"人獣"中村寛インタビュー『俺より生物的な強さを持っている人間はいないと思うのでそこで勝負します』

インタビュー 2024年3月7日

3月17日(日)に開催される「ABEMA presents RISE ELDORADO 2024」にて、K-1WORLD GPライト級王者・与座優貴選手と対戦するRISEライト級王者・”人獣”中村寛選手のインタビューをお届けします。

 

 

–最近はTEAM3Kに出稽古に行くことが多いんですか?

中村 時々行っています。

 

–東京のTARGETで合同練習をやった後に陽勇選手とは色々話すようになったという話を聞きました。

中村 合同練習をする機会がありまして、陽勇選手とは同じ大会に出るので一緒に頑張ろうという事で無言で高め合っています。(笑)

 

–無言ですか?

中村 はい。一緒に練習をさせてもらって僕も良い勉強になっているので、すごい良い選手です。

 

–同じライト級という点でも練習相手として良い感じですか?

中村 そうですね。

 

–試合まで約2週間になりましたが調子はどうですか?

中村 2週間は長いですよね。早く試合がしたいです。ここから2週間は自分との戦いになるので、とにかくちょっとでも上を目指してちょっとでも進化した姿を見せられるように、自分でケアと練習をしてっていう繰り返しで研ぎ澄ましていきます。

 

–中村選手にとって試合前の2週間というのは、自分を研ぎ澄ます重要な時間という事ですね。

中村 いつもだったら対戦相手も意識するし、自分を研ぎ澄ます時間ていうのももちろんですが、今回は本当に自分との戦い且つ自分をどれだけ超えられるかというのをいつも以上にやっています。自分にフォーカスを当てて自分が最強だと思っているので、その自分を1ミリでも超えるように練習しています。

 

–減量も大変だと思いますが、そういった面でも自分との戦いになりますか?

中村 減量は2,3年前はどこに行っても「大変なんです」っていう感じだったんですけど、今は節制をして減量もほぼなくて、体に良いものだけ摂って、ちょうど会見くらいの時からほとんど体重も変わらずにずっと節制できている状態です。体に必要なものと練習に集中できるものを食べて、毎回の練習をパフォーマンス上げながらできています。

 

–試合に必要なもの以外は全く摂っていないという事ですね。

中村 はい。って言いたいところですけど週1で思い切りピザとか食ってますよ。(笑)メンタルリフレッシュにもなりますし、週1回は焼肉、寿司、ピザ、ハンバーガーとかも食べて好きにやってます。

 

–それだけ食べて体重が一気に増加する事はありませんか?

中村 死ぬほど練習しているのでしないです。去年の12月16日の試合が終わって、2日後に大阪に帰って翌週の月曜日から普通にスパーリングしてがっつり練習しているし、1月に入ってもタイに遠征に行っても毎朝練習しまくっているので、ずっと追い込めている状態です。12月の試合が凄かったって言ってもらえるんですけど、比べ物にならないくらい強くなっているので、残念ながら対戦相手は何を見ても参考にならないと思いますし、次元が違う姿を見せれる自信があります。

 

 

–今回の対抗戦もあっという間に終わると自分の中でイメージしていますか?

中村 相手の打たれ強さ次第ですかね。今は追い込み期間中なので、相手は僕のパンチや蹴りを1発当たっても3発当たってもびくともしないと思っています。だからそれを10発打ってパワーやスピードが落ちないように、15発打っても倒れなかったらそれでも落ちないように、1発でも多くっていう練習をずっとやり続けているので、目に見えて変わっています。

 

–相手の与座選手はローキックやカーフキックが強いと言われていますが、その辺りは問題ないですか?

中村 日拳って言われているけど、僕も空手出身なのでボディも足も効かないですね。でも相手をすごい強いと想定して、追い込みまでは油断せずやりきろうと思っているんですけど、巧さやタイミングは上手ですね。僕も毎週何試合もするというのを小さい頃からやり続けてきたので、全部の軌道が見えちゃいます。あとはぶっつけ本番で楽しもうって感じです。

 

–もう既に与座選手の動きの軌道が見えているんですね。

中村 見えないこともしてくると思いますよ。相手もチャンピオンを獲っている人なので、何かしらの工夫はしてくると思いますけど、小手先のテクニックでは次元が生物的に全然違うので俺を倒せないです。それは当日わかることです。

 

–今回も生物学的な強さを見せつけて勝つということになりそうですね。

中村 俺の魅力そこしかないでしょ。(笑)テクニック的な事とか巧さとかそういうのは俺より強いやつはいっぱいいると思うんですよ。ただ俺より生物的な強さを持っている人間はいないと思うので、僕はそこで勝負します。本物の強さなのか本当の巧さなのか、どっちが勝つかっていうのは当日楽しみに見といてもらったらわかりますね。まあ相手にはならないですけどね。

 

–与座選手はプロではKO負けとダウンも無いのですが、そういう相手と戦うというのは相手の耐久力とか含めて倒し切るイメージはありますか?

中村 12月に戦った選手もダウンとKO負けがないから強いよって言われてたのがあの結果ですよ。(笑)しかも海外で選手層も厚いところでやっている選手なので、過去がどうとか関係ないです。マジで参考にもならないし何も関係ないです。僕と戦ったら倒れるっていうだけなので、今まで僕と戦ってなかったからKO負けが無いってだけじゃないですか。

 

–相手がK-1チャンピオンっていう部分は会見では意識していないと仰っていましたけど、対戦相手として見た時にキャラクター的な部分やK-1での戦い方を改めてどう思いますか?

中村 改めても何も映像を全然見ないのでわからないです。あ、K-1のチャンピオンなんだ、おめでとうって感じです。俺の試合に頑張ってSNS使ってバズらしてたどり着いたことはおめでとうだけど、それだったら最後まで頑張っていっぱい盛り上げた方が知名度上がるのになって。当日までしか上がらないのに、せっかくエンタメでやるのなら最後まで頑張ったら良いのにと思います。

 

–実際にマッチメイクのオファーが来た時にどう思いましたか?

中村 やりたくなかったです。これは自分のファンクラブやSNSでも言ったことがあるか覚えていないけど、RISEでベルトを獲ってそのRISEのベルトの価値を上げていくのもそうだし、次は世界に向けてって言ってたんですよ。だから全然関係のない対抗戦とか日本でやってたらその先が見えないし、世界に最短ルートで行きたかったので回り道だと思っていました。それで12月のRISE WORLD SERIESでvs.GLORYも世界に向けて行きたくて参加させてもらいました。そんなに下を向いている暇がないというか、ベルトを獲って守りに入るとか日本での知名度を上げることにフォーカスを合わせていないので、さらに実力が上の選手をどんどん倒していきたいっていう意味があって、寄り道をしている暇がないからやりたいと思わないですっていう話をしました。でも、SNSでやりたいと言われている間、会見の数日前まで本当に1回も正式にオファーがなかったので、オファーがない以上返しようが何もないですよね。

 

–世界と戦っていきたいという中で、国内ではファンから見て強いと言われている与座選手なわけですが、それでも対世界に行った方が強い選手がいるし、こんなところで躓いていられないということですか?

中村 K-1で強いって言われていても興味持ちますか?みんなは持つかもしれないけど僕は持たないです。僕はK-1に対して強いっていう意識はないので興味がなかったです。でもK-1の一団体の世界チャンピオンって言われいている人を倒したら、世界に向けて近道になるっていう話をRISEとも打ち合わせをした上で、自分の先が見えるっていうところもあってやりましょうという話をしました。 

 

–この1戦が団体対抗戦になりましたが、この1戦を落とせないっていう気持ちが強いのか、それともK-1よりRISEが強いっていうことを証明したいのか、その意味ではどんな感じですか?

中村 落とせないとかじゃなくて落とさないです。安心して見ててください。相手は当日まで自信持って作り上げてきてもらったら良いんですけど、当日は思い切りへし折ってやります。団体対抗戦という部分に関しては、RISEのチャンピオンという自覚を持っているので、勝ってRISEの価値を上げていきたいという思いがあります。でも今回の対抗戦に関しては団体戦という意識は少ししているけど、根本的には僕は僕の試合をして、RISE側が中村寛に懸けて良かったなと思うような試合になるので、それは結果を見てください。

 

–いつもより燃えている感じがしますね。

中村 めちゃめちゃ強くなっているのを気持ち悪いくらい実感するんですよ。100kg近くある人たちとスパーリングをして、階級が上の人と戦ってみるとどうなのかとかを試して、世界に向けて必要だと思ったから今回の対戦相手とか関係なく自分自身と戦い続けてきました。自分の実力を一つずつ確認して自分に足りないものを身に付けてきたので、何一つ負ける要素がないです。倒しちゃうのでKO以外ないです。噛みついてきたけど残念ながら相手が悪かったですね。

 

–最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。

中村 皆さんお久しぶりです。あと2週間、俺が1番楽しみでワクワクしているんですけど、比べ物にならないくらい強くなった姿を見せれるので楽しみにしていてください。油断せず自分と戦って自分に勝ち切ります。当日は対戦相手の全てをへし折るので楽しみにしていてください。

 

インタビューの模様はオフィシャルYouTubeチャンネルで配信中

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