TAKUインタビュー『相手の土俵に付き合わないで自分のペースで自分のやりたいことをしたい』

インタビュー 2024年8月23日

8月31日(土)に行われるRISE181に出場するTAKU選手のインタビューを執り行いました。

現在7戦7勝(5KO)と絶好調のTAKU選手が試合への心境や意気込みを語ります。

–暑い日が続いていますが体調は大丈夫ですか?

TAKU 暑さも得意なのでバッチリです。

 

–パリオリンピックは見ていましたか?

TAKU 種目によっては見ていましたけど、ハイライトで見ていました。

 

–印象に残った競技はありましたか?

TAKU アメリカのバスケチームですね。レジェンドたちが凄かったです。

 

–バスケは好きなんですか?

TAKU スポーツを見るのはなんでも好きですけど、たまたま決勝を見れたのでバスケは見ました。

 

–前回5月に吉岡選手と対戦しましたが、あの試合を振り返ってみていかがですか?

TAKU 落とせない大一番の試合になると思って臨んだので、率直に勝てて嬉しかったです。

 

–具体的にはどういう覚悟で臨んでいた?

TAKU Stand upで優勝してランキング入り後、初戦がランカーの選手だったので、ここで負けちゃうと振り出しに戻ってしまうので、勝つことによってまた別の上のランカーの方とやらせてもらえるかなと考えていたので、ここは落とせないという覚悟がありました。

 

–アマチュアでの試合経験も豊富で、テクニックがある選手でしたが、そういう選手と戦ってみて得られたものはありましたか?

TAKU テクニック的には劣る部分がありましたが、自分の強みである打たれ強さや1発の強さに頼ってしまうのは良くないことだけど、その強みで勝てたことは大きな財産になりました。

 

–前回の試合を経験したことで次戦に向けて補う部分や強化している部分というのはありますか?

TAKU ディフェンス面で固まってしまう部分が多かったので、次の相手はパンチを振ってくると思うので、左のストレートとローキックが多い印象なんですけど、スピードとテクニックで上回っていきます。

 

–次戦の対戦相手は竹市一樹選手になりましたが、試合映像などはご覧になられましたか?

TAKU 倒せる感じの雰囲気はない印象なので、ここが怖いっていうのはないですけど、自分は良くも悪くも相手に合わせてしまう癖があるので、それが出ないように自分でペースを作って相手に付き合わないように戦いたいです。

–それは相手がどんなタイプのファイターだろうと相手の土俵に行ってしまうということですか?

TAKU そうですね。相手に付き合ってしまうタイミングが戦っている中で出てきてしまうので、今回の相手でいうとスピードは確実に僕の方が上回っているので、出入りを使って翻弄して戦いたいです。

 

–相手選手は戦績を見れば負けこそ多いですが46戦も戦っていて他団体でも王者になっているようなベテランの選手です。ここまでのキャリアがある人と対戦するというのはいかがですか?

TAKU 中盤や終盤になるにつれて長年の経験の差が出てくると思います。どろどろにされるとやりにくいので、相手の土俵に付き合わないで自分のペースで自分のやりたいことをしたいと思います。

 

–試合中はセコンドからの声は聞こえていて冷静に戦える方ですか?

TAKU 聞こえています。

 

–アドバイスを聞いて体を動かせているような感じなんですね。

TAKU パヌワットさんに言われるのは、逆に自分の考えをもっと持てという風に言われます。聞いてから動き出すと終わっても遅かったり、タイミングがずれて届かなかったりという部分があるので「自分でも考えられるようにしよう」っていう風に普段から練習で言われています。

 

–どちらかというと相手の試合をたくさん見て研究するタイプですか?

TAKU そんなに研究はしないですね。そこまで器用ではないので、相手の強みや怖さがある攻撃はしっかり見てそれだけ貰わないように気を付けています。ディフェンスの練習はしますけど、具体的な対策はそこまでしていないですね。

 

–デビューしてから7戦7勝ですが、今まで7戦してきて自分の武器や長所は何だと思いますか?

TAKU 体の強さとずっと野球をやっていたので、投げる動作と右ストレートの動作が似ている感じがするので右の攻撃は得意です。

–投球動作をイメージしてストレートを出しているんですか?

TAKU 自然と始めた当初からその感覚に近いものがあって、強く打てる感じがしましたね。

 

–今回の試合はどんな試合内容や展開に持っていきますか?

TAKU 相手はベテランで実績もあって上の選手ですけど、上位戦線に食い込んでいくには今回の勝ち方を見られると思うので、倒し方や勝ち方の前にしっかり倒すっていうのを前提に組み立てていきます。最後にそれが右ストレートで終わるのか蹴りで倒せるのかはまだ定まってはいないですけど、倒せる技を作って試合の当日までに磨いていきます。

 

–TAKU選手の階級のチャンピオンは中村寛選手ですが、そこに辿り着くまでに対戦してみたい選手はいますか?

TAKU 北井選手はパンチが強いですし、噛み合って倒すか倒されるかみたいな面白い試合ができると思っています。

 

–最後に応援してくれているファンの皆さまに応援メッセージをお願いします。

TAKU この間の試合からまた新しく進化した自分を見せて必ず勝つので、引き続き応援をよろしくお願いします。

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