モトヤスックインタビュー「今回はKOで倒して勝って、挑戦権もベルトも絶対に獲りたい」

インタビュー 2024年10月18日

東京・後楽園ホールで開催される”RISE182″に参戦するモトヤスックのインタビューを公開!!

–タイから帰ってきたばかりとお伺いしました。

モトヤスック 3週間ちょっとタイに行っていました。

 

–いつ帰国されたんですか?

モトヤスック 9月26日です。

 

–誕生日が9月23日ですから、誕生日はタイで迎えられたんですね。

モトヤスック 1人でドーナッツを食べました。

 

–異国で食べるドーナッツの味はどうでしたか?

モトヤスック クリスピードーナッツが美味しかったです(笑)。

 

–もっと盛大に祝ってほしいという気持ちはなかったですか?

モトヤスック 試合が終わるまでそれはお預けなので、勝って祝ってもらいます。

 

–今回の試合に向けて、初めてキャンプを張ったんですよね?

モトヤスック そうです。

 

–その成果はどうですか?

モトヤスック もちろん技術や体力面もそうですけど、精神的に1番強くなったと思います。色んな人に揉まれて、1人だし1日練習づくしだったので強くなりました。

–外国人が多いジムに行かれたんですよね?

モトヤスック パタヤにあるヴェノムキャンプというジムに行きました。

 

–そこには何各国くらいから選手が来ていたんですか?

モトヤスック 国の数は分からないんですけど、毎日3,40人くらいの人とスパーリングをしていたのでいっぱいいました。

 

–中にはモトヤスック選手よりも大きい選手はいたんですか?

モトヤスック 身長が2mくらいある選手とか、外国人ならではのフィジカルを持った選手がいっぱいいました。

 

–そういう選手と首相撲をしたり、体と体をぶつけてみてその差は感じましたか?

モトヤスック 最初は受け入れてくれないくらいな感じでボコボコにされていたので、それがやっと帰る前日や前々日くらいに、強い選手が「2,3ラウンドやろうよ」って言ってくれたので、ちょっとずつ強くなってきているんだなと感じましたね。

 

–そしたらもう少しタイにいた方が良かったんじゃないですか?

モトヤスック 日本は日本でジムの会長とかとしっかり作戦を立てて挑みたいという思いがありました。でも良い感じにハーフハーフくらいで追い込みができています。

 

–治政館の会長という話が出ましたが、今年の6月11日に先代の会長である長江国政さんがお亡くなりになりましたが、その時はどんな気持ちになられましたか?

モトヤスック そのちょうど1週間前に病院へ行って面会をして、話もできていたし急だったのでびっくりしたとしか言えなかったです。

 

–すぐに心の整理はつきましたか?

モトヤスック 長江館長が亡くなって、息子さんが会長として治政館を引っ張っていってくれているんですけど、今の会長が体を張ってミットを持ってくれたり作戦も立ててくれているので、僕もそれに応えて結果を出していかないとと思ったので、すぐに切り替えました。

 

–でしたら今回のサモ・ペティ戦は何が何でも勝ちたいですね。

モトヤスック 僕だけの勝ちではないので、ジムだったりスポンサーの人だったり色々な人が僕に懸けてくれているので、絶対に応えたいです。

 

–自身のキャリアの中で、ヨーロッパ系の選手と戦うのは初めてになりますか?

モトヤスック 今回が初めてです。

 

–タイで沢山やっているから初めてという感覚ではないですか?

モトヤスック 今回のそのキャンプが1番大きな経験になりました。でかいのに試合の時は同じ階級かよっていう選手がいっぱいいて、そういう選手と毎日やり合っていたので、今では何も怖くないです。

 

–そういう選手たちとやり合う中で、仮想サモ・ペティみたいな選手もいましたか?

モトヤスック 試合本番になって向き合った時にびっくりしないように、サモ・ペティ選手よりもでかい選手とやっていたので、そこは問題ないと思います。

 

–今回のサモ・ペティ戦はどんな試合になると予想していますか?

モトヤスック 1つ2つのパターンでは、それが対処された時に打つ手がなくなってしまうので、いろんなパターンを考えて練習しています。最終的には今チャンピオンの海人選手もギリギリの内容だったと思うし、ここは僕がきっちりKOで倒してみんなに注目してもらいたいです。

 

–この1戦に勝てばRISEミドル級王者の海人選手への挑戦が今より近くなると思うのですが、そこについてはいかがですか?

モトヤスック 今回判定ではなくKOで倒して勝って、挑戦権もベルトも絶対に獲りたいです。

 

–同じ日に同じ階級で試合のある、憂也vs宮城寛克の試合は気になりますか?

モトヤスック どっちが勝っても問題はないです。今はサモだけに集中して、これを勝てばタイトルマッチも同然だと思っているので、サモ・ペティにしか興味はないです。

 

–この1戦、どんなところに注目してほしいですか?

モトヤスック 今回出場するRISEミドル級の中では自分が1番若くて23歳なので、その若い僕が世代交代だぞっていうところをしっかり見てほしいです。

 

–この1戦を待ち侘びているモトヤスック選手のファンの皆様に熱いメッセージをお願いします。

モトヤスック まずはこの試合を組んでいただき感謝しています。23歳という事で若いのもあるし、練習を頑張ってきて勢いもあるので、絶対倒して海人選手のベルトも獲って、今後GLORYとか世界にも挑戦していきたいと思っているのでぜひ皆さん注目してください。

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