来る4月21日（金）後楽園ホールにて開催します『RISE 167』にてKENTA選手と対戦する山畑雄摩選手のインタビューをお送りします。

――舞台を変えてKENTA選手との再戦が決まりましたがどんな心境ですか？
山畑　嬉しいですね。再戦を受けてくれたのは本当にすごく嬉しいですしリベンジするしかないですね。

――約1年半前にDEEP☆KICKでタイトルを懸けて戦った時の記憶は残ってますか？
山畑　鮮明に残ってます。

――どんな記憶が残ってますか？
山畑　僕とちょっと似てるタイプかなと思ってたんですけど意外とアグレッシブでオラオラ来る選手だなと。結構荒っぽい選手だと思いましたね。

――明かせる範囲内で構わないですが初戦での自分の敗因はどの様に分析してまいすか？
山畑　1、2ラウンドで言えばイーブンというかそういう流れだったんですけど、3ラウンドでちょっと印象が悪かったと思うんで。同門の木村“ケルベロス”颯太も1、2ラウンド結構押してたのに3ラウンド取られてるんで、後半戦の印象が悪かったかなと思ってます。

――それは裏を返せばKENTA選手の試合運びが上手かったということですか？
山畑　認めますね。上手いなと思ってます。やっぱりどの相手でも絶対に3ラウンドは優勢に進めてるイメージがあるので。

――そんなKENTA選手の穴とか弱点というのは見つけ出してますか？
山畑　弱点は前に戦った時から見えてたんですけど、うまくそこを隠されるというか誤魔化される、打ち消されるようなイメージがちょっと残ってますね。

――去年はRISEも含めてRIZIN、ホーストカップと色々なリングに上がってますが去年を振り返ってみでどうでしたか？
山畑　点数で言うと40点から50点ですね。

――それは1勝2敗と負け越してる部分も大きいということですか？
山畑　負け越してますし勝った試合もなんかぼんやりとした勝ちなので、僕としては良い1年じゃなかったなと思います。

――大舞台で場数を踏めたということはキャリアになったんじゃないですか？
山畑　それはすごく自信になってますし、大舞台に立つ前よりも気持ちの作り方っもだいぶ変わってきてます。

――大舞台は周りの反響とか変わってきますか？
山畑　変わってきますね。近い人間、親友とかは結構騒いでくれますし、実際メディアに出ていくっていう面でABEMAさんとかで試合が出るから知らない人もインスタのフォローとか結構くれますね。

――山畑選手はそもそもキックってダイエット目的で始めたんですよね？ それがここまで来るってすごいと思いませんか？
山畑　ここまで来るなんて全く思ってなかったので、自分で自分を褒めたいところなんですけど、ダイエット目的だったのは最初の一か月だけだったんで(笑)。だんだんその目的が消えていきましたね。一カ月で大体目標をクリアしたというかすぐ痩せたんで。

――ちなみに一番重かった時は何キロあったんですか？
山畑　約10年前になるんですけど73〜74キロはありましたね。

――ミドル級からスーパーミドル級ですね。
山畑　そうですね、ちょっと脂肪乗ってましたね(笑)。

――もう今は完全別人ですね。
山畑　通常時は70キロ近くあるんですけど身体の質がやっぱり全然違いますね。

――今回同じライト級のタイトルマッチも行なわれますが直樹選手と中村寛選手の試合は気になりますか？
山畑　かなり気になりますね。特に中村寛選手はDEEP☆KICKからRISEへ上がって、大阪から出てるんで注目してます。

――同じ大阪といえば同門で後輩の木村“ケルベロス”颯太選手が活躍してますけど刺激になってますか？
山畑　かなり刺激になります。僕の方が飼い主なのに(笑)。お手、お座りとかそんな事を言ってますし(笑)。

――最後に明かせる範囲内で構わないんですがKENTA選手とどんな風に戦いますか？
山畑　ちょっと前とは違う戦い方をするんですけど、自分の通り名の『なにわのマタドール』っていうところを存分に出していこうかなと思います。

――特に3ラウンドはマタドールになりそうですね。
山畑　自分の中で前とは違うっていうところが「攻撃的マタドール」というところでイメージしていただきたいなと思ってます。

――これでリベンジを果たしたら三度目の戦いがある予感はしますか？
山畑　あってもなくても僕は正直どっちでもいいですね。試合が組まれればもちろんやりますし逃げるつもりもないです。KENTA選手も逆に僕に勝ってるのに受けてくれてるのでもちろん受けて立ちます。

――最後に山畑選手のファン、RISEファンの方々にこの試合に懸けるメッセージをお願いします。
山畑　ケルベルスよりもキャラは薄いですけど、ケルベロスよりもレベルが高い「山畑雄摩」という選手を覚えていただきたいので、まずしっかりと派手に倒すのでインスタのフォローとかどんどんお願いします！　よろしくお願いします。