「IBGメディア presents RISE186-RISE 22th Memorial event-」宮原華音×登島優音対談インタビュー

インタビュー 2025年2月18日

2025年2月23日(日)東京・後楽園ホールにて開催されます「IBGメディア presents RISE186-RISE 22th Memorial event-」に参戦する小林愛三選手とRISEアンバサダー宮原華音さんの対談インタビューをおこないましたので公開します。

■宮原華音×登島優音 対談インタビュー

登島優音『ここで圧倒的に勝って、自分より上位の選手も倒して今年中にタイトルマッチまで行きたい』

–今日は取材という形で練習を見させていただいて、宮原さんには実際に登島選手とマススパーリングをしてもらいましたが体感してみていかがでしたか?

宮原 私は身長が170cmあるので、小柄な方が相手だと空手の時は距離感で対応することがあったんですけど、絶対に体格差はあるはずなのに入れない圧というか、速いし何もできなかったので全然違うなと思いました。

 

–登島選手はどうでしたか?

登島 ミドルか前蹴りをかすめた時に、めっちゃ宮原さんの腹筋を感じたんですよ。当たった時に「おっ!」って笑。あと不意のハイキックがタイミングが良くて驚きました。

 

–緊張感がある中でのマスでしたが、久々のマススパーリングはどうでしたか?

宮原 TARGET SHIBUYAには男性の選手しかいないので、雰囲気が違うというか女子選手ならではの圧というかテクニックを感じて、皆さんこれを普段ずっとやっているのかと思うと本当にすごいなと思いました。

 

–男性の中に混ざって練習をしていると、女性の選手が沢山いるような環境は全然違う印象ですか?

宮原 やっぱり男性の選手ってどうしても力が強いので、何割かの力でやってくれたり、スピードも遅くしてくれているんですけど、(登島選手は)速くて見えないし、気がついたら全部刺されている感じなので「ヤバい」って思いましたね。

 

–今日取材をするにあたって、登島選手と宮原さんの共通点を探していたら、元々ベースが空手という事と芸能関係のお仕事っていう事が共通点として出てきたので、そんな話題にも触れていきたいと思います。

登島&宮原 はい。

 

–登島選手は現在高校3年生でもうすぐ卒業ですか?

登島 3月で卒業になります。

 

–格闘家としての一面の他に、SNSやRISEのファンイベントなどでは歌っている姿を見た事があるのですが、宮原さんは見た事はありますか?

宮原 ファンイベントの時も見ていましたし、インスタの曲の方も聴いています。個人的にはファンとして、いつか自分の生歌で入場してくれないかなって、期待している部分もあります。

登島 嬉しいです。

–上手な歌声で心に響くものがありますよね。

宮原 そうなんですよ。歌詞一つ一つがジンっとくる歌い方ですよね。

 

–芸能活動っていう部分では登島選手はこういう風に活動していきたいなどのプランはあるんですか?

登島 いまSNSでの歌の発信も中途半端になってしまっているところがあるんですけど、やっぱり今はRISEのベルトを獲る事が1番の目標なので、それまでは格闘技1本でいきたいと思っています。もちろん歌もどんどんSNSで発信して、格闘技と歌のどちからでも知ってもらいたいなと考えています。

 

–宮原さんが試合に出た当時は、ラウンドガールと女優としての活動もしながら試合に出場されていましたが、本業をやりながら選手もやるという大変さは1番理解しているのではないでしょうか?

宮原 私はラウンドガールの中でどうやったら目立てるかを考えた時に、バックボーンである空手で皆さんと違う色を出そうと考えました。「もしこの中で試合に出れるとしたら私しかいない」って事で、すごく良い経験をさせていただきました。だからギャップという所で登島選手には失礼かもしれないですけど、可愛らしくて格闘技をやっているようには見えないから、色々な事ができるようになるとこれからが楽しみになりますね。

 

–宮原さんは伝統派空手で登島選手は極真空手をやっていたのですが、その違いはどの様な部分ですか。

宮原 極真空手の世界大会を見に行くと、同じ空手でも全然違うものって感じがしましたね。それをこんなに可愛いらしい子がやって、さらにプロでもやっていて。他の大会の時にアップしているのを他の選手たちが見ていて「あの蹴りやばいよね」って噂になってるんですよ笑。この見た目から出るパワーは本当にすごいですよ!

 

–前回の試合は台湾のワン・チンロン選手との試合でしたが、あの試合を振り返ってみていかがですか?

登島 リーチ差を結構感じたんですけど、そのリーチの長い選手の中に入ってどう攻撃するかという練習を、ジムの皆も付き合ってくれました。結果は入れたり入れなかったりでギリギリの試合だったんですけど、次の試合では圧倒的に成長した姿を見せたいなと思っています。

 

–次に対戦する夢空選手の試合映像はチェックしている思うのですが、どんな印象を持っていますか?

登島 1番は気が強い印象がありました。中に入っても上手いし組んだ中でも攻撃を出してくるから、そこは上手く空かして合わせたりとか色々考えています。

 

–夢空選手はRISE185の計量でもすごく気合が入っていて、FACE to FACEで勢いよく相手に向かって来ていましたが、あれをやられたらどうですか?

登島 逆にピースするかもしれないです笑。

 

–そこは自分の色を出すんですね笑。

宮原 見たいですね笑。

 

–試合の面で警戒してる部分はありますか?

登島 夢空選手はサウスポーで私はオーソドックスなので、外を取られると綺麗にストレートが伸びてくるので、そこを警戒しながら攻防を組み立てていきたいです。

–現時点で相手より勝っている部分はありますか?

登島 スピードと気持ちの部分も自分は鍛え上げてきているので、そこは勝っていると思います。

 

–今年初めての試合になりますが、今年1年はファイターとしてどんな1年にしていきたいですか?

登島 ここでしっかり圧倒的に勝って、自分より上位の選手も倒していって、今年中にタイトルマッチまで行きたいなと思っています。

 

–前回のRISE185で勝利したランキング1位の宮本芽依選手や王者の小林愛理奈選手などの強豪な選手がいる中で、トップ選手と現在の登島選手ではどのような差があると考えていますか?

登島 小林選手も宮本選手もパンチが上手というのが共通点で、自分もパンチを練習しているんですけど、自分にはまだフィジカルが足りないと思っています。なので、もっとフィジカルも鍛えていけたら2人にも通用するかなと考えています。

 

–現在3位まできていますが、その2人の背中は見えてきていますか?

登島 見えてきています。

 

–昨年は4試合されていますが、今年もそれくらいの試合数をやっていきたいですか?

登島 そうですね。どんどん経験を積んでやっていきたいです。

 

–いま戦いたい選手はいますか?

登島 やっぱり小林選手と宮本選手が上にいて、宮﨑若菜選手がドローで終わってしまっているので、リベンジして倒してから宮本選手にいきたいです。

 

–そこは飛び級ではなく、しっかり実績を積んでいきたいわけですね。

登島 一人一人に勝っていきたいです。

 

–宮原さんから登島選手へ聞いてみたい事はありますか?

宮原 山崎秀晃選手がセコンドに入っているのを見るんですけど、2人の出会いはどういう経緯か知りたいです。

登島 元からK-1の試合を見ていたんですけど、最初はお父さんと山崎選手の繋がりがあって、山崎選手の戦い方とかも好きだったので1回練習を見てもらったのがきっかけでした。教え方も上手くて、山崎選手のスタイルのように自分も倒せる選手になりたいというところが始まりで今も教えてもらっています。

 

–理想としては山崎選手の様に倒せる選手を目指していきたいわけですね。

登島 倒せる選手になりたいです。

 

–最後に2月23日のRISE186に向けて、ファンの皆さまにメッセージと意気込みをお願いします。

登島 前回の試合よりもさらに進化した姿を次戦で見せれるように頑張りますので、応援よろしくお願いいたします。

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