花岡竜インタビュー『池田幸司って言う選手と真っ向からぶつかりたい』
インタビュー 2024年3月13日
3月17日(日)に開催される「ABEMA presents RISE ELDORADO 2024」にて、K-1vs.RISE対抗戦にて池田幸司選手と対戦する花岡竜のインタビューをお届けします。
–昨年11月に20歳になったという事ですが、前から試合に出ているのであまり20歳というイメージがないですね。
花岡 やっと20歳って感じでしたね。
–気分的に違いますか?
花岡 全然何も変わらないです。
–この4月からは国士舘大学の何年生になるんですか?
花岡 次で3年生になります。
–じゃあ4年生になるのもあっという間じゃないですか。
花岡 2年経つのもあっという間だったし、次3年生であと2年間しかないのであっという間ですね。
–初志貫徹で消防士になるという夢はいまだに持ち続けているんですよね?
花岡 それはもちろんです。
–実習や勉強もちゃんとやっていますか?
花岡 2年までは基礎をやっていて、3年生から難しくなるみたいです。ここから実習も忙しくなります。
–今の大学ってそういう専門的なことを勉強するならサボれないですね。
花岡 どの授業もサボれるものがないので、毎日学校に行くし朝から夜まで授業が入っているので大変です。
–昼間は勉強して夕方から練習ですか?
花岡 基本は学校に行って練習に行っての繰り返しです。
–余暇の時間がないですね。
花岡 でも小中高ってずっとそんな感じだったので、そういうものだと思ってます。(笑)
–今回RISE ELDORADOに参戦するのは初めてですよね。
花岡 ELDORADOは初になりますね。
–会場が東京体育館になりますが、何か思い出はありますか?
花岡 思い出はないですけどアニメでバレーボールが題材のハイキューを見ていて、春高が東京体育館なのでそれで行くのは楽しみです。
–今年になってから同門の安本選手や風間選手が連勝しているじゃないですか。良い感じでバトンを渡された感じはしますか?
花岡 一緒に練習している仲間たちが他にもいるのですがその辺も勝ってたりするので、風間さんの次の試合も発表されていたし繋げていかないといけないですね。
–そういった部分でもプレッシャーはありますか?
花岡 プレッシャーはないですけど負けたくないですね。
–橋本道場に同じELDORADOに参戦するシュートボクシングの山田虎矢太選手が出稽古に来たと聞きました。
花岡 虎矢太君は今回の試合に向けて一緒に練習させてもらっていて、もう5、6回くらいは行ったり来たりで練習しています。
–階級は1つ上ですがどうですか?
花岡 練習相手としてめちゃめちゃ良い練習になります。身長はそんなにないけどパワーが凄いのでそういう面で良い練習になります。
–何回も練習をしていたら山田ツインズの見分けはつくようになりましたか?
花岡 もう全然違うんですよ。最近はいつの間にか同じ顔には見えなくなってきました。
–すぐ分かりますか?
花岡 すぐ分かります。
–初めてK-1との対抗戦に抜擢されましたが、対抗戦の話が来た時はどうでしたか?
花岡 すぐやりたいって言ったのと、あとは自分でいいのかなと不安もありました。
–その不安はすぐ消し去ることはできましたか?
花岡 未だに自分で良かったのかなと思ったりするんですけど、選ばれたからには勝たないといけないので、そこはもう割り切っています。
–対戦相手の池田幸司選手の印象はどうですか?
花岡 強いというか自分が好きじゃないタイプの選手です。
–好きじゃない?
花岡 間合いとか距離感が苦手な感じがします。
–試合前にそんなことを言って大丈夫ですか?
花岡 苦手なだけなので、それぐらいなら克服はできるので大丈夫です。強いて言うなら苦手かなって感じです。
–SNSではその池田選手に対して、リーチは長いけど当てさせないと宣言していましたが、その気持ちは変わっていないですか?
花岡 変わっていないです。相手は倒しにくるだろうし、タイミングがあれば倒していきたいし、池田幸司って言う選手と真っ向からぶつかりたいと思っているので、当てさせないけど自分は当てたいです。
–リーチの長さのハンディキャップも関係ないですか?
花岡 安本先輩が池田選手とほぼ同じ大きさなので、対策してもらっているので大丈夫です。
–今回花岡選手にとっては昨年11月の政所戦以来4か月ぶりの再起戦になりますけど、この4か月は自分の成長具合はどのくらいになりますか?
花岡 1番成長したのはメンタル面ですね。11月の試合は結構自分も期待されていたし、応援してくれている人も多くて自分の中で試合する以上に他の事で気負っちゃっていました。そういうのを乗り越えられなかったですけど、経験として4か月色々考えて今は試合に向けて良いメンタルに持っていけているので、その部分は成長できました。
–近い将来、政所選手にリベンジすると言う気持ちは持ち続けますよね。
花岡 1勝1敗でまだ決着がついていないので、絶対にもう1回ぶっ倒します。
–ボクシング的に言うとラバーマッチになりますね。
花岡 政所選手がタイトルマッチで勝って、僕がタイトルを取りにいければ面白いドラマになると思います。
–1年越しになりそうですが、ドラマとしては面白い見どころがありますね。
花岡 負けて良かったとは思っていないけど、新しい面白みが生まれたのは良かったかなとポジティブに思っています。
–この間、再起戦を飾った長谷川海翔選手も花岡選手の名前を出していましたね。
花岡 タイトルマッチをやるにはやらないといけない相手だし、やりたいとも思っています。僕はサンチャイ選手を倒しきれなかったので、そこを倒し切るのも凄いと思ったし強いっていうその一言に限られますね。
–花岡選手は運動神経が良さそうに見えますが、実は球技がダメなんですよね?
花岡 球技はダメだし足も遅いので僕は本当に運動が何もできなくて、キックをなんでできているのかが分からないです。
–大学の体育の授業はどうですか?
花岡 体操の授業が1年生の時にあったのですが、体を使うのはギリできるんですけど、自分の体以外を使うのが本当にできないです。
–そういう花岡選手の姿を同級生が見てどんな視線を送っているんですか?
花岡 結構びっくりされるしプライベートと試合の時ではギャップがあるので、本当に試合をしていた人だっけって言われることはあります。
–それでもリングに上がってグローブを付けていたら別人になるわけですね。
花岡 別人てよく言われます。(笑)
–最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。
花岡 今回再起戦で前回は倒されているので見ている人は不安かもしれないですけど、この4か月は池田幸司を倒すために必死に練習してきたので期待して見ていただきたいです。応援よろしくお願いします。