田中佑樹インタビュー『あっちも倒しにきてくれるので、良い倒し合いができると思う』
インタビュー 2024年3月14日
3月17日(日)に開催される「ABEMA presents RISE ELDORADO 2024」にて、K-1vs.RISE対抗戦にて齋藤紘也選手と対戦する田中佑樹選手のインタビューをお届けします。
–インタビューは慣れてきましたか?
田中 まだ慣れてないですね。(笑)
–今回はRISEの年に1度のELDORADOに抜擢され、しかもK-1との対抗戦に出場することになりましたが、マッチメイクが決まった時点の気持ちはどうでしたか?
田中 過去最高に気持ちが昂りました。
–逆にプレッシャーはないですか?
田中 あるっちゃありますけど考えないようにしています。
–試合のイメージは整いましたか?
田中 整ってきて良い感じにイメージできています。
–作戦もバッチリですか?
田中 作戦もバッチリです。
–今お住まいは石川県のどちらになるんですか?
田中 石川県河北郡に住んでいます。
–石川県の金沢は知っていますが、河北郡を知らない方が多いと思うのでどの辺りか教えていただけますか?
田中 海とか山とかばかりある場所です。
–元旦からの震災は大丈夫でしたか?
田中 自分の家は断水が2日間あったくらいで、最小限の被害で収まったんですけど、道路とかは所々ボコボコになっていますね。
–日常生活にも差し支えがあったんですね。
田中 2日間くらいだけ多少ありました。やっぱり能登の方とかはひどいことになっているので全然マシな方です。
–そもそもキックボクシングはいつ頃から何がきっかけで始めたんですか?
田中 中学2年生くらいの時に始めました。きっかけは特にないんですけどノリで始めてみたって感じです。
–中学2年生で始める前は何かスポーツをやっていましたか?
田中 ずっとサッカーをやっていました。ポジションはフォワードです。
–なんでサッカーからキックボクシングになったんですか?
田中 元々体を動かすのが好きで、筋トレとか力を鍛えるのが好きで強くなりたくて始めました。
–今所属しているHOWK GYMの雰囲気はどうですか?
田中 楽しくやっています。
–どんな感じで楽しく練習できているんですか?
田中 追い込んで自分が満足いくまで練習ができていて、トレーナーとも話しながら練習できています。
–戦績を見ると不戦敗以外は全て勝ち続けていますが、勝ち続けている要因はご自身でどう分析されていますか?
田中 勝っているんですけどまだ全然自信がないので、まだ実感がないというかこれだけしか戦ってないからだと思っています。まだ自分では分からないです。
–最近の試合でKOを奪っている、後ろ回し蹴りや右の一撃はもっと上に行っても通用する自信はありますか?
田中 自分の技は上に行っても通用する自信はあります。
–それは技の一つ一つの切れ味に自信を持っているんですか?
田中 タイミングだったり反復練習している事が勝手に出れば、普通に倒せると思います。
–練習で言うと先日TARGETで行われた合同練習にも参加されていましたが、あのような練習はいかがでしたか?
田中 楽しかったですね。違う刺激も入れることができて、自分としても良い練習になりました。
–誰との練習が1番刺激になりましたか?
田中 中村寛選手と直樹選手が階級も近く良い練習ができました。
–2人からはアドバイスはもらえましたか?
田中 直樹選手からいくつかアドバイスをもらえて、自分でもしっくりきた感じがあります。
–機会があったらまた合同練習に参加したいですか?
田中 いつでも参加したいです。
–今回対抗戦で対戦する齋藤紘也選手ですが、選手としてはどのように分析されていますか?
田中 倒せる良い選手ですよね。
–ちょうど齋藤選手も7勝1敗と戦績も一緒くらいですよね。
田中 そうですね。
–どんな試合をイメージしていますか?
田中 あっちも倒しにきてくれるので、良い倒し合いができるんじゃないかと思っています。
–ELDORADOでの対抗戦の中では、田中選手の試合が1番最初に行われる可能性が高いと思いますが、先陣を切る気持ちはいかがですか?
田中 RISEにいい風を吹かせたいので、1戦目として絶対に負けられないです。10戦ある中の1番最初になるので、絶対に勝って他の選手に繋げていきたいです。
–最後はどんなフィニッシュが想像できますか?
田中 倒して終わるイメージです。
–それはパンチですか、蹴りですか?
田中 試合になってみてって感じですね。
–会場は東京体育館という大きな会場ですが、大きい会場で試合をするイメージはできていますか?
田中 全然できていないんですけど、自分は見られている自覚があると良い動きができるので、自分的にはあっているのかと思います。
–性格的にはプロ向きなんですね。
田中 見られているっていう実感が湧くと、やってやるって気持ちになります。
–当日1万人規模のお客様が田中選手に注目しても、堂々と楽しんでできるってことですね。
田中 そんな感じです。
–今年の1月31日に20歳になったばかりですが、20歳になっての決意はありますか?
田中 もう20歳かって感じで、20代はもっと突き進んでチャンピオンになりたいです。
–適正は-65kgがベストですか?
田中 今は-65kgがベストですね。
–ランキングの上位の顔ぶれを見てどう思いますか?
田中 ランカーを見ていると白鳥選手が1位なんですけど、今世界に向けているので日本のランカーで言うと全員倒せそうです。正直全然負ける気がしないです。
–話している雰囲気は控えめですけど、言っていることは大胆ですね。
田中 変な自信があります。(笑)
–今回の試合に関しては、ジムの仲間や友達や家族にはどういう風に受け取られていますか?
田中 大一番だなって感じですよね。やるしかないぞみたいな。
–じゃあ皆さんABEMAで応援したり、東京に応援に来てくれたりするわけですね。
田中 そうですね。
–最後に対抗戦を楽しみにしているファン、RISEファンの皆さまにメッセージをお願いします。
田中 最高な舞台で最高な試合をできので、最高な勝ち方で必ずKOして勝ちます。皆さま応援宜しくお願いいたします