電撃決定!!大﨑一貴がRWSに参戦!!ジャルンスックと王者対決!「RISE王者として絶対に負けられない」
大会情報 2025年11月2日
「RISE WORLD SERIES 2025 FINAL」の休憩時間にRISE世界スーパーフライ級王者・大﨑一貴とRISE代表伊藤隆がリング上に登壇。

伊藤代表より12月27日(土)タイ・ラジャダムナンスタジアムで行われるRWSに参戦し大﨑一貴が参戦しいきなりラジャダムナンスタジアム認定 バンタム級タイトルへ挑戦する事が発表された。今後、両団体はキックボクシング・ムエタイを盛り上げていくために協力関係を築きクロスコラボレーションを実施していく。

大﨑一貴の対戦相手は2023年12月16日東京・両国国技館で開催された「RUF presents RISE WORLD SERIES2023 Final Round」で対戦し、延長までもつれ込む激戦を繰り広げ大﨑一貴が2-0の判定勝利を収めている。当時17歳だったジャルンスックは、ここ2年で進化したフィジカル、更に磨かれたボクシングスキルを武器に、今年6月にはRISEでも活躍したクマンドーイに勝利。そして8月には2022年のムエタイMVPのチャラームダムと空位のラジャダムナンスタジアムバンタム級王座を争い、1Rに左フックでチャラームダムを沈め殿堂のタイトルを獲得している。RISE世界王者vs.ラジャダムナン王者、両団体の威信をかけた一戦に大﨑は「ラジャでタイトルマッチをやらせて貰えるという事で最初にお話を頂いた時はびっくりした。僕自身RISEに参戦する前はムエタイルールで試合をしていてルンピニーでタイトルマッチも経験させて貰って。そこでは負けてしまって、またルンピニーに並ぶラジャでのタイトルマッチをやらせて貰う事になって、あの時の負けを取り返せるチャンスを頂けたなという想いで凄く燃えました。相手も1回RISEで戦っている選手ではあるんですけど、強いのは試合でわかっています。今回はムエタイルールという事もあるんですけど、RISEの世界王者としてRISEが送り出してくれるのでRISEを代表してRWSに乗り込んでという試合になるので絶対に負けられない。RISEの方が上だという事をタイの皆さんにもわかって貰える様な試合内容にしないといけない。そしてラジャのチャンピオンになって日本の皆さんにも『大﨑一貴こんなに強いんだ』って見せ作れる色んな意味でいいチャンスだと思っています。もう気合い入りまくりです。」とリング上で挨拶をした。

大﨑一貴質疑応答
ーーヒジありの試合をするのはいつ以来ですか?
大﨑「ルンピニーで挑戦をして、その後にKNOCK OUTに参戦していたとき以来ですね。その後も1試合か2試合くらいしてたかな。でも5年、6年振りくらいのムエタイルールになりますかね。」
ーーRISEルールとは異なる戦いになると思いますがその辺りは?
大﨑「決まった段階から凄く練習してますし、ムエタイルールに付き合う気はあまりないというかそこで戦って勝てるのかって言ったら、僕のずっとRISEで磨いてきたスタイルで倒して勝つ事だと思うので。ムエタイの練習もしてますけどそれは相手に対応する為であって勝ちに行くためには今までのRISEルールのスタイルをどこまで高めていけるかになると思うのでそういう練習を今はしています。」
ーー挑戦にあたり手応えは?
大﨑「会長とも作戦を練って貰って、『これだったら倒せる』という技を練習しているので、それをどこまで磨きをかけれるかという所だと思う。手応えはありますし、久しぶりにワクワクしていますし充実した生活を送れているなと思います。」
ーー仮に王座を獲得できればラジャとRISEの同時王者になる事になります。
大﨑「今後出てこないと思うしそんな選手になるチャンスだと思う。僕しか出来ないと思っているので、こういう試合を組んでくれた事に凄く感謝しています。RISEにも僕だったら送り出せると思って組んでくれたと思いますので、そこの期待を裏切らない様に。期待以上の結果を僕が持ってきて。このベルトを取れば格闘技の歴史に名を残せると思うので必ずやり遂げます。」
ーー対戦相手のジャルンスック選手とは再戦になりますがムエタイルールで対戦するイメージは?
大﨑「あの時に戦った様なスタイルで近い距離になったら組んでくるな、ヒジもあるなあってくらい。大まかなスタイルはそこまで変わってないのかなと思います。前回試合をした時からジャルンスック選手も勝ちを重ねて強くなっているのはわかっているので、簡単な相手じゃないというのもわかっています。だからこそ燃える試合になっているので本当に楽しみですね。」
ーー今回の挑戦について弟の大﨑孔稀選手や奥様のMISAKI選手の反応は?
大﨑「そうですね。『ムエタイルールなんで大丈夫なの?』っていうのもあったんですけど、大きいタイトルが掛かっているという事もあって『凄いね』みたいな感じでしたね。孔稀は自分の試合があるのでそれが終わったら練習に付き合って貰おうかなって思っています。」
ーー気の早い話ですけどラジャのタイトルを取ったら今後は二刀流でやっていくという覚悟はありますか?
大﨑「正直その後の事は考えてないですけど、それこそ防衛っていう話になるかもしれないですし。そうなったらどうですかね。その時になってみないとわからないです。今はラジャのベルトが欲しいという事でずっと練習をしてきて、このベルトを取る為だけに残りの2か月くらいを凄そうと思っているので終わったら考えます。」
ーージムで孔稀選手と首相撲の練習をされていたと思うんですが、あれもこの来る日の準備のためだったんでしょうか?
大﨑「いや首相撲はRISEルールだとしても活かせる部分なのでずっと練習して来た部分ではあります。またムエタイルールをもう一回やるからとかではなくRISEルールでも使えるから練習してきた。まあ、ムエタイルールだとストップの時間がないので組んだ状態が無制限でブレイクがかからない。なので首相撲を練習する時間はこれまでよりは増えています。その中で自分の攻撃を出せる様に練習もしているので、そういう所を残りの2か月で高めていければと思っています。」
ーー少し前にMISAKI選手もムエタイの選手に挑戦していましたがそれを見て刺激を受けた所はありますか?
大﨑「そこまではないです。正直に僕も今後ムエタイをやる事はないかなと思っていたので。RISEに出させて貰ってここでずっと勝ちを重ねていくと思っていたので、だから今回の話が来た時はびっくりしました。ただムエタイもやっていたので出来るのは僕しかいないし。タイ人の選手はムエタイルールで凄く強くて試合もタイで完全アウェーなんですけど、ここで全部ひっくり返してラジャのベルトを日本に持ってきたろと気合いが入っていますね。」
ーーRISEとRWSがクロスプロモーションをする事で軽量級の選手を中心に交流が活発かする事に対して期待はありますか?
大﨑「やっぱりタイ人選手は強い選手が多いし、名前が知られてなくても強い選手は一杯いる。そこでお互いに、タイ人の選手がキックボクシングルールをやるのと、RISEの選手がムエタイルールをやるのだと、RISEからムエタイルールをできる選手があまり居ないと思うのでそこら辺がどうなるのかなという所はある。でもタイの選手がRISEのリングに上がってくるのは単純に強い選手が増えるといので軽量級の選手のさらなる強さにつながると思う。なのでそこは純粋に楽しみではあります。」
ーー最後にこの試合に向けてファンの皆様に意気込みを改めてお願いします。
大﨑「12月27日ラジャでのタイトルマッチが決まって、本当に難しい挑戦ではあるんですけどやる価値のある試合だと思っていますし僕ならできると思っています。タイで戦ってあのベルトを日本に持ち帰ってくるのでぜひ皆さん応援よろしくお願いします。」
[決定カード]
ラジャダムナンスタジアム認定 バンタム級タイトルマッチ 3分3ラウンド
ジャルンスック・ブーンラナームエタイ(王者/タイ/ブーンラナームエタイジム/ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級世界王者)
大﨑一貴(挑戦者/日本/OISHI GYM/RISE世界スーパーフライ級王者)
