中村拓己さん見所コラム②
その他 2024年3月15日
3.17は強者たちによる最強の祭典、これだけ多彩な“強者×強者=最強”が集結するのは「ELDORADO」だけだ!
「RISE ELDORADO」は2021年からスタートし、毎年春に開催されるRISE年間最大のビッグマッチで4年目を迎える。
今年の「RISE ELDRADO 2024」のキャッチコピーは“強者×強者=最強”。RISE伊藤隆代表が「常に色んな団体の強い選手が出てきて、海外からも強い選手を呼ぶ。その選手たちが鎬を削るのがRISE」と語るように「RISEとは何か?」を端的に表現した言葉であり、今大会は様々な角度で“強者×強者=最強”を揃えたラインナップになっていると言えるだろう。
王者・志朗vs挑戦者・田丸辰のRISE世界バンタム級タイトルマッチは、今のRISEにおける最高峰、直球ど真ん中の一戦だ。志朗は昨年の「ELDRADO 2023」でメインイベンターを務め、RISEの世界王者に君臨。対する田丸もRISE WORLD SERIES 2023 -54kgトーナメントを制し、2023年のMVPにも選出された。まさにRISE軽量級が誇る2人の強者が、RISEの世界タイトルという最強の座を争う戦いがメインベントに組まれた。
チャド・コリンズvsミゲール・トリンダーデと白鳥大珠vsイ・ソンヒョンは12月に予定されているRISE×GLORYの65kg級ワンデートーナメントに向けたマッチアップで、大﨑一貴vsジラリー・キャルービーは大﨑が保持するISKAオリエンタルルール世界フライ級王座をかけた一戦だ。RISEのタイトル争いとは別軸のRISEの世界展開が実現させた強者たちの戦いと言えるだろう。
他のワンマッチに目を移せば、松本天志と那須川龍心によるフライ級トップランカー対決をはじめ、松下武蔵vs伊東龍也、KENTAvsYURA、山科直史vs横山典雄と熾烈なサバイバルマッチが続く。
さらにシュートボクシング王者の山田虎矢太と“最強ムエタイ軍団”ペッディンディーアカデミーのジャルンスックが再登場。RISEのトップランカー=大森隆之介と加藤有吾が迎え撃つことになり、RISEの頂点を目指す強者たちによる潰し合いが並ぶ。
そして「THE MATCH 2022」から続くRISE×K-1の対抗戦も決まった。通算3度目となる対抗戦は今大会と3月20日「K-1 WORLD MAX 2024」の2大会にまたがり、全10試合という過去最大規模で行われる。
RISEでは中村寛vs与座優貴の現役王者対決を大将戦に据え、鈴木真彦vs金子晃大の「THE MATCH 2022」以来の再戦、花岡竜vs2度目のRISE参戦となるKrush王者・池田幸司、そして陽勇vs龍華&田中佑樹vs齋藤紘也というトップ選手以外のキャリアが浅いファイター同士のカードも組まれた。RISE・K-1両団体の強者たちによる対抗戦という括りのなかでも、今までになかった形のマッチアップになっている。
「ELDRADO」はRISE年間最大のビッグマッチであるとともに、RISEの1年を締めくくる総決算だ。そしてここで勝利を掴んだ強者が次の主役となり、この大会で出た結果が新たな最強を目指すストーリーの幕開けとなる。
団体最高峰のベルトを巡る王道のタイトル戦、それと並行して進む世界戦略、他団体との対抗戦、タイトル戦線を占うサバイバルマッチ。これだけの戦いが同じ日に集結するのは「ELDORADO」だけだ。さあ、強者たちによる最強の祭典の始まりだ!