宮﨑小雪インタビュー『自分の強さを証明できるように世界への挑戦』
インタビュー 2022年10月4日
来る10月15日(土)大田区総合体育館で開催される『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2022』にて初の国際戦に臨む宮﨑小雪がTRY HARD GYM(神奈川県相模原市)にて公開練習を行いました。
–今日の公開練習のラスト30秒で見せていただいたミットってあれはどんな感じだったんですか?
宮﨑 あれはメイウェザー選手がミット打ちをしてて、それを真似してる方がTwitterでいたんですけど、その動画を見た時にちょっと面白いなと思って真似してみました(笑)。
–実際にやってみてどうでした?
宮﨑 私は動いてないだけなんですけどミット持ってた若菜が「私の方が疲れるわ」って言ってましたね(笑)。
–今回初めての国際戦ですよね?
宮﨑 そうですね。
–国際戦の部分ではどうですか?
宮﨑 体が強そうだなっていうのだったり細長いだろうなっていうイメージもあるんで、やってみないと全ては分からない思うんですけど、日本人の選手だろうと海外の選手だろうとやっぱり強い人は強いし弱い人は弱いと思うんで、ただ単にそれだけの話なのかなと。
–試合自体はRISEルールですけど、「ムエタイをやってる女子の選手」っていう部分ではどんなイメージですか?
宮﨑 ムエタイで4冠王でまだ17歳ってすごく若い選手だと思うんで、17歳でキャリアもあって4冠王はすごいなと純粋に思いますね。
–今もう既に他団体ではムエタイルールでなくても活躍している女子のムエタイ選手っていますけど、最近そういう選手が出てきたことに関してはどうですか?
宮﨑 純粋に女子もすごく盛り上がってるんじゃないかなと思うんで、私も日本人選手にも海外の選手にも負けてられないなっていう思いはすごいありますね。
–今回の対戦相手のペットルークオン選手に関してはどういう印象ですか?
宮﨑 やっぱりミドルがすごい強いイメージとムエタイ独特のリズムがあると思うんで、それに飲まれないようにしないと思ってます。
–飲まれない自信はあると?
宮﨑 そうですね、ありますね。
–今回の大田区総合体育館の大会はビッグマッチがずらりと並んでますけど、そこで宮﨑選手は自分のどんな色を見せたいって思います?
宮﨑 やっぱり女子が1試合だけだと思うんで私にしか出せないものを見せられたらなと、お互い17歳と19歳でまだ10代同士の対決にもなるんで、そういう若い選手たちがこれから活躍していけるように先陣を切るじゃないですけど、そういうものを見せられたらなって思ってます。
–ペットルークオン選手は宮﨑選手よりも年下なんですね。
宮﨑 そうですね、はい(笑)。
–自分より下の世代が台頭してきたって部分ではどうですか?
宮﨑 結構自分より年上の選手と戦うことが今まで多かったんで、そういう点に関しては自分も年を取ったなではないですけど、なんかもう大きくなったなって思います。
–今回のこの試合に対して宮﨑選手は自分でどんなテーマを掲げますか?
宮﨑 初めて海外の選手と戦うんですけど、空手の時も戦ったことないんで、世界に挑戦していくっていう意味合いと言うかそういうテーマはありますね。
–今回の試合に向けて何か特に取り組んでいることはありますか?
宮﨑 やっぱり蹴りが強いだろうなって思ってるんで蹴りの対策はしっかりしてますね。
–まだキャリアとしては10戦ほどで今後のキャリアがかなり長いと思うんですけれど、今後王者としてどういったキャリアを築いていきたいですか?
宮﨑 自分の強さとかをどんどん証明していけたらと思いますし、日本人の選手だけじゃなくて海外の選手とも戦って自分の技術とかスピードが通用するんだぞっていうところを証明したいなと思います。
–キャリア序盤は試合を盛り上げるために会見とかで少し大きなことを言ったりしていましたが、王者となってからはそういうところではないという思いが増してる感じですか?
宮﨑 デビューしたての頃は上の選手にどんどん噛み付いていくじゃないですけど、必死に追いつけ追い越せという気持ちでやっていたんですけど、今はそういう気持ちももちろんありますけど、それと同じぐらいもうチャンピオンなんだから堂々としてなきゃと思ってます。
–最後にRISEファン、宮﨑選手のファンの皆様にメッセージをお願いします。
宮﨑 10月15日世界の選手と初めて戦うんですけど、自分の強さを証明できるように世界への挑戦をテーマにして頑張るんで、応援して頂ければと思います。よろしく願いします。