原口健飛インタビュー『ハングリーさ全開で絶対倒すという気持ちで試合に臨みます。』
インタビュー 2023年6月26日
来る7月2日(日)エディオンアリーナ大阪 第1競技場にて開催します『ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2023 1st Round』にて、メインイベントでアンバー・ボイナザロフと対戦する原口健飛の試合前インタビューをお送りします。
–試合まであと2週間となりましたがコンディションはいかがですか?
原口 コンディションはめちゃくちゃ良いです。ISKAのタイトルマッチの時より練習をしているので、前回の試合よりもさらに磨きのかかった試合にします。
–今回対戦相手がアンバー・ボイナザロフ選手になりましたが、アンバー選手の印象はいかがでしょうか?
原口 戦績もKO率も凄いし、年も10歳くらい上のベテラン選手なので人間的に強いという印象です。ただ技術面やスピード面、センスは俺の方が上なので試合においては全く心配がないです。
–警戒している部分はありますか?
原口 MMAもやっていて体が強いのでアンバー選手のパワーに気をつけたいです。
–先日のFight Partyの時に楽勝という発言も飛び出していましたが、今も楽勝という気持ちに変わりはない?
原口 Fight Partyの後もかなり練習しているので、あの時よりも楽勝という気持ちは更に強いです。
–山口兄弟や海人選手と練習をしていたのをSNSで拝見しましたが原口選手もガチガチのスパーリングをやってきたのですか?
原口 皆んな試合前なのでガチガチにはやっていないです(笑)。でもいつもの練習とは違う緊張感があるし、試合してる時くらいの刺激になりました。
–かなりの刺激になりましたか?
原口 山口兄弟みたいなパンチを振ってくる選手とやったことがないので、めちゃめちゃ良い練習になりました。
–そういう意味ではアンバー対策はバッチリですか?
原口 バッチリですし全然怖くないです。山口兄弟とか見た目もイカついので余計に余裕を感じますね。
–今回のアンバー戦では原口選手のどんなところに注目すれば良いでしょうか?
原口 前回のジェレミーの時は圧力をかけていくファイトスタイルを27戦目で初めて出しました。次の28戦目ではまた新たな試みで仕留めるのでそこに注目してください。
–対世界ということで海外選手との対戦が続いていますが、日本人選手と外国人選手の強さの違いはなんだと思いますか?
原口 こればかりは俺も知りたいので難しいですね。外国人選手はペッチ選手にしか負けていないですけど、体で負けたとは感じなかったので、なんとしてでも勝つという勝ちの貪欲さが違うと思います。
–イベントや取材、ジムの選手のセコンドなどで大忙しですが、高いモチベーションを維持できている秘訣はありますか?
原口 勝てば海外での試合やGROLYに乗り込めるかもしれないという勝った時のことを考えています。忙しいのは関係なくて勝ったら新たな挑戦ができるという気持ちが、形はどうあれ自分のモチベーションになっています。
–原口選手が理想とするファイトスタイルはありますか?
原口 ありません。型にはまらない、自分でも何するか分からないスタイルが原口健飛スタイルです。
–どんなスタイルが出るかはリングに上がらないと分からないという事ですね?
原口 対戦相手によって決めているので、前回のジェレミー戦はK-1ルールというのもあって前から決めてはいましたが、今回のアンバー戦は本当に分からないです。リングに上がって対峙してから決めます。
–倒すイメージもあまり考えてはいないですか?
原口 倒すイメージはめっちゃしています。アンバー選手は過去にKO負けも多いので、KO負けをするという事は倒れるという事なのでイメージがしやすいです。
–逆に原口選手がダウンやKO負けがないのはどういった理由がありますか?
原口 やっぱり型にはまらないので相手からしたらやりにくいのかなと。アダムチャック戦の時は勝ちに徹した試合をしたり人によって変えているので戦いづらさが自分にはあります。
–地元大阪での試合になりますが、過去2戦大阪大会ではペッチ選手に負けています。だからこそ今回は勝ちたいという気持ちが強いのではないですか?
原口 2年連続の大阪大会では結果を残せていないので、逆に今回の俺が1番強いと思ってます。ハングリーさ全開で絶対倒すという気持ちで試合に臨みます。
–最後にRISEファン、原口健飛選手ファンの皆様にメッセージをお願いします。
原口 3年目の大阪でまたメインを張らせていただきますが、前回、前々回の大阪では良い結果を残せていないので、今回は殺気立った原口健飛を見てもらいたいです。MVP、ベストバウト、KO賞は全部俺が持っていくつもりで試合に臨むので、皆さん期待していください。よろしくお願いします。