中野椋太インタビュー『自然エネルギー使えるんで僕(笑)。 全て来てますね、多分導かれてます僕。そう感じてます。』

インタビュー 2023年12月12日

来る12月16日(土)両国国技館で開催します『RUF presents RISE WORLD SERIES 2023 Final Round』にて、vs.GLORY対抗戦に出場する中野椋太(誠至会)の試合前インタビューをお届けします。

 

 

–フェアテックスのジャンパーのロゴが目立ってますね。
中野 最高です。フェアテックスメイトです。バックアップしてくれてます。


–最近ですか?
中野 最近ですね。この前のタイから今回のタイで繋がって。


–今回もこの一戦のためにタイでずっと調整されてたんですか?
中野 そうです。


–いつからいつまで?
中野 2ヶ月行ってましたね。10月から11月丸々行って昨日(11月30日)帰ってきました。


–パタヤのフェアテックスジムでずっと調整してたんですか?
中野 最初PKセンチャイジムに行ってパタヤのフェアテックスに行ってそれからペッティンディーと3つ行きました。


–忙しいですね。
中野 修行です。


–いい練習できましたか?
中野 はい、最高です。


–今回の仕上がり具合はバッチリですか?
中野 はい、楽しみです。

 


–でもタイは今の時期でも暑いですけど日本はここまで寒くなってきたらこの寒暖差でちょっと調子が狂っちゃうとかはないですか?
中野 調子は大丈夫なんですけどめちゃめちゃ寒いです。かましあげられてる。


–今回GLORYとの対抗戦に出ることになりましたが、「対世界」の部分で自分が出る事に関して、試合が決まった時はどんな気持ちになりました?
中野 最高です。対世界をずっと目指してやってるので。本物のファイター目指してやってるんでそことやれるのは嬉しいです。


–同門の北野克樹選手は今ONEチャンピオンシップで活躍していますが、いい刺激になってますか?
中野 ルンピニーの会場まで僕も見に行ってたんで最高でした。


–今年の夏にイ・ソンヒョンにバックブローでいい勝ち方をしましたが、あれが自信になって今乗ってるという部分はありますか?
中野 全て来てますね、多分導かれてます僕。そう感じてます。


–前回のあのバックブローは本当にみんな驚いたんですが、今回も何かみんなをアッと驚かせるような動きや技は何か見せてもらえそうですか?
中野 多分野生なんでとっさに何か出るんで。自然エネルギー使えるんで僕(笑)。


–対戦相手のペトル・モラリ選手の映像はご覧になりましたか?
中野 チラ見だけしました。今からもう一回見てきます。


–チラ見した印象はどうでしたか?
中野 身体強いなっていう感じですね。フィジカルとスピードがしっかりあって変則なこともやってくれるんで。


–向こうでは強いと言われてるヤン・カッファ選手をスピニングバックキックでKOした試合もありますが、ああいう飛び道具が出てきたらどうします?
中野 しっかり冷静に見て、当たらないように気をつけます。


–じゃあ今回ペトル選手にいい勝ち方をして中野選手も来年GLORYとか対世界、海外に打って出たいって気持ちが強いですか?
中野 しっかり倒して強さ証明して世界とやっていきたいです。


–世界と戦うためにパーティーはかなり自粛してますか?
中野 はい。でも僕格闘技も人生としてやってるんで、この人生全部強いやつが強いと思ってるんで、全部食らってますよ。


–じゃあもうタイでも本当に練習三昧だったんですね。
中野 いつでも修行です。

 


–対世界でやっていく上でフィジカル差が日本人選手はテーマに上がりますが、その点についてはどう思いますか?
中野 ポテンシャルでは負けないと思います。今までも日本のチャンピオンレベルはタイマンで勝ってたんで、そこをほんまに朝夜と2回練習してフィジカル作ったら正味負けないです。自信あります。


–フィジカルトレーニングは対外国人向けに強化しないとなっていうところで練習量を増やしてきたイメージですか?
中野 しっかりアスリートやってます。世界のやつと戦うにはしっかりやらないと。


–以前まではあまりフィジカルトレーニングに注力したり朝夜2回練習とかはやってなかったですか?
中野 はい。


–何がきっかけで練習に打ち込むようになった?
中野 チャド・コリンズですよ(笑)。何がきっかけってチャド・コリンズ。今回も同じ日に世界タイトルマッチやるじゃないですか。それもちょっと楽しみなんで。


–あの試合で受けたパンチでぶつかった時の強さを感じました?
中野 しっかり練習してるなって。まぁ自分でもわかってるんで。


–ちなみにフィジカルトレーニングをやることによってご自身の完成度は現状でどれぐらいになってきたと思いますか?
中野 まだ途中なんですけど、完成したら多分半端ないですよ。


–フィジカルをやってきたことによってご自身の戦い面においてはどういった部分が強くなってると思いますか?
中野 スピード、パワー、一発で倒す殺傷能力。一発で終わらせるのがいいので、この前みたいな爆発力一発で。


–最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。
中野 思いっきりKOで倒して、世界で戦えることを見せてみんなに生きる勇気を与えるんで僕の試合楽しみにしてください。オスカップ。

 

公開練習の模様はオフィシャルYouTubeチャンネルで配信中

 


≪RUF presents RISE WORLD SERIES 2023 Final Round 試合順≫

 

▼メインイベント(第16試合) RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament 決勝戦 3分3R延長2R
クマンドーイ・ペッティンディーアカデミー(タイ/ペッティンディーアカデミー/ラジャダムナンスタジアムスーパーフライ級王者、True4Uスーパーフライ級王者)
田丸 辰(日本/TRY HARD GYM/初代RISEフライ級王者、初代RISEスーパーフライ級王者)


▼セミファイナル(第15試合) RISE世界スーパーライト級(-65kg)タイトルマッチ 3分5R無制限延長R
ペットパノムルン・キャットムーカオ(王者/タイ/Kiatmoo9/初代RISE世界スーパーライト級王者、GLORY世界フェザー級王者)
チャド・コリンズ(挑戦者/オーストラリア/Strikeforce/WMC世界スーパーライト級王者、WBCムエタイ世界スーパーライト級王者)


▼第14試合 RISE×GLORY スーパーライト級(-65kg) 3分3R延長1R
原口健飛(日本/FASCINATE FIGHT TEAM/RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント優勝、第6代RISEライト級王者、ISKA世界ライトウェルター級王者)
エイブラハム・ヴィダレス(メキシコ/Living legacy/GLORY世界フェザー級1位)


▼第13試合 RISE×GLORY スーパーライト級(-65kg) 3分3R延長1R
白鳥大珠(日本/TEAM TEPPEN/RISE WORLD SERIES 2019 -61kg級王者、第5代RISEライト級王者)
ザカリア・ゾウガリー(モロッコ/‘T Oude Westen Gym/S-cup -65kg世界トーナメント2016優勝)


▼第12試合 シュートボクシング提供試合 RISE×GLORY -72kg契約 3分3R延長1R
海人(日本/TEAM F.O.D/第5代RISEミドル級王者、SB世界スーパーウェルター級王者)
ジェームズ・コンデ(フランス/SBC sarcelles/ISKAヨーロッパライトミドル級王者)
※モハメド・ジャラヤ選手が諸事情により入国できないため欠場


▼第11試合 RISE×GLORY ライト級(-63kg) 3分3R延長1R
中村 寛(日本/BK GYM/第8代RISEライト級王者、第6代DEEP☆KICK-60kg級王者)
アフマド・アコーダッド(モロッコ/Brutal Gym)


▼第10試合 RISE×GLORY ライトヘビー級(-90kg) 3分3R延長1R
南原健太(日本/極真会館/第2代RISEライトヘビー級王者)
ビクター・デ・コニング(オランダ/Kickboxing fearless)


▼第9試合 RISE×GLORY -54kg契約 3分3R延長1R
聖愛(日本/魁塾/初代RISE QUEENバンタム級王者、初代WMC女子日本スーパーフライ級王者)
テッサ・デ・コム(オランダ/Fightteam Vlaardingen/第2代RISE QUEENフライ級王者、Enfusionストロー級王者)


▼第8試合 RISE×GLORY ウェルター級(-67.5kg) 3分3R延長1R
中野椋太(日本/誠至会/第3代RISEウェルター級王者、S1世界ウェルター級王者)
ペトル・モラリ(モルドバ/Kickboxing fearless/WKU世界-65kg王者)


▼風音(TEAM TEPPEN/RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント優勝)引退セレモニー


▼第7試合 Super Fight!-55.5kg契約 3分3R延長1R
志朗(日本/BeWELLキックボクシングジム/初代RISE世界バンタム級王者)
ブンロン・ペッティンディーアカデミー(タイ/ペッティンディーアカデミー/True 4u 115P,118P,122P王者)


▼第6試合 Super Fight!-54kg契約 3分3R延長1R
大﨑一貴(日本/OISHI GYM/第2代RISEスーパーフライ級王者)
ジャルンスック・ブーンラナームエタイ(タイ/ブーンラナームエタイジム/True 4u 118P王者)


▼第5試合 Super Fight!アトム級(-46kg)3分3R延長1R
宮﨑小雪(日本/TRY HARD GYM/第2代RISE QUEENアトム級王者)
モンクットペット・カオラックムエタイ(タイ/カオラックムエタイ/IFMA Youth WorldMuaythai 2023 45kg王者)


▼第4試合 -54kg契約 3分3R延長1R
松下武蔵(GOD SIDE GYM/バンタム級10位)
池田幸司(ReBORN経堂/第8代Krushバンタム級王者、K-1 WORLD GP初代バンタム級王座決定トーナメント第三位)


▼第3試合 スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1R
常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA/同級3位)
勝次(TEAM TEPPEN/WKBA世界スーパーライト級王者、第7代新日本キックボクシング協会ライト級王者)


▼第2試合 スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1R
岩郷泰成(EX ARES/同級8位、AJKN日本スーパーフェザー級王者)
奥平将太(フリー/同級11位)


▼第1試合 フライ級(-51.5kg)3分3R延長1R
那須川龍心(TEAM TEPPEN/同級4位)
龍太郎(VALIENTE)


▼オープニングファイト.3 スーパーフェザー級(-60kg)3分3R
山科直史(極真会館/同級12位)
近藤大晟(及川道場/同級13位、Stand Up King of Rookie 2023 -60kg級優勝)


▼オープニングファイト.2 バンタム級(-55kg)3分3R
モンタナ・アーツ(Team Aerts)
加藤乃々夏(全真会館)


▼オープニングファイト.1 フェザー級(-57.5kg)3分3R
杉山豪基(TARGET SHIBUYA)
永松進之介(FJ KICK ASS)

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