バンタム級頂上決戦!!志朗vs.大﨑孔稀のRISE世界バンタム級タイトルマッチ
インタビュー 2025年12月17日
2026年3月28日(土)東京・両国国技館にて開催します「RISE ELDORADO 2026」につきまして以下の通り対戦カードが決定した。

RISE世界バンタム級王者・志朗がRISEバンタム級王者・大﨑孔稀を挑戦者にむかえ、2026年3月・両国国技館で開催されるRISE年間最大のビッグマッチ「RISE ELDORADO2026」でベルトを掛けて対戦する事が決定した。志朗は2023年3月に現在RWSで活躍するディーゼルレック・ウォーワンチャイを3R右ハイキックでマットに沈めRISE世界バンタム級王座を獲得。その後、2024年9月に田丸辰、今年8月には玖村将史を相手に防衛戦を行いそれぞれ判定で勝利し、今回の大﨑戦が3度目の防衛戦となる。対するは、かねてより志朗戦をアピールしていた大﨑孔稀。大﨑は5月に地元名古屋で元フェザー級王者・門口佳佑と対戦し2RKO勝ち、8月には兄一貴を追い詰めたジラリー・キャルービーを相手に判定勝利、続く11月のウィッティコーン戦では圧倒的なスピードとパワーで5RKO勝ちをおさめ、リング上から放送席の志朗へ対戦要求をし志朗もこれを快諾していた。両者は2022年10月に1度対戦しその時は延長判定で志朗が勝利をおさめている。そこから3年の時を経てRISEが世界に誇る‐55kg事実上の頂上決戦が遂に実現する。
▼RISE世界バンタム級(-55kg)タイトルマッチ 3分5R延長1R
志朗(王者/BeWLLキックボクシングジム)
大﨑孔稀(挑戦者/OISHI GYM/第8代RISEバンタム級王者)

■志朗の質疑応答とコメント

「短いスパンというか、3度目の防衛戦で本当に強い奴とできて自分自身嬉しいです。RISEだけじゃなくて日本国内で大﨑君以外で自分の戦いたい選手はいないですし、過去最強の相手と認めているので最高のキックボクシングの試合になると思うので。RISEの世界チャンピオンは志朗というのをしっかりと証明したいと思います。」
ーーこの試合の正式なオファーが来た時にどう思ったかを教えて下さい
「戦うのはタイミングというのもあるので、この3月というのがお互いにベストだと思いました。お互いに勢いがあって前回の試合もお互いKOしていますし。自分も因縁のある玖村選手に勝って、じゃあRISEで誰とやる?ってなった時に一番勢いのある大﨑君以外いなかったので。自分的にはぜひって感じです。」
ーーずっと大﨑選手が追っかけてきた訳じゃないですか。ずっと言われていた事に対してはどうですか?
「俺に言われても困るって感じでRISEに言ってよって。試合を組むのはRISEだからっていうのは思ってました。ちょっと待てよって。その時の勢いのある選手とまずは戦わなきゃ。田丸選手もそうですし、玖村選手は自分が負けたっていう理由もあって。俺は待たせてしまってると謝る所はないんで。そこはRISEに言って下さいという感じです。」
ーー「最強の相手と認めている」とコメントもありましたが、大﨑選手の実力はそれくらい認めている?
「そうですね。キックボクシングは最近ボクシングキックからキックボクシングというスタイルに戻ってきた感じがある。その中で自分と大﨑君は蹴りとパンチが両方出せる選手なので。そういった意味では強敵だなと。殆どの選手はパンチか蹴りに偏っているんですけどオールラウンダーにできる選手で。RISEのトップランカーにもみんな勝っているので3年前より強くなってるなと思いますね。」
ーー3分5Rと延長1Rありますがどの様な展開になる可能性が一番高いと思いますか?
「試合は15分あるので、その中で気を抜いたりせず、気持ちとかメンタルの部分が占めるんじゃないかと思います。テクニックやパワーも近いので最終的にはメンタルとか気持ちの部分が左右する試合になると思いますね。」
ーー来年の3月までに特別な準備をしようなどプランがありましたらお願いします。
「結構前から意識はしてたんで。大﨑君がこういう感じだからどうするとチームで話し合ったり。試合のない期間でそういう練習もしてましたし。1月から合宿に行って。沖縄合宿に行く時は一回も負けてなくて今回もそれを組んでいるので。自分は準備万端ですね。」
ーー沖縄合宿は今まで何回くらいやっている?
「3回やって3回勝ってるので。」
ーー今年1年の積み重ねが結果につながる試合になると思いますが、自分の中で2025年はどの様な年でしたか?
「去年が怪我に苦しんでいて、今年徐々に良くなって強い志朗を見せれた。でもまだ練習では出来ているのに試合では出来ていないなって事があるので。もっと強くなるなっていうのが自分の中ではある。まだ強い志朗を見せられてないというのがまだあるので。来年こそは自分も認める強い志朗を見せたいと思いますね。」
ーー伊藤代表から「メインの可能性が限りなく高い」という発言もありましたが、この試合がメインを締める事になりそうという事については?
「自分は3年連続メインなので。そんなメインに何かというのはない。でも試合内容で皆んなを納得させる様な仕事をしないといけないなと毎回思っています。」
■大﨑孔稀の質疑応答とコメント

「やっとたどり着いたかなっていうのが第一で。僕は3年前に負けてるんですけど、そこからしっかりと実力をつけて志朗選手の前に立ったと思うので。あとは乗り越えるだけかなと思います。」
ーーこの試合の正式なオファーが来た時にどう思ったかを教えて下さい
「オファーが来る前というか、ベルトを取って志朗選手の背中が見えてきた時からそこを目指してずっとやってきたので。オファーが来たというよりやっとたどり着いてそれを超える時がきたかなという感じです。」
ーー志朗選手の名前を出した時から勝てる自信はあったと思うんですが、はっきりと志朗選手に勝てると思ったのはどれくらいの時ですか?
「ベルトを鈴木選手から取った時に自分の中でRISEに形としてひとつ残せたかなっていうのがあって。そこから王者としてというのが強くなって。試合をする毎に自分自身でも成長を感じる試合だったり試合内容を見せる事ができたのでそこからですかね。徐々にそれが大きくなっていって。防衛戦もして海外でONEに出させて貰って結果を出すこともできたので。そっからって感じですね。」
ーー志朗選手は倒しにいく事もできするポイントを獲りにいく事も出来るスタイルじゃないですか。そこでどっちに来ても大丈夫だと思いますか?
「めっちゃ考えてます。色々と。志朗選手が強いと認めていますし、だからこそ色んなパターンも考えていかないといけないなと思っています。前回負けた理由もそういう所があってそんな事はわかっているので。僕は倒せる力も持ってますし、志朗選手がポイントを獲りに来るならそこも考えている。5Rあるのでそういうのも考えていますね。」
ーー3年前からどの辺りが一番進化したと思いますか?
「正直全部なんですけど。蹴り、パワー、テクニック。一番はパンチの技術が上がってるんじゃないかなと思います。」
ーー逆に大﨑選手から見ての志朗選手は?
「キックボクシングなので蹴りが凄く大事だと思っている。だからこそ僕も蹴っていく。でもそれが判定に響くかと言われたらそうじゃない試合もあるので志朗選手と同じ意見ではあるんですけど。最近パンチで倒しているイメージがあると思うんですけど、元々蹴りも使う選手でもある。本当に蹴りもパンチも使える選手でタイプは似ていると思う。だからこそRISE内でも最高の試合が皆さんに見せれるんじゃないかなと思います。」
ーー3分5Rと延長1Rありますがどの様な展開になる可能性が一番高いと思いますか?
「僕は勿論倒す気でいますし、倒せない事はないと思っています。それを狙いつつも、そう簡単には崩れないと思っているので判定でも勝てる様に対策していこうかなと思っています。」
ーー来年の3月までに特別な準備をしようなどプランがありましたらお願いします。
「対策に関しては前回の試合前から大まかな部分は決まっていて。それをやりつつ前回の試合を迎えたというところになるんですけど。現状としてはそこをもっと広げたり、逆に要らないかなってものは捨てたりという作業をしながら決めてるって感じです。現状としてはほぼほぼ決まっているので、来年はそこを突き詰めていこうかなって感じです。」
ーー今年1年の積み重ねが結果につながる試合になると思いますが、自分の中で2025年はどの様な年でしたか?
「2025年に関してはいい年だったのかなと思いますね。一番大きかったのは名古屋大会を開いて貰って、そこで門口選手をKOできたのが自分の中で大きい事で。そこからじゃあ次誰とやるんだってなった時に限られていたと思うので。そん時に志朗選手の名前を出させて貰ったんですけど。そこから海外の選手を当てて貰って、前回しっかりKOで勝つことができたので。3月に志朗選手に向けた2025年って感じですね。」
ーー伊藤代表から「メインの可能性が限りなく高い」という発言もありましたが、この試合がメインを締める事になりそうという事については?
「僕が以外とELDORADOで正式な試合をするのが初めて。なのでシンプルに嬉しいのが一番。あとELDORADOの金のトロフィーを貰った事がないので。ワールドシリーズはシルバーで後楽園はオブジェ。なのでそれが欲しいっていうのもあります。メインだろうなとは思っていたので、やっぱ1年に1回の祭典なので塩試合ではダメだなと思いますね。」