翔インタビュー『元チャンピオンがどんなものなのか体感したい』

インタビュー 2024年6月26日

6月30日東京・後楽園ホールにて開催される『RISE179』に参戦する翔選手のインタビューを執り行いましたのでお知らせします。

 

■翔インタビュー

–今ノリに乗っていますね。

 良い感じで来てますね。

 

–4連勝を自己分析するとどうですか?

 デビューした時以来の連勝なんですけど、4連勝のうち3KOなので、倒し方の感覚が掴めてきた感じがします。

 

–地元のRISE WESTだけでなく、直近の後楽園ホールでのナンバーシリーズでも倒しているじゃないですか。だんだんと倒せるコツを掴めてきたという事ですかね?

 試合中に倒そうとしなくなったのが、逆に良いのかなって感じですね。

 

–倒そうとしなくなったというのは、どんな気持ちで相手選手と対峙されているんですか?

 山川選手の時は倒すっていうか削っていこうという感じだったんですよ。もちろん3ラウンドぐらいに倒れれば良いなと思っていたんですけど、圧をかけてちょっとずつコツコツ脱力して打っていったら倒れていたって感じだったので、力み過ぎない方がいいのかなという感じですね。

 

–今回も力み過ぎないで梅井泰成選手と対峙することになりますかね。

 梅井選手からフェザー級のレベルが全然違うし、スピードもテクニックもあるので、力まずに脱力してガチガチにならずに楽しもうって感じですね。

 

 

–元チャンピオンの梅井選手の上と下で、フェザー級の実力が変わってくるという風に読んでいるわけですね。

 僕は試合動画をよく見るんですけど、梅井選手含めた梅井選手から上の安本選手、魁斗選手、門口選手が、他の選手と比べてもスピードや技術に加えて華もすごくあるので、注目のされ方も違いますし、それもあって梅井選手から上とやらせてほしかったです。あと梅井選手は元王者ですし、RISEのベルトは誰でも負けるベルトじゃないので、それを巻いたことのある選手の気持ちというか、どんなものなんだろうなっていうのも楽しみです。

 

–それをお互いやり合うことで、元チャンピオンの圧力を体感してみたいという思いがあるんですね。

 ベルトを巻けるっていうのはラッキーでは絶対に巻けないので、運も実力もあって巻けるので、その元チャンピオンはどんなものなのかなって体感したいです。ベルトを巻ける選手に勝てれば、自分も巻ける可能性がどんどん増えてくるので、自分がベルトを巻けるかどうかの仮定には持ってこいだなって感じですね。

 

–どんな試合内容になるという風に踏んでいますか?

 最近の梅井選手の試合を見ていると、負けはしているけど内容がめちゃくちゃ良いというか、接戦も2対0の判定だったり、安本選手の試合も延長でもおかしくないくらいの内容でした。今回も難しい試合になるかなと思うんですけど、最終的にはテクニックではなくてバチバチの打ち合いになるんじゃないかなと思っています。

 

–最終的にはテクニック対テクニックではなくて、気持ち対気持ちの勝負になるってことですね。

 テクニックに対してテクニックでいったら負けてしまうので、1ラウンド目からガンガン攻めていこうかなって感じです。

 

–先日RISE WESTでもリング上から決意表明をされていましたね。

 挨拶させてもらって気合いも入りましたね。

 

–地元のファンの方々に決意表明するということで気合が入りましたか?

 何回かやらせてもらっているんですけど、今年入ってまだ1回もRISE WESTで試合をしていなくて、去年の10月の都築選手との試合が最後だったので、あまりRISE WESTのリングに上がっていなかったんですけど、リング上でお客さんの前で挨拶させてもらって、より一層負けられないなと気合が入りました。あと自分のトランクスにもRISE WESTを入れさせてもらっているので、より負けられないですね。

 

–RISE WEST出身という部分は誇りに感じているんですね。

 僕はアマチュア時代もずっとRISE WESTなので、RISE WESTファイターを誇りに思っています。

 

–RISEファイターではなく、RISE WESTファイターなわけですね。

 チャンピオンになってもそれでいこうと思っていますし、どれだけ上に行ってもRISE WESTに出たいです。

 

–でしたらチャンピオンになってRISE WESTに凱旋して、シンプルな会場演出から派手な演出にしたい気持ちもありますか?

 いろんな団体が福岡にあるんですけど、全部同じような感じなんですよね。会場もほぼ一緒のところでみたいな。なのでRISE WESTはそこを1個抜けて、大きい会場とかRISEの福岡大会をやりたいんじゃなくて、RISE WESTででかい大会をしたいです。

 

–素晴らしい志ですね。

 これが今のモチベーションです。逆に福岡の選手見てても、元RISEチャンピオンとか東京で活躍した選手がいっぱいいるんですけど、RISE WESTをでかくしてきた人はあまりいないなと思って。使命感じゃないですけど、それができるのもアマチュアからずっとやっている自分だけじゃないかなと思っています。

 

 

–今回の試合順で、翔選手の1つ前の試合には同じ福岡出身の寛人選手が出場されますが、出身が同じという部分で張り合うところはありますか?

 寛人選手とは元々知り合いで、僕が所属していたジムの生徒だったんですよ。だから親交もありますし、連絡もよく取るので、むしろ良い感じでバトンを繋いでほしいです。

 

–チーム福岡としてバトンを渡してほしいって感じですね。

 お互いRISEの上位ランカーと試合をするので、良い感じにぶっ飛ばしたいです。昔の僕もそんな感じでどんどん試合をやりまくっていたので、失うものはないのでどんどんいってほしいですね。

 

–この試合に勝ったら、決意表明をリング上で改めてするとか、マイクアピールすると何か考えていますか?

 もちろんこの試合は勝ち方も大事なんですけど、先日安本選手と門口選手のタイトルマッチがどうこう言っていたので、まだ早いでしょって僕は思うんですね。門口選手はチャンピオンなので、安本選手と試合が見たいと言われているので、それは男気があってかっこいいなと思うんですけど、安本選手は魁斗に負けてそこからタイトルマッチに値する勝ち方をしているかと言われたらそうでもないので、自分が梅井選手に良い勝ち方をしたら安本選手と闘わせてほしいですね。そこで勝った方がタイトルマッチで良いかなって。僕も全部3人全員KOしているので、そこでやらせてほしいです。

 

–最後に翔選手のファンとRISEファンの皆さまに意気込みをお願いします。

 1月ぶりの試合になるんですけど、まためちゃめちゃ進化して後楽園ホールに帰ってくるので、当日はメインとセミが盛り上がっていますが、当日はそれも全部食うつもりで熱い試合をするので、6月30日は応援をよろしくお願いします。

大会情報はこちら