「GLORY RISE LAST FEATHER WEIGHT STANDING TOURNAMENT」対戦カード発表!
大会情報 2025年8月27日
2025年11月2日(日)東京・両国国技館にて開催される「RISE WORLD SERIES 2025 FINAL」の対戦カードが発表された。
人類最激戦区の階級(-65kg)で開催される史上最もタフでハードなトーナメント「GLORY RISE LAST FEATHER WEIGHT STANDING TOURNAMENT」。
このトーナメントは今年6月よりスタートし、RISE代表12名とGLORY代表12名をそれぞれの団体より選出し約1年掛けてトーナメントを行い、生き残った4名によりワンデイトーナメントを行い覇者を決定する。今大会よりシードとなっていた4名(チャド・コリンズ、原口健飛、白鳥大珠、イ・ソンヒョン)が登場し6月の1回戦を勝ち残った4名(ペトル・モラリ、笠原弘希、YURA、麻火佑太郎)と対戦する。
▼GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT 3分3R延長1R
原口健飛(日本/FASCINATE FIGHT TEAM/ISKA世界ライトウェルター級王者、第6代RISEライト級王者)
ペトル・モラリ(モルドバ/Kickboxing fearless/ウェルター級2位)
■原口健飛の質疑応答とコメント
「前回はちょっと情けない姿みせた。最近は負けるイメージがついてしまっているので、今回は勝てるように努力をするのと。ペトルも僕に似ているスタイルなので、斬り合いというか俺たちにしかできない試合をしたいなって思ってます。いつも『絶対に勝ちます』とか『世界最強になります』とか言っちゃってるんですけど全然なれていないので。今回はとりあえず勝ちに徹して、結果を出せる様に努力をしていきたいと思います。」
ーーーチャド戦から月日は経っていませんが気持ちの整理は?
「もうついてますし、つけないとダメなので。落ち込みはしましたけど辞めない限りは進まなアカンから。しかも次のトーナメントもあるのでいつまでもくよくよしてられないんで。もう切り替えました。」
ーーーモラリ選手の印象は?
「RISEでは4戦して2勝2敗。負けてるイメージもあるけどダウンを取られていないので身体が硬いのかなって。変則蹴りとか回転蹴りとか外国人では珍しい選手なので楽しみではありますね。」
ーーー伊藤代表からは足りないもの、足すべきものがあるという発言もありましたが。
「足りない部分もわかりましたし、格闘技って正解がないからわからないのでわからないですけど、前回のチャド戦の前にやった事も継続しながら変えなアカンとことか見直さなアカンとこを考えてやっている。それが正解かどうかはわからないですけど、突き進むしかないなって思ってますね。」
ーーーGLORY側のシード選手としてミゲール選手の出場も決まりましたが、それを聞いて燃える様な気持ちは?
「それは勿論ありますけどそこを意識してもしゃあないんで。まずはモラリ選手ですよね。前回チャドに勝って世界王者になっていたらミゲール言ったり、ペッチ言ったりしてたと思うんですけどそういう権利もないので。とりあえずモラリ選手に勝てる様にしないと。小さい勝利を積み重ねていって世界を取れる様に頑張っていきたいと思います。」
ーーーJTTで交流があるYURA選手がチャド選手と対戦する事に関してはどういう風に見ていますか?
「それがトーナメントの醍醐味というか、こういうダークホースがいてこそ盛り上がると思う。僕は負けましたけど、だからチャド選手にYURA君が負けて欲しいとかは全然思っていない。凄く良い子なので。YURA君が勝ったとしても俺より強いかって言われてもそうじゃないと思うし。それが格闘技なので。逆にYURA君がチャドを倒したらそのYURA君とも戦いたいと思うし。なので頑張って欲しいですね。ビビらず若手らしくおもいっくそいって欲しいなと思います。」
ーーーチャド選手に逆転負けした試合から何を加えてトーナメントに参戦したいと思っているか?
「精神力もそうやしメンタルもそうやし、倒し切る技術もそうやし。足りひん事ばっかりなんで、まあこれと言ったものはないんですけど。まだまだ自分は未完成やって痛感したからそこを埋めていくための期間やと思う。それがトーナメント終わるまでにはわかっていると思うし、優勝しないと何があったかわからないんで。とりあえず勝てるように頑張ります。」
ーーー次戦までにあえて伸ばしたいものを言うとすると。
「精神力じゃないですかね。戦い抜く力やと思いますね。自分は天才型でやってきたところもあると思うし、そこを昭和チックじゃないけど最後の最後まで出しきれる様な忍耐力があればもっと伸びると思う。その忍耐力を伸ばす為には何がいいかはわからないんで。試行錯誤しながら試合に向かいたいなって思いますね。」
ーーーコリンズ選手は決勝で原口選手と戦いたいと言っていたがそれに対して思う所はあるか。
「戦えるなら戦いたいし。ソンヒョンも反対側なので僕はもう誰でも良いですね。まずは決勝に残る事が大事なんで上がってきた人とやりたいなって思います。」
▼GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT 3分3R延長1R
白鳥大珠(日本/TEAM TEPPEN/第5代RISEスーパーライト級王者)
笠原弘希(日本/シーザージム/第3代SB日本ライト級王者)
■白鳥大珠の質疑応答とコメント
「シュートボクシングとRISEの看板を背負った戦いで、それこそ6月に中村寛と笠原友希選手の試合を見てやっぱこれだよねって。RISEの強さ、分厚さを見せてくれたなって。僕はリングサイドで見ていて凄い心が震えた試合だった、僕も3月にRISEのチャンピオンになって笠原選手もSBの3階級王者で看板を背負ってくるので。僕もRISEは一味違うぞって試合を見せる。必ず激闘になるかなって予想をしているので、皆さん楽しみにしておいて下さい。」
ーーー対戦相手の印象は?
「シュートボクシングで3階級制覇していてずっとトップで戦ってきた選手。RISEでもチャド・コリンズとも良い試合をしていたイメージがある。アグレッシブで激闘派のファイターだなっていう。でも前回の試合は65kgのシュートボクシングのタイトルマッチで負けてしまったと聞いたのでそれは残念だなって思ってます。お互いのベルトを背負って戦いたかったなというのはあります。」
ーーー今回の試合はどの様な試合になると予想していますか?
「激闘になるかなっていう。麻火選手の激闘とはまた違う激闘にしたいと思っています。って言うのは僕がダウンを取られないという事です。」
ーーー白鳥劇場第二幕のテーマは?
「前回は圧倒。今回は圧倒じゃなくていいんですよ。熱い試合。そこで最後に俺が倒す。そんなイメージです。」
■笠原弘希の質疑応答とコメント
「この試合は前回の6月に弟の友希が中村寛選手に負けていて、大きく見ればシュートボクシングはRISEさんに一つ借りがあると思っているので、今回の試合で返してやるみたいな事を思っています。」
ーーー対戦相手の印象は?
「頂点に立ってる選手なんで上手さも感じますし、前回の試合では怖さっていうのも感じた。ホントに強いと思います。」
ーーー今回の試合はどの様な試合になると予想していますか?
「激闘になるのは間違いないと思うんですけど倒しにいきます。」
ーーー前回のシュートボクシングでのイモト戦では大流血がありましたが顔は何針くらい縫われたんですか?
「8針縫いました。」
ーーーあの試合では不運負けで終わりましたが気持ち的に落ち込んだ部分はあったか?
「あの戦いを見て貰えればわかるんですけど、戦いに勝って試合に負けたって自分では思ってます。この試合が終わった後にでも、いつでもやり返せるって思ってるんで。なんでなんも思ってないですね。でも今回のこの戦いも大切に思っていたんで、ここに65kgのベルトを持ってくるべきだったし、持って来れなかったのは申し訳なく思ってますね。」
▼GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT 3分3R延長1R
チャド・コリンズ(オーストラリア/Strikeforce/第2代RISE世界スーパーライト級王者、WBCムエタイ世界スーパーライト級王者)
YURA(日本/ダイアタイガージム/スーパーライト級5位)
■YURAの質疑応答とコメント
「現RISE世界王者と2回戦で戦えて本当に光栄です。ここでまたしっかり勝って優勝まで登り詰めたらいいなと思っているので皆さん応援よろしくお願いします。」
ーーー対戦相手がチャド・コリンズということで試練の一戦になると思います。前回大会のチャドvs原口選手の試合はどの様に見ていますか?
「スタミナが凄いなと思って、5Rもあるのに最後まで動き続けて全く手を止めない選手で打たれ強さもある選手だと思う。なので長丁場にならない様に早めに倒しにいこうと思います。」
ーーー現時点で自分がチャド・コリンズ選手より上回っていると思う点は?
「パンチとか一撃の倒す力は僕の方があると思っています。」
ーーー前回の試合は1RでKOでしたけど今回は?
「相手はRISEの世界王者で簡単にはいかないと思っていますが勝ちにいきます。」
ーーーチャド選手と言えばグチャグチャした試合に巻き込んでいくという印象もあるが対策は?
「巻き込まれても対応する練習をするつもりなんですけど、まずは巻き込まれない様な練習をしていこうかなって思っていますね。」
ーーー『次の相手がチャド・コリンズだ』と聞いた時には率直にどう思いましたか?
「おぉ!みたいな、いきなり世界王者とやらせていただけるのかって。嬉しい事ですし、勝てたら本当に凄くデカい事だと思うので頑張ります。」
ーーー因みにご自身の中で今の勝率は何%ですか?
「30%くらいです(笑)。」
ーーーその数字のニュアンスについては?
「チャド選手はスタミナが本当に凄くて2、3R目でどんどん上がっていく選手だと思っている。なので勝負は1R目だと思う。なのでその30%、30%、30%の最初の30%だなって感じですね。」
ーーーでは1R目にいければ勝つ道筋は見えているという感じでしょうか?
「そうですね。いろいろ考えています。」
ーーーBreakingDownから多くのファンを連れてきた中で過去最強の相手との対戦になるが、皆に何を感じて欲しいとかどんな試合を見せたいなどはありますか?
「沢山見てくれる人も増えて沢山期待してくれていると思うので、皆の期待に答えたいというか。知名度だけじゃないという所を見せたいと思います。」
▼GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT 3分3R延長1R
イ・ソンヒョン(韓国/RAON/スーパーライト級1位、第4代RISEミドル級王者、第2代RISEライト級王者)
麻火佑太郎(日本/PHOENIX/スーパーライト級2位)
■麻火佑太郎の質疑応答とコメント
「誰からも尊敬されていて、誰からも応援されれいるソンヒョン選手とトーナメントで戦える事に嬉しいですし、僕自身凄くワクワクしています。この試合はトーナメントなので優勝しか目指していないんですけど、ソンヒョン選手と戦うことで、この1試合で数段階上のステージに上がれると思ってます。ここでソンヒョン選手に良い勝ち方をできれば本格的に世界一という目標が明確に見えてくるので、そこはしっかり試合で見せたいと思うので応援よろしくお願いします。」
ーーー対戦相手がイ・ソンヒョン選手で新旧交代を問う一戦という見方もあると思いますが。
「ずっとRISEを引っ張ってくださっていたベテランのレジェンドの選手なので、ここで勝つことで世代交代もできる思う。逆にここで負けている様じゃ僕も終わりだと思うので、しっかりと胸を借りるつもりで、タフな選手ですけど必ず倒して勝ちたいと思います。」
ーーー前回の試合は左ハイキックで凄いKO勝利でしたが今回は?
「今回は打ち合ってみようかなって思っています。新しい麻火佑太郎を両国のリングで見せたいと思っているので、3月に負けた舞台でしっかりと勝って良い日にしたいなって思ってます。」
ーーー新しい麻火佑太郎
「蹴りのイメージが強いと思うんですけど、僕はずっとボクシングも習わして頂いて学ばせて貰っている事も多い。そこをしっかりと蹴りと連動して、打ち合っても負けないぞって所を見せることでトーナメントの選手にもプレッシャーをかけれると思います。熱い試合をしたいですよね。」
《RISEブロック トーナメント表》