[RISE EVOL12]京介選手インタビュー『バンタム級のトップに食い込んでいくためにも差を見せて勝ちたい』
インタビュー 2024年5月9日
5 月12 日(日)東京・大手町三井ホールにて開催します『RISE EVOL12』につきまして参戦選手のインタビューを執り行いましたのでお知らせいたします。
◇京介選手インタビュー
–約半年ぶりの試合になりますね。
京介 そうですね。
–今回から所属がフリーになりましたが、練習環境などはいかがですか?
京介 今年から変わったんですけど、充実した良い練習ができています。
–いろんな場所に行って練習しているんですか?
京介 出稽古も行かせていただきながら、ここ最近は才賀紀左衛門さんの四谷にあるジムで細かく熱心に教えていただいてます。そこには結構プロの選手たちも出稽古で来るので、皆さんと練習しています。
–いつ頃から才賀紀左衛門さんのジムに行かれてるんですか?
京介 2月くらいから行き始めました。
–週に何回くらい行っていますか?
京介 この試合が決まってからの1ヶ月半はほぼ毎日行っています。
–そこでは才賀紀左衛門さんがミットを持って指導してくれるんですか?
京介 はい。
–他のプロ選手はどういった選手が来られていますか?
京介 K-1やKrushの選手が多いですね。
–充実した練習ができているんですね。
京介 練習はすごい充実しています。自分でも成長を実感し始めています。
–セコンドにも才賀紀左衛門さんが入ってくれるんですか?
京介 才賀紀左衛門さんと、元々チームで一緒にやっていた安彦選手にも入っていただきます。
–才賀紀左衛門さんの技術的な部分と安彦さんからのメンタル的な支えがありますね。
京介 盛り上げの気持ち的な部分を安彦さんに任せて、細かいところは才賀紀左衛門さんにお願いしています。
–その安彦選手とも一緒に練習はしていますか?
京介 一緒に練習しています。キックボクシングもそうですが、今年から低酸素ルームでの走り込みも一緒に通わせていただいています。
–低酸素ルームで走ると結構きついですか?
京介 トレーニング時間自体は短いのですが、内容が濃くてきつくなっています。
–そのトレーニングでは心肺機能が上がってくるんですか?
京介 目的としてはラウンド間での回復の速度や乳酸の取れるスピードだったり、回復スピードを上げていけるように心肺機能の向上を目指しています。3分3ラウンドでもタイトルマッチの3分5ラウンドでも、1ラウンド目から全力で戦い切れるようなスタミナをつけていけるようにトレーニングしています。
–将来的なタイトルマッチを見越して、低酸素などのトレーニングを取り入れているわけですね。
京介 低酸素のトレーナーの方とは、3分5ラウンドでも動き切れるトップアスリートの体を2年間で作ってくださいと依頼していて、その分メニューは厳しくなるんですけどしっかりついていっています。
–今回、福井選手との試合が決まりましたが福井選手の印象は?
京介 試合が決まってから初めて映像を見たんですけど、ジャブや前蹴りや膝蹴りが印象に残っています。僕より少し身長が高いと思うので、想像しているよりジャブが伸びてくるのかなと想定しています。
–既に福井選手対策をしていますか?
京介 対策はしていて、戦い方も何パターンか決めています。
–その辺りのっ対策はご自分で考えているんですか?
京介 自分だけじゃなく、一緒に練習している皆さんや才賀紀左衛門さんや安彦選手などいろんな方からアドバイスを頂いて、みんなでまとめて作り上げています。
–前回の11月の試合から特にどんな部分が強化されていると思いますか?
京介 全体的に上がっているとは思いますが、スタイル自体が変わったところを見せられると思います。自分のイメージは左フックがあると思いますが、そうじゃないところでも戦えるように作っています。まだまだ完成系というには程遠いですけど、前回の試合から変わったところを見せれるので自分自身も楽しみです。
–元々得意だった左フックもありつつ、引き出しが増えてきている?
京介 左フック自体はチャンスがあれば自然と出ると思うので、それ以外のところを強化してきました。
–ズバリKOで倒す自信はありますか?
京介 もちろん差を見せつけて倒し切りたいです。
–今後トップを狙っていく上でも負けられない試合になりますね。
京介 ここはしっかり勝ち切らないとですね。55kgの選手層は多いですけどそんなに差はないと思っていて、ただレベルは高いのでバンタム級のトップに食い込んでいくためにも差を見せて勝ちたいです。
–いずれは一度戦っている今のチャンピオンにもやり返したいという気持ちはありますか?
京介 もちろんそこを見据えてやっています。
–今回2024年の初戦になりますが、この試合以降の目標はありますか?
京介 今年はこの試合に勝って、55kgのランキングに入るというのが自分の計画です。来年以内に上位ランカーを倒していきたいです。
–そういう意味では先ほどの2年間という話で、下地を作って王者に挑戦していくイメージができているんですね。
京介 逆算してそこを見据えて、1日1日取り組んでいます。
–最後にファンの皆様にメッセージをお願いいたします。
京介 環境もジムも変わってスタートしていくんですけど、今回思ったのは自分は1人じゃないと感じました。たくさんの人たちが協力してくれて、自分が戦えていることを改めて実感することができたので、応援してくれるファンの皆さんとチーム一丸となって勝ちに行きます。応援よろしくお願いします。