島田知佳インタビュー「RISEのベルトが一番だと今でも思ってます」―MARI戦で証明する王者の強さー
大会情報 2026年11月2日
来る2026年11月8日(日)東京・後楽園ホールにて開催されます『RISE203』の出場選手インタビューを公開します。

島田知佳インタビュー「RISEのベルトが一番だと今でも思ってます」
RISE203でISKA世界王者のMARIと対戦する島田知佳。試合を1週間後に控え、追い込みを終えた島田に、現在のコンディションや練習環境の変化、対戦相手への思いを聞いた。「丁寧に削って、最後は一発で倒したい」。RISEのベルトへの誇りと、目指す「敵なし」の境地を語る。
○追い込みを終え、試合に向けて最終調整
――今日はジムからですね。練習はもう終わったんですか?
島田 そうですね。今日で最後の追い込みが終わりました。
――改めて、試合まで1週間となりました。現在のコンディションはいかがですか?
島田 コンディションはいい感じです。今はまだ疲労がたまっているので、疲労を抜いて調整していく感じですね。
――残りの期間で疲れを抜いて減量をしていくと。今は結構つらい次期ですか?
島田 そんなにきつくないですね。水抜きもしないので、自然に、練習の運動量で落としていく感じです。
――普段からあまり体重は増えないんですか?
島田 普段でも50キロ前後ですね。
――食べ物や食事は気にするほうですか?
島田 試合が終わった直後はそこまで気にしないですけど、落ち着いてきて、食べたいものを食べ終わったら、変なものは食べない感じですね。
――食べ物は何が好きなんですか? 島田選手はプライベート謎ですよね。
島田 私、謎ですか? 生ものが好きですね。海鮮とか、お肉とか、お刺し身系が好きです。
――試合が終わったら、食べる物とか決めていますか?
島田 今回はピザとか、揚げ物が食べたいですね。でも、試合が終わったら、結局いつもあまり食べないんです。
――試合に向けたストレスや緊張から解放されて、たくさん食べる選手もいると思いますが、そういうことはあまりないんですか?
島田 解放されて食べることは食べるんですけど、思い返すと、今「食べたい」と思っているものはあまり食べていないですね。
――減量中に食べたいと思っていたものを、試合後に食べるわけではないんですね。
島田 そうですね。あとは、勝てたら、それで満たされる感じがありますね。
――食べすぎたときに罪悪感が出ることはありますか?
島田 ありますね。次の日にむくんだりすると、「ちょっとやりすぎたな」と思います。
――ジムの皆さんと食事に行くことはあるんですか?
島田 あまりないですね。誰かしらが追い込み中なので。みんなで行くのは、大体、忘年会ぐらいですかね。
○女子選手が増え、切磋琢磨できる環境に

――VASILEUS GYMでは女子選手が増えました。以前は女子選手が一人でしたが、現在の環境はいかがですか?
島田 今はすごくいい環境です。今までは、自分で対人練習が足りないと思っていたんです。もともと出稽古で、綺ちゃんとはスパーリングをさせてもらっていたんですけど、それがここでできるので、本当に毎日、対人練習ができる環境になって、よりいい環境になりましたね。
――男性選手の中に一人でいた環境から、女子選手もいる環境になって、メンタルや気持ちの面で変化はありますか?
島田 強い女子選手が入ってきてくれたことで、変わりましたね。今までは、強い男性の方や世界のトップ選手を、憧れる目でずっと追いかけながらやっていたんですけど、今度は同じ階級でもあるので、「負けられない」というか。本当に切磋琢磨できるし、弱いところも見せられないですね。
――チームの中でも、競い合えるようになってきたんですね。
島田 そうですね。
○丁寧に削って、最後は一発で倒す
――今回の対戦相手、MARI選手は50戦以上のキャリアがある選手です。この試合に向けて強化してきた部分はありますか?
島田 MARI選手に向けてというよりも、本当に倒すための練習ですね。打ち合うところも作りつつ、効かせる場面も作りつつ、倒す練習を重ねています。
――対戦カード発表の時にも、一発でスパッと倒すイメージを持っていると話していました。そのイメージを研ぎ澄ましてきた感じですか?
島田 そうですね。でも、一発でスコンと倒すためには、最初に攻撃を散らして効かせる必要があると思うので、そういう作業を怠らないようにしています。試合になると熱くなってしまうので、最初の細かい作業を怠らず、丁寧に削って、削って、最後は一発で倒したいというイメージです。
――試合では、普段の雰囲気と違ってグッと集中している印象があります。周りの言うことが耳に入らないような状態なんですか?
島田 相手が下がったときや、一発当たった後は、もう「行っちゃえ」となりますね。そんなにチャンスはないと思うので、そこで、もう少し冷静になりたいんです。熱くなって手数でまとめて、レフェリーに止めてもらうことがあるので。
――熱くなって、少し雑になってしまうということですか?
島田 そうですね。何なんですかね。頭が真っ白になります。そこを冷静にしたいです。
――そういうとき、セコンドの声は聞こえているんですか?
島田 聞こえてはいるんですけど、理解していないというか。後になって、聞こえていたことは分かるんですけど、そのときは、もう行っちゃっている感じですね。
――考えるよりも先に、気持ちと体が出てしまうような感じでしょうか?
島田 そうですね。「やらないと、やられる」というのがあるので。
○RISEのベルトが一番、他団体の世界王者を圧倒したい

――MARI選手は、同門の寺田匠選手や、先輩の武尊選手も持っているISKAの世界王者です。他団体王者をRISE王者として迎え撃つことについて、どう考えていますか?
島田 「世界チャンピオン」という響きは、すごくかっこいいので、自分も、武尊さんや匠くんが持っているISKAのベルトは欲しいです。でも、自分がRISEを目指したのは、そのときの小雪ちゃんだったら、他のどの団体の選手にも負けないだろうと思ったからです。世界一価値があると思って選んだので、自分がチャンピオンになって、それを汚すというか、価値を落とすわけにはいかないです。どの団体の世界チャンピオンであっても、本当に圧倒して勝ちたいと思っています。
――RISEのベルトを持つ自分のほうが実力が上だと、証明する戦いでもあるんですね。
島田 そうですね。RISEのベルトが一番だと、今でも思っています。
○目指すのは「敵なし」の存在
――ベルトを持つ中で、自分がやっていきたいことや、RISEで目指したいところはありますか?
島田 本当に、敵なしの状態になりたいですね。小雪ちゃんも敵なしの状態だったと思うので、そういう、一つ抜けた存在になりたいです。
――試合のサイクルについては、年間で何試合くらいやりたいですか?
島田 今年は、年始にまだ鼻を怪我をしていたので、2回しかできていないんですけど、年に3、4試合はやりたいですね。やっぱり、試合でしか得られない経験もあると思うので、いろいろな強い選手とやっていけたらうれしいです。
――今回は50戦以上のキャリアを持つMARI選手との対戦です。経験の差については、どう考えていますか?
島田 平岡選手と対戦したときも、50戦まではいかないですけど、経験の差はあったと思うので。平岡選手とやってからは、そこまで経験の差を気にしなくなりましたね。でも、MARI選手はベテランだと思うので、打ち合うところは打ち合うし、試合の作り方も上手だと思います。そこを、自分のパワーとスピードで惑わせていこうかな、という感じですね。
――フィニッシュのイメージは、頭の中にありますか?
島田 そうですね。倒しきるイメージを実戦で積んできたので、イメージはできています。
――会場やABEMAで見るファンには、どんな試合展開を見てほしいですか?
島田 皆さん、相手をISKAの世界チャンピオンという肩書きで見ると思うので、そういう選手を相手に、おなかも、顔も、脚も、全部効かせて、最後は倒しきって勝ちたいです。RISEのチャンピオンの強さを証明できたらいいなと思っています。
――今後、興味のある選手や、対戦してみたい選手はいますか?
島田 46キロですよね。誰がいるんですかね。この階級は、世界でも選手があまり多くないじゃないですか。あまり詳しくないというのもあるんですけど、強い選手だったら誰でもいいです。
――最後に、いつも応援してくれるファンの皆さんへ、メッセージをお願いします。
島田 いつも応援ありがとうございます。今回はISKAの世界チャンピオンとの試合ということで、本当にRISEの王者として、絶対に負けは許されないです。ISKAの世界チャンピオンとの差をちゃんと見せつけて、最終的には倒して勝ちたいと思っているので、応援よろしくお願いします。
■対戦カード

セミファイナル[第10試合] SuperFight! アトム級(-46kg)3分3R延長1R
島田知佳(team VASILEUS/第3代RISE QUEENアトム級王者)
MARI(ナックルズGYM/ISKA世界女子アトム級王者)