島田知佳インタビュー 島田「「倒して勝つ」っていう部分をチャンピオンになって実現していきたい」=RISE199
大会情報 2026年6月23日
2026年6月28日(日)東京・後楽園ホール にて開催されます『RISE199』につきまして、セミファイナルで王座獲得後初戦で初のタイ人選手を迎え撃つ島田知佳選手のインタビューを公開します。

■島田知佳インタビュー
島田「「倒して勝つ」っていう部分をチャンピオンになって実現していきたい」

–チャンピオンになってから半年経ちますが、心境など変わった部分はありますか?
島田 特に変わったことはないんですけど、自分が今までずっと言ってきた「倒して勝つ」っていう部分をチャンピオンになって実現していきたいなという思いが強くなりました。
–倒せるようなチャンピオンになっていきたい?
島田 はい。
–鼻の怪我などもあり半年空いてしまったと思うのですが、怪我の具合はいかがですか?
島田 治りました。
–手術はされたんですか?
島田 前回の試合前にしていて試合後は曲がっていなかったので安静にしていました。
–具体的にはいつくらいからスパーリングができるようになったんですか?
島田 3月くらいですね。それくらいにスパーリングができるようになって少しずつ再開していました。
–タイトルを獲得してご家族や友人などの周囲の反応はありましたか?
島田 地元の宮崎に戻った時に、友達とか色々な人が見てくれていて、そういう方々にお祝いのメッセージをいただいたり、元々いた空手の道場にも挨拶に行って祝っていただいたりして、色んな方が応援してくれて喜んでくれました。
–そういう皆さんの反応は島田選手的にも嬉しかったんじゃないですか?
島田 そうですね。自分がチャンピオンになったことを実感させてくれるというか、自分であまり実感がなかったんですけど、周りの反応とかで少しずつ実感が湧いてきている感じでした。
–ジム内ではどうですか?
島田 ジム内ではすごいチャンピオンがいっぱいいるので、“その中でもチャンピオン”ってちょっといじられる感じですかね笑。
–また周囲の反響とは違いますか?笑
島田 今のままではチャンピオンとは胸を張って言えないですね。この自分では(笑)
–team VASILEUSにはメイソン選手がいますけど、メイソン選手は元々ベルトを持っていた状態でVASILEUSに入ったので、VASILEUSでRISEのタイトルを獲ったとなると島田選手が初ですよね。
島田 そうですね。
–そういう部分で渡邉さんや高萩さんなどトレーナー陣から、かけられた言葉などはありましたか?
島田 お祝いとしておめでとうという言葉はもちろん頂いたんですけど、ここがゴールじゃなくて“ここからがスタート”なので倒せるように今指導していただいている感じですね。
–今回の試合に至るまで、武尊さんなどの先輩たちが活躍されている試合を見てきたと思うのですが、その活躍を見て改めて感じたことなどはありましたか?
島田 武尊さんの最後の引退試合は言葉にすると逆に安っぽく聞こえてしまうぐらい心も魂も全て震わされたというか、こういう試合がしたいなと思いました。でもそう簡単にできるものではないと思うので、それまでの過程もあると思うし、とにかく言葉に言い表せないですね。

–あそこまで人の心を揺さぶったり感動させたりとか、それこそハッピーエンドを迎えられる選手というのは希有な存在だと思うんですけど、それを間近で見られたのは島田選手にとって大き案収穫があったんじゃないですか?
島田 どんなに挫折しようと何があっても努力し続ければ明るい未来はあるのかなって思いましたね。最後は有終の美だったじゃないですか。だから努力し続ければ必ず報われるかは分からないですけど、報われるっていうのを感じました。
–そういう人が身近にいるというのは中々ない環境なので、それが強みになりますね。
島田 はい。
–今回はチャンピオンとして初の海外選手との対戦になりましたが、ご自身では試合を迎えるにあたって心意気や特別な思いなどはありますか?
島田 初めての海外の選手ということで、これも自分がチャンピオンになったんだなっていう実感にもなりますし、あとはリズムやメンタル面なども日本人とは違うと思っています。だけど倒せる選手になるとずっと言ってきたので、自分がこれからどんなチャンピオンになっていきたいかというのを見せる試合にしたいです。
–ムエタイの選手という部分では独特なリズムや間があると思うんですけど、そういう部分で警戒している所はありますか?
島田 ゆったりのリズムに合わせてしまわないようにという所と、首相撲で組まれた時に慌てないっていうことを意識して練習しています。
–ムエタイ選手ならではの組みというのが、ワンキャッチ・ワンアタックのRISEルールだとアドバンテージになる部分があると思うのですが、その辺りも警戒している部分になりますか?
島田 そうですね。でも組まれる前に攻撃を当てて倒したいですね。
–その隙も与えずに一気にいくと。
島田 そうですね。
–前回怪我をしていて思うようにいかなかった分、そこを晴らしたいという思いも結構強いですか?
島田 女子の試合でムエタイのリズムだと見ている人も飽きてしまうと思うので、どんどん前に出て面白い試合をしていきたいです。あとセミファイナルという事で、盛り上がっているところで一気に会場を爆発させられるようなKOをできたらいいなと思っています。
–今回の大会は珍しく女子の試合が4試合と多くなっていますが、そこはチャンピオンとして違いを見せなければいけないという思いもありますか?
島田 色々注目されている選手もいるとは思うんですけど、同階級で他に2試合あるのでRISEのチャンピオンとしてそこの選手との差を見せつけないといけないなと思っています。
–簡単にチャンピオンとやりたいとは言わせないような試合内容にしていきたいですね。
島田 むしろ島田とはやりたくないって思わせられるような試合をしたいですね。
–チャンピオンになったことでこれから海外の選手との試合も増えてくるとは思うのですが、“対世界”という部分を意識するようになってきていますか?
島田 先輩方も外国の方と試合をしているので、チャンピオンになったら次は世界で活躍していきたいですね。まだ自分は世界で名前が知られていないので、RISEのチャンピオンは世界でも強いんだぞっていうのを見せていけたらなと思っています。

–今回が2026年初戦になりますけど、下半期に向けて目標などありますか?
島田 怪我明けで半年空いてしまったんですけど、いっぱい試合をしていきたいですね。試合をしていないとまだ戦績も浅いので、緊張もするし浮き足立っちゃう所があるのでいっぱい試合をして経験を積んでいきたいです。
–一気にチャンピオンまで駆け上がった分、経験値がまだ必要だと思う?
島田 試合じゃないと得られないものはいっぱいあると思うし、雰囲気なども全然違うので、試合をいっぱい重ねてさらに強くなっていきたいです。
–現在無敗という状況ですが、このレコードも意識していきたいですか?
島田 意識したことはないんですけど無敗でチャンピオンになって、チャンピオンになったら負けることは許されないので、自ずとそこの記録が伸びていくかなとは思っています。
–例えば防衛記録とか数字的な部分でこんな記録を残してみたいとかはありますか?
島田 小雪ちゃん(宮﨑小雪)が14連勝でしたっけ?その記録があるので14連勝はしたいですし、プラスその内のKOも増やしていきたいです。小雪ちゃんにテクニックで勝つにのは難しいと思っているので、自分は本当に面白い試合をしてKOでお客さんを惹きつけるような選手になっていきたいなと思っています。
–いつか戦ってみたいなと思った小雪選手をそういう部分で超えたいということですね。
島田 はい。
–今回チャンピオンとして初の試合になりますが、この試合に向けて熱い思いや意気込みを聞かせてください。
島田 いつも応援ありがとうございます。今回はチャンピオンになって初戦ということで、チャンピオンになってからの半年間は倒せる選手になるために積み上げてきました。セミファイナルで圧倒して、腹も脚も顔も全部効かせた上でKOしたいと思っているので応援をよろしくお願いします。
【対戦カード】

セミファイナル[第10試合] SuperFight! アトム級(-46kg)3分3R延長1R
島田知佳(日本/team VASILEUS/第3代RISE QUEENアトム級王者)
パンケック・ソー・コンクラパン(タイ/Sor.kongkrapan)