ファン待望の一戦 中村寛vs与座優貴、鈴木真彦vs金子晃大のリマッチなどvsK-1対抗戦が5試合決定!
大会情報 2024年2月2日
2月2日(金)東京都内にて、3月17日(日)に東京体育館にて開催されるRISE年間最大ビッグマッチ「ABEMA presents RISE ELDORADO 2024」」の発表会見が行われ、K-1との対抗戦となる5カードが発表された。
▼RISE×K-1対抗戦 ライト級(-63kg) 3分3R延長1R
中村 寛(BK GYM/第8代RISEライト級王者、第6代DEEP☆KICK-60kg王者)
与座優貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/第6代K-1 WORLD GPライト級王者)
ファン待望のマッチメイクが電撃決定した。
中村は野性味溢れるファイトスタイルで“人獣”と評され、日本拳法仕込みの強烈なパンチを武器に15勝のうち12KOと高いKO率を誇り、2022年6月の「THE MATCH 2022」ではレオナ・ペタスから勝利を収めた。同年10月のチャンヒョン・リー戦では2RにTKO負けを喫したものの、12月の再起戦では伊藤澄哉を2RでKO。昨年4月には直樹と5Rの大激闘を制して悲願のRISE王座を奪取。王座獲得後初の試合となった昨年8月の大田区大会では肩の脱臼によりノーコンテストとなるも、12月の両国大会では身長差が20cmもあるモロッコのアフマド・アコーダッドを強烈な左フックでマットに沈め完全復活を果たしている。
対する与座は6歳から空手を始め、19歳の若さで極真会館2017年第6回世界ウエイト制軽量級で優勝し最年少優勝記録を打ち立てた。2019年3月にプロデビュー後は、橋本道場所属として活躍。2021年6月にK-1 GYM SAGAMI-ONO KREST所属となり、K-1 GROUPデビューとなった同年12月のKrush後楽園大会では蓮實光を鮮やかな左ハイキックでマットに沈めると、2022年2月のK-1東京体育館大会でK-1初参戦。前K-1ライト級王者・朝久泰央を延長判定で下す金星を挙げる。8月の九州大会で篠原悠人にKO勝利すると、12月の大阪大会では元ムエタイ王者のペットサムイからハイキックでダウンを奪って判定勝利。昨年3月の「K’FESTA.6」では朝久の持つベルトに挑む形でのリマッチに勝利し、第6代K-1ライト級王座に就いた。6月の横浜武道館大会でアーロン・クラークを持ち前の多彩な蹴りで圧倒し、7月の両国大会では元ムエタイ三冠王エークモンコンを三日月蹴り一発で秒殺KOしている。
▼RISE×K-1対抗戦 バンタム級(-55kg) 3分3R延長1R
鈴木真彦(フリー/第5代RISEバンタム級王者)
金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/第3代K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者)
昨年12月に6年間保持していたRISEバンタム級王座を大﨑孔稀に奪われた鈴木真彦が再起戦でK-1との対抗戦に登場する。
鈴木は軽量級離れしたパンチ力を武器に数々の王座を獲得後、2018年からはRISEを主戦場に戦いRISEバンタム級王座を獲得。2020年1月の初防衛戦では良星、2022年1月に拳剛をKOで下し2度目の防衛を果たしている。2022年6月の「THE MATCH 2022」ではK-1スーパー・バンタム級王者 金子晃大から勝利を収め、8月には植山征紀に判定勝ちと5連勝を飾ったが、12月に志朗との再戦に敗れて連勝がストップ。昨年3月にはK-1のリングに乗り込むも玖村将史にダウンを奪われて敗れた。8月にイマッド・サヒをKOして再起を飾るも12月に行われた3度目の防衛戦で挑戦者大崎に敗れ王座を失った。
対する金子はK-1アマチュア全日本大会で優勝を果たし、2016年9月にKrushでプロデビュー。2018年6月に軍司泰斗を延長戦の末に下し無敗のままKrush王座を獲得。2020年3月に玖村将史に初黒星をつけられたが、2022年2月にK-1スーパー・バンタム級王座決定トーナメント一回戦で黒田勇斗、準決勝で璃明武を下し、決勝で玖村将史にリベンジを果たし悲願のK-1王座を戴冠。前述の「THE MATCH 2022」で鈴木真彦に敗北を喫したがその後は昨年3月にコンペット・シットサラワットスアを下して初防衛に成功、9月に玖村将史との3度目の対戦で、延長判定勝ちを収め、王座防衛に成功し現在6連勝中。念願の鈴木との再戦に挑む。
▼RISE×K-1対抗戦 スーパーフライ級(-53kg) 3分3R延長1R
花岡 竜(橋本道場/RISEスーパーフライ級5位、NO KICK NO LIFEバンタム級賞金トーナメント優勝)
池田幸司(ReBORN経堂/第8代Krushバンタム級王者、K-1 WORLD GP初代バンタム級王座決定トーナメント第三位)
花岡はアマチュアで28冠王を達成し“平成最後の怪物”という触れ込みで中学卒業後にプロデビュー。2020年8月にINNOVATIONフライ級王座、2021年9月にはKNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級王座を獲得した。2022年6月からRISEに参戦し、滉大、政所仁とトップランカーを撃破。10月の大田区大会で翼に敗北を喫したが、その後はサンチャイ、山田航暉、HIROYUKI、ニコラス・リヴァースを撃破。大﨑一貴への挑戦権を懸けて昨年11月に行われたRISE NEW WARRIORSスーパーフライ級トーナメントでは政所仁と再戦。1RKO負けを喫し、今大会で再起を狙う。
対する池田は2019年10月にプロデビューを果たすと、2021年5月のK-1バンタム級日本最強決定トーナメント・一回戦で黒田斗真と対戦。実力派対決として注目された一戦だったが、黒田の飛びヒザ蹴りでKO負けを喫した。その後はKrushで勝利を重ね、2022年3月に壬生狼一輝を下してKrushバンタム級王座を戴冠。7月には野田蒼をKOして初防衛に成功し、昨年2月には松谷桐を左フックでKOし2度目の王座防衛に成功。9月のK-1横浜アリーナ大会では第2代KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者・心直を2RKOでマットに沈めた。12月にはRISEに参戦しバンタム級ランカーの松下武蔵との接戦を制し判定勝ち。K-1代表として再びRISEのリングに上がる。
▼RISE×K-1対抗戦 ライト級(-63kg) 3分3R延長1R
陽勇(TEAM3K/RISEライト級11位、Stand up King of Rookie 2022 -65kg級優勝)
龍華(ザウルスプロモーション/Money in the KHAOS ROYALライト級トーナメント優勝)
陽勇[ひゅう]はJFKO全日本フルコンタクト空手道選手権大会の軽中量級優勝をはじめ数々のフルコンタクト空手大会優勝の実績を誇り、空手で培った多彩な蹴り技を武器に5戦5勝無敗のRISE期待の新鋭。2022年12月には野口紘志を判定で下しStand up King of Rookie 2022 -65kg級優勝。昨年2月にはフライ級王者・数島大陸と同門の吉岡龍輝、8月にはS-BATTLE王者の奥山雅仁から判定勝利を収めている。前戦となった12月の後楽園大会ではキャリアで勝る基山幹太から3Rにダウンを奪い勝利を収めた。
対する龍華は幼少期から空手を学び数々の実績を残すと、高校入学後にキックボクシングの道へ進み、2019年・2020年とK-1甲子園を連覇という快挙を成し遂げている。プロのリングでも2018年11月のデビュー戦を落として以降は、Money in the KHAOS ROYALライト級トーナメント優勝を含めて連勝街道を突き進む。2021年9月の蓮實光戦まで8連勝をマークしたが、2022年2月のK-1東京体育館大会で里見柚己に延長判定で敗れデビュー戦以来の黒星を喫した。昨年7月のK-1両国大会で約1年5カ月ぶりの復帰戦で第6代Krushスーパー・ライト級王者の篠原悠人と対戦し3Rにダウンを奪われ判定負けを喫したが、11月の「Krush.155」では元J-NETWORK&S-BATTLE王者の岩﨑悠斗に2RKO勝利を飾った。
▼RISE×K-1対抗戦 スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R
田中佑樹(HAWK GYM/RISEライト級10位、Stand up King of Rookie 2021 -63kg級優勝)
齋藤紘也(WSRフェアテックス三ノ輪)
田中は金沢の名門HAWK GYM所属でRISE中量級の次世代を担うファイター。Stand up King of Rookie 2021 -63kg級優勝の経歴を持つ20歳。新空手でアマキャリアを積み2021年6月に『Stand up』でプロデビュー。森下祐樹や基山幹太といった強豪も撃破し、RISEとシュートボクシングで5連勝。昨年6月に不戦敗で初黒星が付いたが、前戦の11月大会では第4代DEEP☆KICK−65kg王者の石田迅をバックスピンキック一閃の秒殺KO勝利で絶大なインパクトを残した。
対する齋藤は数々の強者を生み出したWSRフェアテックス所属で、2020年9月にプロデビューを果たしKrushを主戦場として活躍中の23歳。185cmの長身を武器に7勝のうち4KOとKO率の高い選手。2022年6月に塚本拓真戦で初黒星を喫したが、昨年6月に安保璃紅に判定勝利、8月に坂本優輝を1RKO、12月に佐野天馬からダウンを奪い判定勝利と現在3連勝中。満を辞してRISEvsK-1の対抗戦に登場だ。