池田幸司インタビュー『K-1選手として乗り込むのでK-1のアグレッシブスタイルでいきます』
インタビュー 2024年3月13日
3月17日(日)に開催される「ABEMA presents RISE ELDORADO 2024」にて、K-1vs.RISE対抗戦にて花岡竜と対戦する池田幸司選手のインタビューをお届けします。
–2戦連続対抗戦に抜擢されましたが、話が来た時はどんな心境でしたか?
池田 この前の試合が評価されて試合が組まれたと思うので、もう1回RISEで戦えるのはすごい嬉しいです。
–この前の試合の評価については、池田選手の周りからの評価はどんな感じでしたか?
池田 自分が一方的に打ちのめす試合をしたかったのですが、それができなかったので自分の評価としては微妙でした。ただ勝ったという結果は大きかったです。
–RISEルールの中で池田選手がムエタイで培ったテクニックが随所に見られて、非常にテクニカルな攻防を見させていただきました。そのテクニカルな攻防の部分は非常に評価が高かったと思います。
池田 相手がムエタイのできないK-1ルールに近い選手だったので、自分はタイの先生に教わっていることも多くムエタイテクニックを見せたいと思っていたので、RISEというより見せやすいルールの中でできたのは良かったです。
–前回の松下戦では軸足払いからの膝蹴りなどのテクニックを見せてもらいましたが、今回もムエタイのテクニックが随所に出てくる試合になりますか?
池田 今回の相手はムエタイで経験を積んできた選手なので、今回はK-1スタイルで行こうと思っています。
–スタイルはがらりと変えますか?
池田 がらりと変えることはないですけど、意識はK-1選手として乗り込むのでK-1のアグレッシブスタイルでいきます。
–今回対抗戦で戦う花岡竜選手にはどんな印象をお持ちですか?
池田 小さい頃からやっていたというのもあり、体に技術が染み付いているというか、テクニカルでスピーディーな手強い選手の印象です。
–既に攻略法は何パターンか生み出していますか?
池田 もちろんですよ。一方的な展開になりますよ。
–今ここでそれを明かす事はできないと思いますが、そのヒントだけでも教えていただく事は可能ですか?
池田 ヒントは力ですね。
–現時点では何パーセントくらい花岡選手が倒れているイメージが湧いていますか?
池田 100パーセント倒します。
–倒し方は何パターンもありますか?
池田 ボディやローには強そうなので、顎一択ですね。
–花岡選手は強いと言われていますが、最近では政所選手や翼選手に負けています。そういった試合からも花岡選手の弱点や欠点を見つける事はできましたか?
池田 上手さはあると思うんですけど、そういうところでポロッと転けちゃう選手なので、その隙を狙っていきます。
–前回も経験しましたがRISEのビッグマッチの空気感は自分に合っていましたか?
池田 RISEは演出も華やかで会場も大きくて戦う方も楽しかったですし、またそういう華やかな舞台で大勢の人に見てもらえるというのはすごいワクワクしています。
–前回の試合を見る限り、池田選手はRISEルールに合っているという声が多かったですが、ご自身ではいかがでしたか?
池田 キャッチ有りや組みの練習を取り入れていたところだったので、練習している成果を見せられるルールだったのでやりやすかったです。でも今回はそのルールが土俵の選手なので、今回はK-1選手らしい戦い方を見せていきたいです。
–今回の対抗戦を乗り越えたら、また新たな局面に自分がいけるという確信はありますか?
池田 今回もトップと言われている選手なので、そこをしっかり倒してRISEで言うと田丸選手や志朗選手に挑戦して、タイトルを狙いたいです。
–田丸選手や志朗選手とも戦いたいんですね。
池田 次戦います。タイトルマッチでお願いします。
–タイトルがかかっている方がいいですか?
池田 花岡選手を倒したらタイトルマッチをお願いします。RISEのベルトを獲ります。K-1選手が獲ったら面白いじゃないですか。
–今回同じ大会で行われる、志朗vs田丸辰の試合はどのように見ていますか?
池田 タイプが違う2人なので、どんな展開になるか楽しみですよね。僕は経験の差で志朗選手が勝つんじゃないかと予想します。
–志朗選手の経験がものを言うタイトルマッチになるという考え方ですね。
池田 田丸選手もスピーディーなので圧倒するタイミングもあるかと思うんですけど、判定の僅差で志朗選手が勝つのではないかと思います。
–RISE ELDORADOは年に1回のビッグイベントという事で、ビッグカードが目白押しになっていますが、RISEとK-1の対抗戦の他のカードは気になりますか?
池田 やっぱり与座選手と中村選手はどっちもパワーがあって強い選手なので、どっちのパワーが勝るのか楽しみです。
–この試合はどのような展開を予想しますか?
池田 Twitterで中村選手が勝ちそうって言ったらすごい叩かれたので、コメントは控えておきます。(笑)
–花岡選手について、カードが決まる前に対戦相手として意識した事はありましたか?
池田 違う団体なのでやると思っていなかったので意識していなかったですね。意識していなくて組まれたのでびっくりしました。
–特に注目もしていなかったですか?
池田 同じ階級でトップの選手なので試合はチェックしていました。石井一成選手にも勝っているので、こんな選手がいたのかと意識はしていました。
–記者会見の時に宮田プロデューサーから「倒してこい。」と発破をかけられましたが、あの声は響きましたか?
池田 ありがたい言葉をいただきました。この間は判定だったのであれじゃ会場は沸かないですし、せっかく対抗戦を組まれたのならKOでド派手にあからさまに勝ちたいです。
–そのために特に強化した部分はありますか?
池田 1発1発の力強さというところは日頃から意識しているので、そこは継続しています。僕の場合倒そうと思っちゃうとなかなか上手くいかないタイプなので、自然にやって相手が倒れるというパターンが多いので、今回は倒すという意識を持ちながら自分の試合を展開していきます。
–最後に池田選手と対抗戦を楽しみにしているファンの方々にメッセージをお願いします。
池田 K-1の池田幸司です。バンタム級で倒せるド派手な試合を池田がお見せするので、対抗戦は池田に注目をお願いします。