【RISE178】寺山遼冴選手インタビュー『自分の変わった姿とか違う雰囲気を味わってもらいたい』
インタビュー 2024年5月14日
5月19日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『RISE178』に参戦する寺山遼冴選手のインタビューを執り行いましたのでお知らせいたします。大﨑孔稀戦の敗戦から約1年、休養期間に何をしていたのか?寺山選手の今後の目標とは?大会前に是非ご一読ください!
◇寺山遼冴選手インタビュー
-‐1年ぶりの試合になりました。この1年間は何をされていたんですか?
寺山 練習をしていたりと動いてはいたのですが、自分のスタイルを見直したり、新しいスタイルというほど大きな変化ではないけど、スタイルチェンジという方向で練習をしていました。
–前回の大﨑孔稀戦の反省を踏まえてという所でしょうか。
寺山 反省点も踏まえて自分に足りない所も分かったので、そこを明確にできて良かったです。
–あの試合に関して今改めて振り返ってみていかがですか?
寺山 タイミングというか自分の距離にできなかったというのもあるし、相手のリズムが上手くてそこに乗ってしまったのもあるので、いかに冷静に自分らしく戦えるのかが重要だと思いました。
–寺山選手本来のリズムやペースを掴めないまま試合が経過していった感じ?
寺山 1ラウンド終わって嫌な予感はしていました。何か今日おかしいなと。
–今回はフェザー級での復帰戦ということになりましたが、今までは減量はきつかったんですか?
寺山 減量はきつかったですし、57.5kgの方がパワーも落とさず戦えると思ったので、そっちの方が自分には合っているので今回から階級を上げました。
–今後もフェザー級を見据えて試合をやっていくような感じですか?
寺山 後々は60kgぐらいに上げていきたいと思うので、フェザーで何回かやってパワー的にも大丈夫そうだったら上げるかもしれないし、まだダメだと思ったらそのままフェザーでやるかもしれないです。
–練習拠点はどちらでやられているんですか?
寺山 フリーなのでAKATUKIとか色々なところでお世話になっています。
–メインで行っているところはあるんですか?
寺山 メインはトレーナーが新しくついて、その人と技術の練習だったり作戦だったりを2人でやっている感じですね。
–一緒になってそのトレーナーの方とやられているんですか?
寺山 マンツーマンで、専属でやってもらっています。
–対戦相手が牧野騎士選手になりましたけど、牧野選手の試合はご覧になられましたか?
寺山 見ました。良い意味で基礎じゃないというか、予想しないところからパンチが飛んできたりしているので、やりづらさはめちゃくちゃあります。KO率が高いのでパワーもあると思うんですけど、ぐちゃぐちゃにされた時の展開まで想像して練習しているので、試合を見ている感じではやりづらいけどちゃんと作戦を立てれば大丈夫です。
–強打なイメージですけど、その辺りパンチを警戒していますか?
寺山 相手が乗ってきたら厄介だなって感じですね。
–意外と牧野選手と寺山選手が同い年なんですけど、年同世代の選手は気になりますか?
寺山 正直気にしたことはないです。他の選手に興味がないです。笑
–今回牧野選手のパンチを警戒していると仰っていましたが、どんな試合になると予想していますか?
寺山 今まで自分のパワーに自信がなくて倒すという練習をしていなかったんですけど、ここ最近はパワーじゃなくてタイミングやカウンターのバリエーションを増やす練習をしていました。シチュエーションは蹴ってくるイメージとか、前回ボディで倒れているのでそこを狙ってくるのは想像しています。
–そのあたりは対策済みですか?
寺山 対策できています。
–牧野戦をクリアした後の目標はありますか?
寺山 ワンデートーナメントをやりたいです。
–前回の漢気トーナメントは見ましたか?
寺山 盛り上がっていて良いなと思いましたし、2試合で100万円は夢がありますね。
–勝って伊藤代表にリング上でアピールしたいですね。
寺山 57.5kgは最近人が集まってきているので、今やっても面白いんじゃないかなと自分では思っています。
–最後にいつも応援してくれるファンの皆様にメッセージをお願いします。
寺山 1年ぶりの試合なので、自分の変わった姿とか違う雰囲気を味わってもらいたいです。応援よろしくお願いします。