岩郷泰成インタビュー『Twitterで対戦相手がずっと煽ってきたのでしばいてやります』

インタビュー 2023年6月21日

来る6月23日(金)後楽園ホールにて開催します『RISE169』に参戦する岩郷泰成の試合前インタビューをお届けします。


–久しぶりの試合になりますね。
岩郷 7か月ぶりくらいになります。


–1月のDEEP KICKの試合も鼻の骨折によって欠場されていました。
岩郷 試合の2週間くらい前にスパーリングで骨折しました。


–鼻を4か所骨折したと聞きました。
岩郷 鼻を4か所と目と鼻の間の骨を1か所の計5か所骨折していました。鼻が曲がるほどの怪我だったので治療に専念していました。


–綺麗に鼻は治ったみたいですね。
岩郷 治りました。


–久々の試合ですがモチベーションは上がっていますか?
岩郷 試合が決まってからTwitterで対戦相手がずっと煽ってきたのでしばいてやります。


–対戦相手の藤井選手はボクシング出身の選手ですが印象はいかがですか?
岩郷 スピードは速いけどパワーは僕の方があるので、スピードとパワーどちらが強いか分からせます。


–スピード対パワーの勝負になりそうですね。
岩郷 映像を見るとスピードとパンチでまとめているけど、そのパンチでは倒せていません。まとめている時は手打ちの軽いパンチだし、僕の方が1発で仕留めてやります。


–何ラウンドあたりに注目したらいいですか?
岩郷 3ラウンド目に注目してください。長めに戦いたいので3ラウンド目に倒します。


–長めに戦うのは、久々の試合を楽しみたいという気持ちの表れですか?
岩郷 早く終わったら見てる方も楽しくないので、湧かせつつ倒します。


–前回の小野戦は延長で偶然のローブローで終わりになりましたが、振り返ってみていかがでしょうか?
岩郷 実はあの試合は3ラウンド目に僕がダウンを取られてから、ダウンを取り返したのも延長に行ったのもローブローをもらったのも映像を見ても思い出せないんです。


–それくらい激闘だったって事ですね。
岩郷 もらったのはダウンした1発くらいだったけどなぜか記憶が飛んでて、控え室でセコンド陣に試合が終わったことを何度も確認していました。


–ローブローのダメージは大丈夫でしたか?
岩郷 終わってから記憶も無かったので、蹴られたことすら覚えてなかったです。


–今回の試合は前回の悪夢を払拭できるといいですね。
岩郷 相手もパンチが得意なので前回の小野選手よりは噛み合うはずです。ガンガン打ってくるなら打ち合っていくので面白くない試合はしません。


–岩郷選手はキックボクシングはいつ頃から始めましたか?
岩郷 格闘技自体を始めたのは中学2年生の時です。プロの舞台に立つ2,3年前まではずっと地下格闘技のジムにいたので、ずっと1人でやっていたような感じです。地下格闘技のジムを辞めてちゃんとした練習相手やトレーナーがいるジムに移ったのはここ3,4年くらいになります。


–環境が整って今は練習ができているんですね。
岩郷 チャンピオンやトップ選手がいる環境で練習しているので過去一自信があります。


–それは今の環境が整っているジムで練習をできているからこその自信ですね。
岩郷 前までは対戦相手のことを自分で考えてやっていたのですが、今はスパーリングして、アドバイスを貰って作戦も考えて貰っています。チームで動けているのは以前と変わった所だし自信にもつながっています。


–今回の藤井戦で勝利する事を前提に2023年はどのような年にしていきたいですか?
岩郷 与えられた相手を良い倒し方で勝ち続けていけたら自ずと上に行けると思っています。まだ僕が大きな事を言える立場ではないので、一戦一戦良い勝ち方をして上のランクの奴らを倒していきます。


–最後に岩郷選手のファンとRISEファンの皆様に熱いメッセージをお願いします。
岩郷 倒すのはもちろん倒すので、倒すまでの過程でお客様を楽しませます。RISEは面白いということが伝わる熱い試合をします。とりあえず相手の顔はグチャグチャにしてやります。応援をよろしくお願いします。

 

 

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