数島大陸インタビュー『衝撃的なKOで会場を盛り上げる』

インタビュー 2023年6月28日

来る7月2日(日)エディオンアリーナ大阪 第1競技場にて開催します『ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2023 1st Round』にて、松岡宏宜と対戦する数島大陸の試合前インタビューをお送りします。


–数島選手、色黒いですね。
数島 そうですね、「黒さは強さ」やと思うので。黒さの憧れで言ったら松崎しげるさんですね(笑)。


–また随分ベテランのアーティストの名前を出しますね。
数島 やっぱり万人受けしたいので(笑)。


–万人受けは意識しますか?
数島 みんなから気に入られることはすごく大事なことだと思うので、色々な年齢層の方を巻き込んでいきたいです。


–地元大阪で試合が組まれましたが、モチベーションは上がりますか?
数島 RISEは大阪大会が年に1回くらいしかなくて、しかもビッグイベントで今回出たい人もいっぱいいると思いますが、その中で選んでいただいたのはすごくモチベーションが上がりました。やってやろうって気になっています。


–数島選手は「選ばれし者」って感じですね。
数島 そうですかね?(笑) 大阪やったら任せとけって感じです。


–数島選手の過去の戦績を見ると関西での試合は勝率高いですよね。
数島 そうですね、関西でやってる試合はほとんど倒してると思うので、地元の応援がすごく力になっています。


–応援の数が多いと力が入りますか?
数島 地元が大阪なので東京に毎回応援に来てくれるのは交通費もかかりますし、その分大阪とか関西の試合は車があったら全然行けるし、チケット代で済むのでそういう人たちに良いものを見せたくて気合いが入っています。


–今回の対戦相手の松岡宏宜選手は以前一緒に練習したことがあると聞きました。
数島 ちょうどプロになるかならないかくらいの時に一緒に練習させてもらってました。知らない相手ではなくて昔からずっと面識のある相手ですけど、それでも試合となると練習とは違うのでぶっ倒しに行くだけです。


–じゃあ一緒に練習した仲という感情は抜きにして倒しに行けるということですね。
数島 練習は練習、試合は試合なので、僕も命懸けてやっているので、そこは関係なく対戦相手としてしっかり潰しに行きたいと思っています。


–選手としての松岡選手にどの様な印象を持っていますか?
数島 身体が強くてひたすら前に出てくる選手でやりにくい感じですけど、僕は逆に前に来てくれた方が相手の隙はいっぱい出来るので、得意のカウンターを決めて一発で仕留めます。


–松岡選手にも取材させていただきましたが今回は「神の左に対して神の右で対抗する」と言っていました。
数島 神の左以外にも色々な技を磨きまくってるので、神の左が出るかそれ以外で倒すのかは楽しみにしてて下さい。


–「キックボクサーは泣かないぜとは言わせないぜ」とも言っていました。
数島 (笑)。それはみんな言ってくると思うので、逆にみんな泣かしたろうかなと。


–泣かせて大会MVPを狙いますか?
数島 前回からMVPとかベストKO賞とかできて、今回出てるメンバーがすごい強い人ばかりですけどそこは常に狙っていきたいです。


–モチベーションが上がってますね。
数島 めちゃめちゃ上がってて、ホンマに早く試合したいです。


–今すぐ明日にでも試合したい勢いですか?
数島 53kgだったら減量もほとんどなくてあと2kgくらいなので、明日計量って言われても行けます。


–同日に開催されるRISE WORLD SERIES‐54㎏トーナメントの方も気になりますか?
数島 タイトルマッチをやらせて貰った田丸選手が世界トーナメントに出場しているので、逆に言えば僕が勝っていたら出れたのかなと考えるとすごい悔しい気持ちもあるし、でもすごい注目してるっていうのはあります。


–トーナメント開幕戦4試合のうちどの試合を一番注目していますか?
数島 田丸選手は一緒の階級だし一回試合もしてるので、どういう試合をして相手に勝つかなというのは気になります。


–自分の試合が終わってから注目して見ることになりますね。
数島 階級が近いし、みんな目指すところは世界一とか強いやつを食っていくってことだと思うので、自分の試合が終わってからも楽しみな試合が多いです。


–今も数島選手が口にしましたが今回楽しみな試合が多い中で、自分の色を出していくのは難儀な作業だと思いますが。
数島 今回に限らず僕は1ラウンド目から倒しにいくスタイルを常日頃から意識してます。やっぱり一番わかりやすいのは倒すことだと思うので、それが試合で出せたら必然的に自分の色は出るかなと思います。


–今回の試合に関して代表の及川さんはどのように言っていますか?
数島 お互いある程度は手の内がわかると思うので、どちらがこの2〜3年で進化してるかというのが勝負を左右すると思っていて、進化とか技の数とか乗り越えてきた修羅場を考えると僕の方が乗り越えてきた壁は大きいので、そこは試合の展開で差が出ると思います。及川先生にも普通にやれば全然問題はないけど、油断だけはするなよと言われています。


–数島選手はまだまだ若いですけど自分の年齢を意識したりしますか?
数島 まだ二十歳なのでこれからですけど、フライ級ってめちゃめちゃ若い子が多いじゃないですか、16歳17歳の選手を見てると僕って年上なのかなって感じたりもしますけど、まだ二十歳なので全然これからなので、10代には負けへんぞって20歳ながらに思っています(笑)。


–10代に対して対抗意識剥き出しですね。
数島 10代は勢いある子多いし、アマチュアからプロになる子も強い子が多いので、やっぱりそこに負けてられないです。


–今回の試合で会場やABEMAで観戦してくれるファンの皆さんにどんなところを見て欲しいですか?
数島 もちろん弱くない選手なので油断は全然してないですけど、どちらかと言うと周りの評価とかどんな倒し方をしてくれるのだろうかとか、色々な期待との勝負かなと僕は思っていて、前回試合してからどれだけ進化したかというのと衝撃的なKOで会場を盛り上げるので期待して下さい。


–最後に数島選手のファン、RISEファンの皆さんに熱いメッセージをお願いします。
数島 大阪なので応援に来てくれる方も多いと思うし、ビッグイベントなので僕を初めて見る方もいますけど、軽量級離れした倒し方をするので皆さん期待と応援よろしくお願いします。 キックボクサーは泣かないぜ!

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