志朗が田丸辰を挑戦者に迎えて世界王座初防衛戦を行うことが決定!|RISE ELDORADO 2024カード発表会見

大会情報 2024年1月19日

1月19日(金)東京都内にて、3月17日(日)に東京体育館にて開催されるRISE年間最大ビッグマッチ「ABEMA presents RISE ELDORADO 2024」」の第一弾対戦カード発表会見が行われ、5カードが発表された。

また、今大会ではK-1との5対5の対抗戦を行い、3月20日(祝水)に開催される「K-1 WORLD MAX」と合わせて2大会で10対10の対抗戦を行うことが決定した。

 

▼RISE世界バンタム級(-55kg)タイトルマッチ 3分5R無制限延長R
志朗(王者/BeWELLキックボクシングジム/RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg~那須川天心挑戦者決定トーナメント~優勝)
田丸 辰(挑戦者/TRY HARD GYM/RISE WORLD SERIES 2023 -54kgトーナメント王者、初代RISEフライ級王者、初代RISEスーパーフライ級王者)

現在におけるRISE軽量級最強決定戦が決定した。
志朗は2018年11月からはRISEに参戦し2019年には世界トーナメント準優勝、2020年にはDEAD OR ALIVEトーナメントを優勝の実績をもち那須川天心とは2度拳を交えた経験をもつ。昨年3月にディーゼルレックをハイキックでKOし、RISE世界バンタム級王座を獲得した。7月から開幕した-54kg世界トーナメントでは1回戦のルベン・セオアネに判定勝ちをするも、8月にクマンドーイに敗れ準決勝敗退となった。再起戦となった12月の両国大会では強烈なミドルキックを武器とし「腕折り男」の異名を持つブンロンと対戦し、カウンターの右ストレートで復活のKO勝利を収めた。
対する田丸は卓越したボクシング技術とディフェンス能力を武器に2018年11月に10戦無敗でスーパーフライ級王座を戴冠。2019年5月に政所仁を下し初防衛を果たすも、2020年9月の2度目の防衛戦で大﨑一貴に敗れ王座陥落。2022年から階級を下げ新設されたフライ級王座決定トーナメントに参戦し、決勝戦で数島大陸に判定勝利し二階級制覇に成功。-54kgトーナメント一回戦ではWPMF世界ライトフライ級王者のペッシラーを1RKOで下し、準決勝ではスーパーフライ級タイトルマッチで敗れた大﨑一貴に判定勝ちでリベンジを果たした。決勝戦ではクマンドーイから2Rにダウンを奪い判定勝利でトーナメント優勝を果たした。今回はバンタム級まで階級を上げ志朗の持つRISE世界王座に挑戦する。

 

 

▼フライ級(-51.5kg)3分3R延長1R
松本天志(TARGET SHIBUYA/同級1位、RISE NEW WARRIORSフライ級トーナメント優勝)※HAWK GYMより所属変更
那須川龍心(TEAM TEPPEN/同級4位)

今大会よりTARGET SHIBUYA所属に変更となった松本天志と年末のRIZINでMMAデビューも果たした那須川龍心の対戦が決定した。
松本はJAPAN CUP2021 -55kg準優勝で、2021年8月にRISEでプロデビュー。3戦目で初黒星を喫するが、昨年2月に行われた「RISE NEW WARRIORSフライ級トーナメント」では下馬票を覆し、空龍と塚本望夢の優勝候補2人を下し優勝。7月には弾丸風太も初回KOに沈め6連勝とノリに乗っていたが、10月の数島大陸との第2代フライ級王座決定戦では最後まで攻めるも王座に一歩届かず。上京し気持ち新たに再起戦に挑む。
対する那須川は幼少のころよりキックを学び、数々のアマチュア大会で好成績を収め2022年にプロデビュー。SBの笠原三兄弟の三男・笠原直希を白星デビューを飾り、「THE MATCH 2022」のオープニングファイトに抜擢されたが、大久保琉唯に惜敗を喫した。しかしその後は平山龍馬、吉田亮汰朗、KOUJIROを破り三連勝を飾った。昨年2月の「RISE NEW WARRIORSフライ級トーナメント」の準決勝で塚本望夢に連勝をストップさせられたが、6月の相沢晟戦で再起を果たすと、12月の両国大会で龍太郎を2RTKOで下し試合後のマイクでリングサイドにいたRIZIN・榊原CEOに大晦日参戦をアピールし、MMAでの参戦が決定した。韓国のシン・ジョンミンと対戦し、2Rに大逆転TKO勝ちでMMAデビュー戦を白星で飾った。

 

 

▼バンタム級(-55kg)3分3R延長1R
有井渚海(ARROWS GYM/同級9位)
松下武蔵(GOD SIDE GYM/同級10位)

有井は高校生の時にABEMAの恋愛番組に出演し「イケメン格闘家」として脚光を浴び現在は22歳。2022年より拠点を東京に移し、10月のRISE162ではTEPPENの激闘派・彪司からダウンを奪って勝利を収めるも、12月のSBとの対抗戦で後にSBスーパーバンタム級王者となる山田虎矢太に2RKO負けを喫した。1年ぶりの再起戦となった昨年12月のRISE174では上位ランカーの加藤有吾と対戦するも僅差の判定負けとなったが有井の評価が下がる試合ではなかった。今回1年以上遠のいてる白星を手に入れられるか?
対する松下は幼少期より空手の大会で実績を積み、2021年3月にプロデビュー。ここ数戦はスック・ワンキントーンやKNOCK OUTのリングで活躍していたが、昨年8月より所属ジムを新たにRISEのリングに帰還。その彪司戦では会場を沸かせ判定勝利し大会ベストバウト賞を受賞した。12月の両国大会でK-1との対抗戦に抜擢され第8代Krushバンタム級王者の池田幸司を迎え討つも、判定2−0で惜敗しており2024年初戦を勝利で飾りたい。

 

 

▼バンタム級(-55kg)3分3R延長1R
加藤有吾(日本/RIKIX/同級3位、WMC日本スーパーバンタム級王者)
ジャルンスック・ブーンラナームエタイ(タイ/ブーンラナームエタイジム/True 4U 118P王者)

12月の両国大会で大﨑一貴を苦しめたジャルンスックが再襲来。バンタム級上位ランカーの加藤有吾が迎え討つことが決定した。
加藤はジュニア時代から元ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者・石井宏樹の指導を受け、プロデビュー後は持ち前の強打で頭角を現し2019年12月にWMC日本スーパーバンタム級王座を奪取。2021年1月には岡山で行われた賞金トーナメントで優勝を果たし、2022年8月にRISE初参戦。翔磨、大森隆之介、京谷祐希、鷹介ら強豪を次々と撃破し、昨年8月には一度敗北を喫している大﨑孔稀とタイトル挑戦権を懸け再戦するもリベンジならず。再起戦となった12月の有井渚海戦では接戦を制し判定勝利をあげた。
ジャルンスックは近年ペッティンディー興行を賑わせているブーンラナームエタイジム所属で、54戦44勝の戦績を持ち、True4U 118ポンドのベルトも持っている17歳。RISE初参戦となった昨年12月の両国大会ではRISEスーパーフライ級王者の大﨑一貴と対戦。延長ラウンドにもつれ込む接戦に敗れはしたが、RISEルールへの高い適応力を見せつけ大崎を苦しめた。

 

 

▼スーパーライト級(-65kg) 3分3R延長1R
KENTA(HAYATO GYM/RISEスーパーライト級8位、第4代DEEP☆KICK-63kg王者)
YURA(ダイアタイガージム/RISEミドル級15位、元JAPAN CUPウェルター級王者)

BreakingDownに参戦中のYURAがビッグマッチに登場。RISE常連選手のKENTAと対戦する。
KENTAは一発の破壊力が武器のファイターで、長年RISE中量級で活躍。2022年3月にDEEP☆KICK-63kg王座を戴冠し自身初のベルトを獲得するも、同年10月に小川翔に敗れるも足利也真登、安彦考真、山畑雄摩に勝利し3連勝。昨年8月の大田区大会で麻火佑太郎の技巧派ぶりに苦戦し連勝がストップした。
対するYURAは宮崎県在住の20歳で、小学生の時に空手を始め16歳でプロデビュー。過去にJAPAN CUPウェルター級タイトルなどを獲得、プロ12戦12勝5KOの実績を持つ。『BreakingDown 8』ではプロキックボクサーの外枦保尋斗にもKO勝利し大会ベストKO賞を受賞した。昨年12月にはRISE WESTに初参戦しミドル級ランカーのねぎ魔神と対戦。ダウンの応酬となる大熱戦の末に勝利をあげ、この試合が評価されELDORADO大抜擢となった。

 

大会情報はこちら