【RISE195】パヌワット・TGTコメント=記者会見レポート

インタビュー 2025年12月11日

2026年1月18日(日)東京・後楽園ホールにて第7代スーパーフェザー級タイトルマッチに挑むパヌワット・TGT選手の会見レポートを公開。

■パヌワット・TGTの質疑応答とコメント

「僕がこうして選手として戻ってくる事ができたのは皆さんの応援のおかげ。そして機会を与えてくださった事に尽きます。この様にまた選手として力を発揮することができるとは思っていませんでした。前回の試合は少し怖いというか逃げたいという気持ちもありましたが、今回については皆さんの期待と応援に答えられる様な試合を届け、チャンピオンを目指して勝ちにいく試合をします。応援のほどよろしくお願いします。」

 

ーー常陸選手のファイターとしての印象は?

「非常に強いパンチを持っている選手だと思います。そして何よりも強い心、強い精神力を持っています。試合はフィフティ・フィフティという所で凄く集中力の高い選手だと思っています。」

 

ーー常陸選手は激闘派で激しい試合を好んでする選手ですが、パヌワット選手は今回どの様な試合をしたいと考えていますか?

「常陸選手の強さというかスタイルに合わせられる様に練習をして備えてきました。防御だったり返しの反撃だったり僕の技術を見せていきたいと思います。前回の試合ではサウスポーの相手で難しい試合になっていたんですが、今回は得意なオーソドックスの相手なのでより僕の強さだったり、より多くのテクニックも見せたいと思っています。」

 

ーー王座決定戦に備えて特にどの様な所を強化していきたいと考えていますか?

「前回の試合でもそうだったんですが僕の場合はジムでのトレーナーとしての仕事があります。そして週2回のお休みだったり、食事などで寝る時間も遅くなる中でいかに試合に備えて身体を強く鍛えていくかが僕の中でのチャレンジだと思っています。今回も仕事を休むつもりはありません。タイに居る家族の為に働き続けなければいけないので。仕事がある中でいかにランニングだったり身体を鍛える時間を作って、どちらも全力で両立させるのか。任された役割を果たしていくのが僕のやるべきことだと思っていますし、今後もそこをますます強めていこうと思っています。全ては心の持ちよう次第だと思っています。できると思えばできない事はないと信じています。」

 

ーーパヌワット選手が日本で練習して常陸選手がタイで練習しているという逆転現象についてはどう思っているのでしょうか?

「常陸選手がタイに居る事は今日の会見に来て知りました。彼の本気の気持ちだったり心意気を感じました。正直なところ刺激を貰ったのも事実です。しかし練習というのは様々でして誰もが全力で練習に励んでいると思います。全てはリングの上で証明される事となり、その時の頭の使い方、状況によって結果が変わってくると思います。なので練習の仕方においては誰がどこで練習しようと、全ては試合のリングの上でわかることだと思います。」

 

ーー日本に来てトレーナー業と選手の二刀流をしていて両立は大変だと思うが、その中でタイに居た頃より向上している部分は?

「僕が日本に来て強められたのは間違いなく向上心。目的に向かって全力を尽くす点です。日本に来て一番大きな違いというのは日本に住んでいて日本人の方と多くの時間をすごしているという事です。日本人の皆様は常に仕事でも練習でも何事にも全力を尽くしています。日本人の規律や礼儀、そしてテクニックも種類が多かったり常に新しく学ぶ事が多くあります。どんな目的のゴールの大きさに関わらず全力を尽くし挑んでいく日本人の姿勢に刺激を受けています。」


■常陸⾶雄⾺の質疑応答とコメント

※タイで修行中のため会見は欠席。意気込みコメントのみ

「いまタイに武者修行に来ています。1月18日は必ず勝ってチャンピオンになります。相手選手の印象は一発があって上手い戦い方もできるタイ人だなと思っています。でも必ずKOで勝って締めくくって、来てよかったなという試合を届けるので皆さん会場まで応援に来てください。応援よろしくお願いします。」

 

▼第7代RISEスーパーフェザー級(-60kg)王座決定戦 3分5R延⻑1R
パヌワット・TGT(TARGET/同級1位)
常陸⾶雄⾺(TARGET SHIBUYA/同級3位)

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