『今回は激闘にならない』麗也インタビュー=RISE201

大会情報 2026年8月25日

2026年8月29日(土)東京・後楽園ホール にて開催される『RISE201』に出場する麗也選手のインタビューを公開!

麗也インタビュー

–KING陸斗選手と対戦することになりました。改めて戦いに臨む今の心境を聞かせてください。
麗也
 自分自身がすごくワクワクしているんですけど、その理由としては去年の12月の試合から再戦という形で戦うからです。自分的にはそんなに期間が空いていないという感覚ではいるんですけど、その期間でもすごく成長している実感があるので、そこを同じ相手だからこそ成長をもろに測れるし、ダイレクトに成長の度合いが出ると思うので早く自分でも試合で証明したいです。だから今は楽しみな気持ちです。

 

前回の12月の試合は延長判定でドローという結果でしたけど、改めて振り返ってみるといかがでしたか?
麗也 立ち上がりは戦う前に自分が想像していたよりも上手くやれているなっていう感覚はあったんですけど、時間が経つにつれて徐々にKING選手のペースに自分が引き込まれていった感覚がすごくあったので、延長までいってドローという形でしたけど、自分の中では負けたというかやられたっていう感じを持っています。

 

やりづらいと感じたのか、それとも前に出た結果やられたなっていう感覚だったんですか?
麗也 最初はやりづらくないと思っていたのが、距離感の上手さとか自分の攻撃に対するリターンとか、近距離の部分で自分の距離感ではなくなっていって、前に出ないといけないなと思って出たけど近距離でも相手の方が1発の攻撃とかが上だったので、そこで持っていかれたかなという感じでした。

 

確か本戦も延長も1人だけKING陸斗選手に挙げているジャッジがいましたけど、麗也選手的には負けに等しいドローという感覚だったんですかね?
麗也 そうですね。他のジャッジの方も本戦だと29対29だったんですけど改めて何回も映像を見ていると、自分的にはどこで1ポイント取れたんだろうっていう(苦笑)。ここを取ってくれたんだろうなっていう部分もあるんですけど、明確にこれを取れたっていう印象はさらになかったんですよね。逆に取られたラウンドはちゃんと取られたと感じたので、そういう意味でも負けに等しいというか、自分がやっている感覚として”負けてるな”って感じました。

 

そのKING陸斗戦を経て4月には数島大陸選手と-53kgで試合をしましたけど、その試合については振り返ってみていかがですか?
麗也 KING陸斗選手との試合が終わって、自分なりに色んな改善点とかを見つけてやっていく中で、そこでも成長を実感しつつ数島選手との試合だったので、試合前の練習とかで勝ち筋を作っていたので試合に臨む時にも自信を持っていきました。実際は負けてしまったんですけど、RISEのフライ級でチャンピオンになっていますし、トップ戦線にいる選手だなと感じて学ぶものがありましたね。

 

現在はフライ級をメインにやられていますが高、前回はスーパーフライ級で戦ったりしてみて、コンディション的にはどちらの方が良いんですか?
麗也 去年フライ級で戦ってその後にガチトーナメントの-53kgに出させてもらって、その後にフライ級でKING陸斗選手と戦ってスーパーフライ級で数島選手と戦ってみたいな交互に戦ったんですけど、自分的には53kgの方が試合をやっている中での感覚とか全体的なスタミナやスピードやパワーとかもコンディションがすごく良いなと感じたんですよ。数島選手と戦った時により強く思ったので、試合が終わった後に階級もどうしようかとすごく考えていたんですよね。でもフライ級のランキングで上位まで来させていただいているから、現実的に考えた中で”フライ級でまずはチャンピオンを目指す”っていう事を1番近い現実的なことだと見据えました。コンディションっていう意味では試合前の準備期間とか減量の時に、今まではカロリー計算などをせずに感覚で減量をしていたんですけど、その時々によって体も変化しますし年齢とかもそうですし、ここ最近の51.5kgでやる時に減量でちょっと苦しむというか、キツい感覚があったり練習でも元気がなかったりしたんですけど、今回はそういう見直せる部分があったし、全部ちゃんとやっているからコンディションはすごく良いです。

 

減量もちゃんとやったら良かったですか?
麗也 全然違いました(笑)。

 

–40戦近い経験があってもその経験則より計算された事の方が良いんですね。
麗也 とは言っても計算と経験が合わさったことで良くなっています。

 

今年31歳になりますか?
麗也 今年31歳になります。

 

 

フライ級の中だと平均的に見ると10歳くらい年が違うと思うんですけど、僕自身は客観的にみたら衰えとかも別に感じないし、ダメージが蓄積しているみたいなのも感じないですけど、実際に自分の感覚的にはどうですか?
麗也 2年近く前になるんですけど、松本天志選手と戦った時は実力差も感じたし、去年戦った伊藤琉之助選手は当時まだ19歳とかだったんですけど、若い選手特有のスピード感や動きの柔らかさを感じました。逆に自分がそれくらいの歳の時は自然と体が動けたんですけど、今って動きたいと思っても動けなかったりというのは2人と対戦した時にすごく感じたんですよね。体の可動域とかも年齢を重ねると固くなってしまったりするから、そういうのもフィジカルトレーニングで体の使い方とかを教わりつつ、自分でも勉強して動けるようにするっていう事をずっとやってきています。それプラス栄養とかが脳の神経回路や判断や反射とかに関わってくるので、そういう所に気を使ってやり始めました。松本選手に負けた時に「やばい、これボコボコにされるだけだな」って思って、彼らはこれからどんどん強くなっていくのに対して自分は年齢的に言ったら何もしなかったらそこから上がっていくのは難しいと考えて、積み上げてきたので今はめちゃくちゃ調子が良いです。

 

若い選手と戦って苦い経験をしたからこそ学べたことがあったんですね。
麗也 年齢が30歳を超えて相手は若い選手ばかりで結構辛い時期があったんですけど、今はキャリアは強みだと思っていて、それプラス動き的には若い時と変わらず柔らかく体が動いて、尚且つキックボクシングのスキルが上がっているので、間違いなく今が1番強いなって自信を持っています。

 

では今回の再戦についてはかなり自信があると?
麗也 12月にKING陸斗選手と戦ってからも変わっているので自信はかなりあります。

 

試合結果はどうなると予想していますか?
麗也 僕の試合やKO率を見れば分かることなんですけど、今までだったら倒せないと自分でも思っていました。だけど倒すのも結局はタイミングとか色々な要素があるし、攻撃力っていうのも体の使い方だしって事が分かってきたから強い攻撃を出せるようになってきたんですよ。ただ当てるだけじゃなくて”強い攻撃で当てる”っていう事が難しいことではあるんですけど、体の柔らかさや使い方の部分で全部繋がってくるし攻撃を当てるのは元々上手い方なので、正直倒せる自信があります。

 

かなり期待値が高まりますね。
麗也 ここまで言ってできなかったら悔しいですけど、KOする自信はあります。

 

ここ数戦を見ていると激闘派なイメージになっていますけど、ご自身的にはこの戦い方をどう思っていますか?
麗也 ああいう戦いになってしまうのは、1試合ごとに全力で悔いなく臨もうって思っているからですね。裁判で全力でやった結果、相手も皆んなが強いので最終的に激闘になっちゃうっていう感じです。周りの方が名勝負と言ってくれるので、それはめちゃくちゃ嬉しいんですけど、勝てていないし、打ち合いって最終手段で誰でもできる事だと思っているので、そうじゃなくてやっぱり自分が攻撃をもらわずに当てて勝つっていう事が1番難しいから、そこを一応目指してはいます(笑)。だから激闘をやろうとしているわけではないし目指しているわけでもないです。

 

結果的に激闘になってしまっているんですね。
麗也 結果的になってしまっているからならないようにと常々思っていて、逆にああいう試合をした時はそこが反省点になっています。今回は激闘にならない気がするんですけど、塩試合とかではなくて自然と今やっていることを出せれば激闘にならないし、見応えのある試合になると思います。

 

–9月19日の『ABEMA presents RISE WORLD SERIES TOKYO.2』では同階級の松本天志vs塚本望夢のタイトルマッチが決まっていますが、この試合はどう見ていますか?
麗也 僕がチャンピオンを目指していて、もしタイトルマッチに挑戦するってなった時にどっちの選手と戦いたいかと言われたら松本選手なので、リベンジもしたいですし好きな選手でもあるので、そういうのを含めて松本選手に勝ってほしいなと思っています。

 

今回勝てばその発言権を得られると思うのですが、リング上で伊藤代表にアピールしたりとか考えていますか?
麗也 自分で納得できる勝ち方ができればアピールさせていただきたいと考えているんですけど、別にKING陸斗選手に勝ったからと言ってランキング的には変動はないと思うんですよね。僕は数島選手や松本選手と戦って本当にレベルが違うって感じているので、KING陸斗選手に勝ってとかよりは、自分の実力やパフォーマンスが納得のいくものが出せたら言いたいなって気持ちです。KING陸斗選手も勝って挑戦者になりたいって言ってるけど、松本選手が持っているベルトはそんなに甘くないし安くないので、だからこそそれを言わせないためにも僕は勝ちたいですね。

 

近くにいると思いますがレイナさん(麗也妻)的にはタイトル挑戦の件はどう思いますか?
レイナ 本人は少しでも現役生活を伸ばしたいというのも含めて、できるだけ遠回りしようとしているみたいなんですけど、フライ級にはどんどん若い選手が入ってくる中で次の挑戦権を取りにいくってなった時に、そんな遠回りしている時間が彼には残されていないと思うんですよ。勝つにしろ負けた方にしろ一旦そこまで辿り着かないとチャンピオンになるならないの話にならないので、一旦タイトル挑戦までは最短でいってほしいなという気持ちはあります。なので「正木翔夢選手の喧嘩も買う」みたいな事を言っていたんですけど、別に負けた方がやればいいから勝ったらベルト挑戦って言ってくれって思っています(笑)。

 

とにかく最短でタイトルまでいってほしいと(笑)。
麗也 正木選手がどうこうとかではなくて、麗也お前にそんな時間はないぞっていう意味で言っています(笑)。間違いなく麗也が言っている通り、松本選手にしろ塚本選手にしろ麗也やKING陸斗選手辺りの層とは格が違うなと差を感じているんですけど、まずは挑戦権を得てちょっと努力してもらいたいです。

 

ちなみに前に言っていた「30歳までに引退しろ」っていう話しはもうないですよね?
レイナ あれはもう諦めてますよね(笑)。早く働いて貯金をしてほしいところではあるんですけど。
麗也 最近は少しずつしてるよ。
レイナ 早く仕事に就いてほしいです。

 

今って仕事していないんでしたっけ?一度就職していましたよね?
レイナ あれはリストラになりました。
麗也 こっち都合ではないんですけど色々あって辞めたので、またインストラクターをやっています。

 

そうだったんですね。
レイナ なのでフリーターです。ニートまではギリギリいってないです(笑)。

 

ベルトを取れば世界も変わってまだまだ夢のある事ができると思います。あと麗也選手は肘ありもできますしね。
麗也 そうですね。ベルトを取って肘ありとかもやりたいですし、RISEのチャンピオンとして更にその先の何かをやっていきたいなと思っています。

 

最後にいつも応援してくれているファンの皆さまにメッセージをお願いします。
麗也 いつも応援してくださる皆さま、本当にありがとうございます。いつも激闘になってしまうんですけど、今回はいつものようにはなりません。いつも通り全力で戦って必ず勝ちますので、今回も沢山の応援をよろしくお願いします。

 

■対戦カード

第7試合 フライ級(-51.5kg)3分3R延長1R
麗也(team AKATSUKI/同級3位)
KING陸斗(ROYAL KINGS/同級4位、第4代DEEP☆KICK -51kg王者)

大会情報はこちら