数島大陸が戴冠後初戦でペッティンディーとの刺客と対戦|RISE176カード発表会見

大会情報 2024年1月13日

1月13日(土)東京都内で2月23日(祝金)に後楽園ホールにて開催される「RISE176」のカード発表記者会見が行われ、11カードが発表された。

 

 

▼Super Fight! -52kg契約 3分3R延長1R
数島大陸(及川道場/第2代RISEフライ級王者)
クンスック・ペッティンディーアカデミー(ペッティンディーアカデミー/True 4u 115P 3位)

 

昨年10月に松本天志に勝利し第2代RISEフライ級王座を獲得した数島大陸が王座戴冠後初戦を迎える。
数島は2020年9月にプロデビューすると軽量級でも倒す選手として注目され、2022年4月から開幕した初代フライ級王座決定トーナメントでは準決勝で当時無敗の塚本望夢とダウンの応酬の末の判定勝ちで決勝進出を決めたが、10月の決勝戦で初代スーパーフライ級王者の田丸辰に敗れて王座戴冠を逃した。しかしその後はPRANDAM BRAVELY、松岡宏宜に勝利し、前述の自身2度目の王座決定戦では“神の左”を要所で当てていき悲願の王座獲得を果たした。
その数島が迎え討つのはタイ国最強集団・ペッティンディーアカデミーから送り込まれるクンスック・ペッティンディーアカデミー。クンスックは2001年8月生まれの22歳で、タイのテレビ局が主催するムエタイイベント『True 4U』の115ポンドランキングの3位にランクインしている。
ペッティンディーは昨年もクマンドーイ、ブンロン、ディーゼルレックなど数々の強豪選手を送り込んできているため、数島の王者としての真価が問われる一戦となるだろう。

 

 

 

▼フライ級(-51.5kg)3分3R延長1R
塚本望夢(team Bonds/同級1位、初代DEEP☆KICK-51kg王者)
JIN(楠誠会館/MA日本バンタム級王者、ジャパンカップバンタム級(53kg)王者)

 

塚本はジュニアキック出身で2021年7月のDEEP☆KICKでプロデビューし、11月から行われたDEEP☆KICK -51kg初代王座決定トーナメントで初代王座に就いた。2022年4月に開幕したRISE初代フライ級王座決定トーナメントでは1回戦で現王者の数島大陸とダウンの奪い合いの末に判定負けで初黒星。昨年2月の「RISE NEW WARRIORSフライ級トーナメント」では準決勝で那須川龍心を下し決勝へ進出するも松本天志にTKO負け。7月の大阪大会では山川敏弘を右バックブローでリングに沈め再起を果たし、10月には酒井柚樹に判定勝利で現在2連勝中。王者・数島へのリベンジのためにも負けられない一戦だ。
対するJINは地元・大阪を中心に活躍し、17歳ながらMAキックを含め2つのベルトを既に腰に巻いている新鋭選手。RISE初参戦となった昨年8月の大田区大会では那須川龍心と対戦し判定負けを喫しており、ここで塚本に勝利しランキング入りを狙う。

 

 

 


▼フライ級(-51.5kg)3分3R延長1R
末國龍汰(フリー/同級3位)※空龍よりリングネーム、所属変更
麗也(team AKATSUKI/元ISKAインターコンチネンタルフライ級王者、第7代新日本キックボクシング協会フライ級王者)※治政館より所属変更

 

末國はジュニアキック出身で高いレベルのテクニックを持ち、RISE初参戦となった2022年1月大会では快進撃を続けていた現王者・数島大陸に初黒星をつけている。昨年2月に行われたRISE NEW WARRIORSトーナメントでは松本天志と対戦し3Rにダウンを奪われ準決勝敗退となった。その後生まれ育った広島を出て、大宮で一人暮らしをしながら志朗の所属するBeWELLキックボクシングジムなどで練習を重ね1年ぶりの復帰戦を迎える。
対する麗也は空手とジュニアキックを経て2012年1月に新日本キックでプロデビューし、2015年5月に日本フライ級王座を奪取。そこから8連勝を飾り2017年5月にはISKAインターコンチネンタル王座も獲得するが、2017年11月に瀧谷渉太に敗れた。その後、拳の怪我による2度の手術を経て、2019年9月に復帰戦を行ったがKO負け。引退を発表するも2021年2月のNO KICK NO LIFEで復帰し、石井一成をヒジで流血させ追い込んだ。昨年行われた「NO KICK NO LIFE バンタム級賞金トーナメント」の1回戦で神助に延長戦の末に判定勝ちをなったが、準決勝でHIROYUKIとの6度目の対戦で判定負けを喫した。11月より所属していた治政館を離れ、新たにteam AKATSUKI所属となり2019年9月以来のRISE参戦に挑む。

 

 

 

▼フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R
梅井泰成(Mouton/同級2位)
安本晴翔(橋本道場/同級4位、WBCムエタイ日本統一フェザー級王者)

 

梅井は空手、柔道、レスリングとさまざまな格闘技をバックボーンに持つファイター。2020年11月のRISE初参戦で平野凌我を判定で下すと2021年7月大会ではランキング上位の山川賢誠をKO、11月には宮崎就斗に初回TKO勝ちして4連勝を飾り、2022年3月に平野凌我との王座決定戦を制して第4代王座に就いた。しかし8月の初防衛戦で門口佳佑に敗れて王座を失い、昨年2月には魁斗に判定負けと連敗。再起戦となった10月のS-1王者のウォームとの対戦では1R中に偶然のローブローにより梅井がドクターストップで続行不可能となりノーコンテストとなっており、2024年初戦でフラストレーションを発散させたい。
対する安本は幼少期からアマチュアで150戦以上を経験し、24冠王に輝くなど活躍。2016年6月に16歳でプロデビューを果たすと、6戦目でREBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王座、2018年12月にはINNOVATIONスーパーバンタム級王座を獲得。2019年2月にSBのリングで迎えた14戦目で初黒星を喫したが、6月にKNOCK OUT-REDフェザー級王座、2021年9月にWBCムエタイ日本統一フェザー級王座も獲得。2022年7月からはRISEに本格参戦し、10月には山川賢誠に1RKO勝利。12月に行われたSBとの対抗戦で川上叶に敗れるも、昨年3月のK-1との対抗戦では斗麗に勝利。8月に魁斗に敗れ王座挑戦を逃したが11月には澤谷大樹を破り再起を果たしている。前王者の梅井を下し、門口の持つベルトへ一歩近づきたいところだ。

 

 

 

▼ライト級(-63kg)3分3R延長1R
伊藤澄哉(戦ジム/同級2位)
足利也真登[やまと](Fight Club Rush./第5代DEEP☆KICK63kg級王者、初代S-1ミドル級王者)

 

▼アトム級(-46kg)3分3R延長1R
百花(魁塾/同級3位)
小林穂夏(NEXT LEVEL渋谷/JAPAN CUP 2022 女子-50kgトーナメント準優勝)

 

▼バンタム級(-55kg)3分3R延長1R
伊東龍也[りょうや](HAYATO GYM/同級13位、Stand up King of Rookie 2022 -55kg級優勝)
松永 隆[りゅう](新宿レフティージム)

 

▼ウェルター級(-67.5kg)3分3R延長1R
野口紘志(橋本プレボ/同級7位、Stand Up King of Rookie 2023 -67.5kg級優勝)
中村 龍(フリー)

 

▼フェザー級(-57.5kg)3分3R
翔磨(多田ジム/第6代DEEP☆KICK-55kg王者、HOOST CUP日本バンタム級王者)
竹内賢一(Ten Clover Gym/第4代Bigbangフェザー級王者、初代S-BATTLE KICKフェザー級王者)

 

▼フェザー級(-57.5kg)3分3R
指田 烈(TEAM TEPPEN)
野村勇人(GONG-GYM坂戸)

 

▼フライ級(-51.5kg)3分3R
伊藤琉之助(EX ARES/JAPAN CUP 2022 -55kg準優勝)
弾丸風太(TEAM KAZE)

大会情報はこちら