくお願いします!