『削って削って倒す』細越竜之介インタビュー=RISE201
大会情報 2026年8月26日
2026年8月29日(土)東京・後楽園ホール にて開催される『RISE201』に出場する細越竜之介選手のインタビューを公開!

細越竜之介インタビ
ュー
–RISE201まで3週間を切っていますが、出場が決まった今の気持ちをお聞かせいただけますか?
細越 ランキングが4位から2位に上がって、この試合で良い勝ち方をしたらタイトルマッチが近いのかなという気持ちがあります。だけどこの1戦は自分自身すごく楽しみというか、相手も関西の団体でチャンピオンでKO率もすごく高い選手なので、今回は”ベストKO”ではなく”ベストバウト”を狙おうかなと思っています。
–昨日相手の上野コウキ選手にもインタビューをしたのですが、「どちらかと言うと自分はパンチでいくファイターだから細越選手には打ち合ってほしい」という話もしていました。それに対してはどう思いますか?
細越 いや打ち合わないですよ笑。
–そこは自分のスタイルを貫きますか?
細越 そうですね。でも正直自分も打ち合いたいなっていう気持ちはあります。
–ここ最近の数試合を振り返ってみて、個人的には乗り切れていないような印象を受けるんですけど、ご自身ではその辺りをどのように分析していますか?
細越 前回の試合は倒そうとしすぎたっていうのもあるんですけど、まだ身になっていないことを試そうとしすぎていたという部分がすごく多くて、自分でも迷っていたところがありました。それは前回の試合から今回の試合で自分のものにできたと思っているので、次の試合は新しいスタイルを見せられるんじゃないかなと思っています。
–2024年とかにKOを連発していた時期があったと思うんですけど、あの時の感覚とここ最近の感覚は違うなと感じていたりしますか?
細越 そもそも自分ではあまり強いと思ったことがないので、2024年が上手くいきすぎていたのかなと思います。
–そんなに自己評価は高くないですか?
細越 全然ですね。過去に戦った相手の映像を見ても「強いな」って思ったり、同じ階級のRISEでデビュー戦をした選手の試合を見ると「絶対上がってくるじゃん」って思ったりします。自己評価が低いというか自分のことを強いと思ったことはないです。
–試合が決まってその日を迎えるにあたっては、練習をしていけばその気持ちが変わっていくんですか?それとも当日もちょっと自信のないまま試合をやっているようなイメージなんですか?
細越 当日は相手に対して殺意とかもないですし、自分のやるべきことを遂行するみたいな感じですね。
–そういう感じなんですね。チームで立てたプランとか自分で考えた試合の方向に持っていって、それに対して忠実に遂行しているというイメージですか?
細越 そうですね。
–試合で熱くなって感情が抑えられなかったりする事はないですか?
細越 あまりないかもしれないです。
–“入り込みすぎた細越選手”を見た事ないですね。控室などで選手を見ていると集中していて目が合っただけで殺されてしまうんじゃないかっていう選手は多いですけど。
細越 麗也さんも試合前は自分に入っているイメージがあるんですけど、自分は「きつい9分間が始まるな」って感じです笑。
–私生活でも怒ったりしないですか?
細越 そうですね。姉が3人いるんですけど、ずっと下っ端で生きてきたので笑。
–お姉さんは厳しいですか?
細越 年が離れているので、母親が担任の先生みたいな感じでしたね。
–ジム内ではどうですか?
細越 ジム内でもプロだと自分が1番下ですね。
–相手がいる試合中でも特に熱くなることがないんですね。
細越 自分でも試合中に何を考えているか分からないです。
–“無”ですか?
細越 自分のセコンドの声はもちろんなんですけど、相手のセコンドの声とかをよく聞きますね。
–相手の声がしっかり耳に入っているということは冷静なんですね。
細越 はい。
–普段はteam AKATSUKIで練習をされていますが、他に出稽古に行ったり誰かとスパーリングしたりしていますか?
細越 浅草にあるIDEA.ASAKUSAというMMAのジムに、週1で対人練習やスパーリングをメインで行かせてもらっています。
–そこは結構選手が集まるんですか?
細越 MMAの選手が多いんですけど、自分は打撃だけで入らせてもらっています。

–そうするとパワーのある選手とも肌を合わせることも多いですか?
細越 それこそ上野選手は綺麗な戦い方ではないので、MMAの選手は独特な動きだったりスピードがあるので、試合で味わったことがないスピードやテクニックには臨機応変に対応できるのかなというのは思います。
–上野選手は「同階級の中ではフィジカルだったら自分が1番だ」と言っていました。それぐらいフィジカルに自信があると仰っていますが、逆にそれを聞いてどうですか?
細越 そのフィジカルを使う場面はないのかなと自分的には思います。
–それは展開的にですか?
細越 そうです。フィジカルを使わすところまでいかないかなっていう風に思います。
–今の細越選手のファイトプランがどういう感じですか?
細越 削って削って倒すのが理想です。
–相手の攻撃は当たらないですか?
細越 当たらないですね。
–現在、スーパーフェザー級の2位に入っていますが、その上のパヌワット選手やチャンピオン・常陸飛雄馬選手を見据える事はできていますか?
細越 自分自身では良い意味でも悪い意味でもチャンピオンに執着心がないと思うので、一戦一戦強い人と戦っていきたいというか、それこそRISE以外の強い選手とも戦っていきたいので、それを戦うためにはやっぱりチャンピオンベルトっていうのは必要だし、自分の中ですごく大きなものだと思っています。パヌワット選手にもリベンジしたいですし、常陸選手とはタイトルマッチというよりかは”常陸選手と戦ってみたい”という気持ちの方が強いですね。
–とはいえ今の状況はタイトルマッチやベルトに非常に近い位置だと思います。そのベルトを腰に巻きたいという思いはないですか?
細越 もちろんしたいです。
–ちなみに強い選手と戦いたいと仰体でしたが、気になる選手や戦ってみたい選手はいるんですか?
細越 自分が戦ってみたいのは笠原友希選手や軍司泰斗選手とか、他の団体で活躍しているトップの選手と戦ってみたいですね。そのためにやっぱりベルトは腰に巻きたいなという気持ちです。
–団体内での発言権を得るためにもベルトを狙っていきたいとい?
細越 はい。
–スーパーフェザー級の選手の中、他の選手とは違う自分のストロングポイントはどこだと思いますか?
細越 1番は戦った選手皆んながビックリしたと言ってくれるので、攻撃力というか殺傷能力には自信があります。前回の試合のように自分は派手に倒すタイプではないんですよ。静かに削って静かに倒すタイプなので、やっぱり倒し切らないとつまらない試合になってしまうので、最終的には倒し切りたいなという気持ちはあります。
–今回は倒し切るということがテーマになる?
細越 そうですね。
–そろそろ追い込みの時期に入ってくるかと思うのですが、自分自身で進化している部分や強化している部分はありますか?
細越 1番はスタミナですかね。出力が強い分スタミナなどの消費は激しいので、その出力が強い状態のまま3ラウンドだったりタイトルマッチで5ラウンドを使えるように、マラソンのように長く走るというよりかはダッシュでずっと走れるような高強度の技をずっと出せるような練習をしています。
–少し話は試合と逸れますが、細越選手って結構謎が多いじゃないですか。
細越 言われますね笑。
–プライベートをSNSで発信するタイプではないと思うのですが、普段はどういう私生活を送っているんですか?
細越 AKATSUKIが基本的に夜の練習なので朝はラントレを自主練していて、日中はバイトをしています。
–そうなんですね。ちなみに何のバイトをされているんですか?
細越 王将でバイトをしています。
–厨房で働いているんですか?
細越 ホールで接客しています。
–プライベートでは何をしている時が1番楽しいですか?
細越 甘いものを食べている時ですかね。
–何のスイーツが一番好きなんですか?
細越 チーズケーキですね。ぬちょっとしている甘いものが好きです。
–食べ歩きとかもするんですか?
細越 食べ歩きもしますし、目的のお店に行って食べることが多いですね。
–はさすがにもう甘いものは控えていますか?
細越 もう1ヶ月半前から抑えています。
–まあまあ早めに制限し始めるんですね。
細越 今までは結構減量幅が多かったんですけど、今回は少ないので色々試してみようかなと思って早めに節制しています。
–最後に今回の試合に出る意気込みといつも応援してくれているファンの皆さまにメッセージをお願いします。
細越 今回はタイトルに向けても大切な一戦になります。自分の存在を証明できるような壮絶なKOをするので、皆さん応援をよろしくお願いします。
■対戦カード

第5試合 スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1R
細越竜之介(team AKATSUKI/同級2位)
上野コウキ(直心会/第11代DEEP☆KICK-60kg王者)